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2013年3月

2013年3月29日 (金)

京王線・野川鉄橋の桜(Night & Day)

Dscn2000
Nikon COOLPIX P310 (35mm相当)
1/5秒 F2.5 (ISO800)
京王線 柴崎-国領間
2013年3月27日

Dsc0624
RMC Tokina 17mm F3.5 SL17
1/640秒 F3.5 (ISO100)

Dsc0631
SIGMA AF 24mm F2.8 Super Wide II
1/1000秒 F4.0 (ISO100)

Dsc0651
Nikon Ai Nikkor 35mm F2S
1/1000秒 F4.0 (ISO100)

Dsc0662
SIGMA AF 24mm F2.8 Super Wide II
1/1250秒 F2.8 (ISO100)

※2枚目以降すべて、
Nikon D7000
京王線 柴崎-国領間
2013年3月28日

野川沿いに散歩してたら、
京王線の線路際に桜があるのに気づいて、
持ってたP310とアンテナ三脚で撮った夜桜が、1枚目。

その時点では「来年は、昼間に来よう」と思ったんですが。

翌日、車屋に行く用事があったのが意外と早く済んで、
また、予報だと曇りか雨か、だったものが、太陽が出てきて。

じゃあ早速、と思ってD7000担いで撮りに行ったのが、2枚目以降。

「桜と鉄道」を撮り始めて、もう20年程ですが、
毎年、撮れば撮るほど「難しいなぁ」と感じます。

鉄道(車両)とのバランスが悩むところです。
今回も、「この枝が無ければいいのに」と思うところもありましたが、
そこで「ポッキリ」やると、どこぞの桜と同じ事になってしまいます(苦笑)
「あるがまま、なすがまま」が基本ですから。

やはり桜は、太陽の光が当たってこそ「桜色」に輝くんだなぁ、と感じました。
また、どうも、少し西日になってから、逆光ぎみに見る方が、
より輝いて撮れるのかもなぁ、とも。

満開で100%咲いている時より、
少し散り始めて、80~90%くらいにボリュームダウンした方が、
花弁(花びら)が散って、根元の「がく」(これが結構赤い色をしている)
のおかげで、樹全体で見たときに、より「桜色」に見えるんだな、って事も。

今年の桜からは、いろいろ学ぶ事が出来て、
今まで「難しい、うまく撮れない」と思ってたところに、
少し光明が差してきたような気がします。

早くも、東京の桜は散り始めました。
来年以降も、また、「桜と鉄道」を撮り続けていこうと思います。

※毎年春のみ公開している「桜と鉄道」のコーナーを開館しております。

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2013年3月28日 (木)

南武線・二ヶ領用水(宿河原)の桜、2013

Img7639
SMC PENTAX-FA 28-80mm F3.5-4.7 (28mm)
1/125秒 F8.0 (ISO200)

Img7661
SIGMA 12-24mm F4.5-5.6 EX DG ASPHERICAL (12mm)
1/125秒 F8.0 (ISO200)

Img7648
SMC PENTAX-FA 28-80mm F3.5-4.7 (50mm)
1/100秒 F8.0 (ISO200)

Img7665
SIGMA 12-24mm F4.5-5.6 EX DG ASPHERICAL (12mm)
1/125秒 F8.0 (ISO200)

Img7616
SMC PENTAX-FA 28-80mm F3.5-4.7 (28mm)
1/125秒 F5.6 (ISO100)

※特記以外すべて、
PENTAX K-7
JR南武線 登戸-宿河原間
2013年3月26日

3年前には三分咲きの桜を、2年前には夜桜を撮った、宿河原・二ヶ領用水の桜。

2013年の東京の桜は、随分早くに開花し、あっと言う間に満開に。
慌てて撮影に行こうとしたら、週間予報によると今週はずっと曇りないし雨。

今年も結局、「白い空に、白い花」の組み合わせでの撮影となってしまいました。

「澄んだ青空の下」な写真は、来年以降に更に持ち越しとなります。

※毎年春のみ公開している「桜と鉄道」のコーナーを開館しております。

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2013年3月23日 (土)

仙川の桜と、小田急

Dsc0547
Nikon D7000
Ai Zoom Nikkor 100-300mm F5.6 (200mm)
1/320秒 F11 (ISO400)
小田急 成城学園前-祖師ヶ谷大蔵間
2013年3月23日

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2013年3月22日 (金)

小田急下北沢駅、地上ホーム最終日(Mamiya RB67 x FP-400B)

130322_08

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Mamiya RB67 Professional S
Mamiya Sekor C 50mm F4.5 (1,2枚目)
Mamiya Sekor C 127mm F3.8 (4-6枚目)
Fujifilm FP-400B
小田急 下北沢駅
2013年3月22日

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2013年3月21日 (木)

小田急下北沢近辺、地上線展望ビデオ

「いつになったら地下化されるのやら」と思っていた小田急下北沢近辺、
気がつけば、もう明後日には地下線へと切替が行われます。

このブログでも、初期の頃から下北の写真を撮ってきましたが、
最近もちょこちょこと撮り歩いておりました。
またボチボチとアップしていこうと思います。

今回は、先日3月8日に、小田急に乗った際、
ついでに最前頭部から撮影した「展望ビデオ」です。
似た動画はYou Tubeにいっぱいアップされてそうですが、
折角撮ったので、ついでに、という事で。

各駅停車にて、梅ヶ丘から代々木上原まで、6分30秒の動画となっています。
撮影は、Nikon COOLPIX P310です。

※過去に、下北沢近辺を撮影した写真をアップしたエントリはこちら。

小田急下北沢を白黒・広角で
The Last of Kodachrome at SHIMO-KITA
ネジマウント大会in下北
下北沢駅、点描

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2013年3月14日 (木)

浅草、地下商店街

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PENTAX MX
COSINA 20mm F3.8
Kodak 400TX(※倍増感)
2012年1月8日
※デュープ機材
Nikon D7000
Super-Multi-Coated Macro Takumar 50mm F4
(「muk camera service」製マウントアダプタ使用)

※1年以上前に撮影していた写真ですが、
そもそもアップしていた「Photohito」を退会してしまったので、
こちらにアップし直したものです。

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2013年3月11日 (月)

2013年版・デジイチでフィルムをデュープ【(3)白黒ネガから取り込む篇】

2013年版・デジイチでフィルムをデュープ【(1)準備と撮影篇】
2013年版・デジイチでフィルムをデュープ【(2)ポジから取り込む篇】

最近は、フィルムからの「データ取り込み」の方法として、
フィルムスキャナではなく、デジタル一眼を用いた「デュープ」(複写)をする事が多く、
我流のやり方をまとめておこう、という事で既に2回書きましたが、
今回は、「白黒ネガ」からの取り込みについて書きたいと思います。

既に書いた2回分を踏まえての話しになりますので、
まずはいきなり、実際のネガをデュープ(複写)した画像から。

※1月に徳島に帰省した時、駅前~新町を歩いた時のネガから、
以前のエントリではアップしなかった画像を使いたいと思います。

130121_04_1
※デュープ機材
SONY NEX-5
Canon New FD50mm F3.5 Macro
1/200秒 F5.6 (ISO200)

白黒なので、デュープしたままでは当然「ネガ」(白黒反転)してます。

これを、角度調整(この画像だと「反時計回りに0.3度」程度でした)し、
レベルを表示したものがこちら。

130121_04_2

ポジの時も書きましたが、デュープを撮る段階で、
ハイライトが飛んだり、シャドーが潰れたりすると、
後からレタッチする事が不可能になります。
なるべく、レベルの「山」が、真ん中の方にあって、
かつ、裾野が端から離れている方が良いです。
「飛ばす」「潰す」は、後からでも出来ますので。

次に、これを「階調反転(Photoshop Elements 10だと、Ctrl+I)」、
「カラーの削除(同じく、Ctrl+Shift+U)」をすると、こうなります。

130121_04_3

階調反転(白黒反転)しているので、当然ながら、
レベルの山の形も「左右反転」しています。

これが、ネガのおもしろいところだな、と思います。

少々脱線しますが、ネガだと「少々露出オーバーの方が、
プリントが綺麗に仕上がる」と感じる事があります。

ポジやデジカメの場合、露出がオーバーになると、
ハイライト(白い部分)が「飛んで」、真っ白になってしまいます。

一方、ネガの場合、それが「反転」してフィルム上に記録されるので、
ネガ上では、ハイライト部分は「黒く」写る事になります。

フィルム自体は透明(色はついていても、透けている事に変わりはない)
なものですが、ハイライト部分は黒く「記録される」事になるので、
少々オーバーだとしても、意外と情報が記録されていて、
後からプリントやスキャン、デュープ時に「復元」する事が出来ます。

ネガで撮影する時、「この状況での露出はどうなるだろう」
と悩んだ時、「少々オーバーで撮っておけば何とかなるだろう」
と判段する事がしばしばあります。
そういうネガは、光に透かしてみると「黒っぽく」見えるわけですが、
その方が、ネガとしては「良質」だろうと感じる事が多いです。

さて、先ほどの画像を最終的に作り込みますが、
白黒だと「色」を見る必要はないので、
単純に「シャドーを潰していいか、どこまで潰すか」
「ハイライトを飛ばしていいか、どこまで飛ばすか」
という2点に絞ってレベルを補正すれば、ほぼ完成となります。

先ほどの写真だと、まずハイライトで気にすべきところは、
「空」(薄曇りの感じを残したいので、飛ばさないように気をつける)、
「建物の壁」(薄汚れた感じが消えないよう、飛ばさないように気をつける)、
という2点。シャドーの方は、
「アーケードは、やや潰れる位で良いだろう」
という1点、に気をつけてレベルの山を動かしてみます。

で、こんな感じ。

130121_04_4

今回は、シャドーを全く潰さず(山の左端に矢印を合わせ)、
ハイライトは山の端より少々右の方で止めてみました
(山の端までもってくると、空が真っ白になってしまうので)。

また、いつもだと、「中間の階調」(真ん中の矢印)についても、
少し右に矢印を動かし「0.8~0.9」くらいにする方が、
全体の階調がよりダークになって好みなんですが、
この写真の場合は、ノーマルの「1」のままにしてみました。

以上で完成ですが、今回の写真は、撮影時にネガについていた、と思われる
ホコリの跡が画面隅の方に散見されたので、レタッチで消しておきました。
(正確には、さっきのレタッチの画像ではなく、以前に作っておいた画像なので、
少々作り込みが異なりますがご了承ください。)

130121_04
Leica M2
COSINA Voigtlander Nokton 35mm F1.2 Aspherical VM II
1/250~1/500秒 F2.0~5.6
Rollei RPX400
2013年1月21日

白黒のネガの場合、ポジと違うところは「階調の反転」があるところ。
一方、「色」がないので、カラーバランスを考える必要がなく、
「シャドー」「ハイライト」に絞って補正すればほぼOKなので、
慣れてくると、簡単な作業だけで「いい感じ」の仕上がりに追い込む事が出来ます。
「手焼き」でプリントを作る作業を、より手軽に、DTPだけで出来るような感じです。
(逆に、この一連を経験しておくと、本当の「手焼き」をこれからやろう、という時も、
シャドーやハイライトの「見方」が分かっているので、会得しやすいのでは、と想像されます)

さて、次回は「問題」?の、カラーネガからのデュープについてです。

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2013年3月 5日 (火)

Nikon COOLPIX P330 、P310から乗り換えるか否か?

ニコン、1/1.7型CMOSセンサーになった「COOLPIX P330」 (デジカメwatch)

愛用のコンデジ「COOLPIX P310」が、
先日ディスコン(生産終了)になっていたのには気づいておりました。

P310の先代である「P300」がディスコンになった後、
P310が発表されるまでは結構間があったように記憶しておりますし、
また一方、次のニコンの一手は「APS-Cセンサーのコンデジ」らしい、
というウワサも流れておりましたので、
すぐに「P310後継モデル」は出ないだろう、と予想してましたら、
まさかまさかの「同時発表」となりました。

※こちらはウワサ通り発表されたAPS-Cモデル。あまり興味無い(笑)
ニコン、APS-Cセンサー搭載コンパクト「COOLPIX A」 (デジカメwatch)

ここ最近、ブログでも度々取り上げている通り、
P310は「非常にお気に入り」のコンデジです。
悪口を書いた事もありますが、あくまで「少々気になる」程度の事で、
「とても撮れない」とか「どうしようもない」と思う次元の話しではありません。

Dscn1605
Nikon COOLPIX P310 (24mm相当)
1/10秒 F4.0 (ISO1600)
JR東京駅
2013年2月15日
※「モノクロモード」で撮影、Photoshopにてレタッチ

これは少々レタッチしてますが、撮って出しでも「充分」な画質でした。
先日アップした笹塚駅での夕焼けの画像など、
ここ最近撮影した写真の中でも一番と思える程で、
夕焼けをあれだけ見事に捉えた記憶もない程です。
「もう、一眼やミラーレスじゃなきゃいけない、なんて言う必要なし」
と実感させられた一枚でした。

今回発表されたP330も、恐らく、基本スペックはそのままと思うので、
「AFが遅い、合わない」「レリーズタイムラグが長い」といった、
P310で感じた細かい問題点は「改善されてない」んだろうな、と思われます。

*13/3/29追記:
店頭でP330を少し触ってみましたが、
AF、レリーズタイムラグ共に、P310より「改善された気がしました」。
あくまで印象で、並べて比べたわけではありませんが。(追記終わり)

*13/12/1追記:
P330を購入しましたが、むしろ、タイムラグは長くなってるかも、
という感じでした。詳しくはこちらのエントリーに
いい加減な事を書いてしまい、失礼しました。

一方で、センサーが(多少ながら)大型化されたのは嬉しいところです。
個人的には、いわゆる「大型センター崇拝主義者」?ではないので、
「何がなんでもセンサーは大型」「1/2.3型なんて論外」
といった思想は持ち合わせておりません。
むしろ、「1/2.3型で1600万画素」という、
途方も無い微細センサーで何が出来るのか、という先入観を、
ものの見事にぶちこわしてくれたニコンの実力には脱帽するばかりです。

なので今回、「COOLPIX P7700」と同じ(と思われる)、
「1/1.7型1200万画素」センサーを採用した事で、
現時点で既に「十二分に満足」だった画質が更に良くなっているのではないか、
と期待してしまうのは当然のことです。

とはいえ、まだ「発売の告知」がされたばかりで、
試写レポートの類もこれから出てくるわけですから、
「乗り換える」と決断するには、まずは実写をよく吟味する必要があります。

実は、P310からの乗り換えは、既にいくつか候補を挙げています。
フジの「XF1」、ソニーの「RX100」、そしてオリンパスの「XZ-2」です。

XF1は「2/3型」、RX100は「1型」の(コンデジとしては大型の)センサーを搭載し、
群を抜く高画質を実現している、と聞きますし、
センサーが大型の割に小型軽量のボディで扱いやすいものです。

ここ最近、「フジのデジカメの描写が好きだったんだなぁ」
と思い出す機会もあり、また、ソニーの写りは、
NEXやCyber-shotでよく馴染んでいますが、
正直、ニコンには一歩劣る、と言うか、微妙に肌に合っていない、
と感じているので、やや「XF1>RX100」、という順位になっています。

XZ-2は、(おそらく)P7700やP330と同じセンサーを搭載しており、
ボタンやダイヤルを多く配して「考え抜かれた操作性」を実現して使いやすいんですが、
ボディが少し大柄である事、「画」が必ずしもエクセレントではないらしい、
という事で、候補としては下位に考えています。

P330が、果たしてどんなカメラになっているのか、
実力を見定めた上で、コンデジのリプレースを考えたいと思います。
(コンデジどころか、ミラーレスまで含めてリプレースするかもしれません。)

*13/03/31追記:
もしP310からP330に乗り換えるとして、「利点」を1つ思い出しました。
バッテリーが同じ(EN-EL12)なので、
P310用に購入した予備電池をそのまま使い回せる事です。
ロワで購入した「日本セル」の互換電池を使ってますが、
純正電池と特に変わる事なく、普通に利用する事ができます。

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