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2013年4月 5日 (金)

D7000ユーザの目で見る「D7100」と「D600」

※この写真は「D7000」で撮ったものです。

Dsc0713
Nikon D7000
SIGMA 15-30mm F3.5-4.5 EX DG ASPHERICAL (30mm)
1/640秒 F11 (ISO100)
2013年4月9日

ブログとは「ウェブログ」の略で、訳せば「ウェブ上の記録」となるわけで、
D7000を購入した時の事も、当然ながらエントリとして公開しております。

発売されたのが2010年10月29日、
発注したのが同年11月15日、そして、届いたのが11月17日。

以来、2年半近くに渡って、「メインカメラ」として不動の地位を築いております。
上記の写真も、D7000で撮影したものです。
D7000にSIGMA 15-30mmというのが、目下の「お気に入りペア」です。

2013年2月19日には、ファイル名のカウントが「DSC9999」から「DSC0001」に戻り、
総カット数が1万を越えました。
公称では15万カットに耐えられるシャッターだそうですから、
後30年くらいは安泰だ、と言えます(笑)

そんな折、ニコンから、実質的後継機と言える「D7100」が発表されました。
画素数が1600万画素→2400万画素に増え、
かつ、最近のトレンドになりつつある「ローパスレス」仕様のカメラとなりました。

ローパスフィルターが付いてない事で、
より先鋭でシャープな画像を撮れる、という事になっていますが、
一方で、「偽色」「モアレ」などが出る可能性がある、と言われています。
既に発売されている「D800E」など、
使いこなせなくて脱落するユーザが続出している、とも聴いております。

さて、初期からのD7000ユーザとして、D7100はどう見えたか。

「別にいいや。」(笑)

理由は明確で、「今で充分」だ、と。

そもそも、D7100は、D7000の「後継機」ではない、というのがニコンのスタンスです。
現在も、D7000は製造販売が継続されています。
「1年に1度ないし2度」のモデルチェンジが当たり前のデジカメ業界、
2年以上前に発売されたカメラが、未だに販売継続されているという事は、
それだけD7000が「安定、安心、確実」なカメラである証左であると思います。

また、自分自身が持っているレンズの問題も、D7100に変えられない(変えるのが怖い)
理由となっています。

手元にあるFマウントのレンズを見ると、ほとんどが「ジャンク品あがり」です。
カビ、絞り粘り、ヘリコイドやズームの不良など、
何かしらの問題を抱えていたレンズを、自分でばらして整備。
中には、D80の時は全く気にならなかった事が、
D7000になると気になって使い物にならない、というレンズもありました。

これが、更に高画素で、かつローパスの無いセンサーで容赦ない画像になれば、
更に脱落していくレンズが増えていく事は目に見えています。
ボディだけじゃなくて、レンズにも、どれだけ投資が必要になるか。
考えるとゾッとしてきます。

一方、先日「デジカメwatch」に載ったレポートによると、
D7000とD7100との画質差は「意外と少ない」、という評価でした。

もし仮に、レンズの方は「ゆくゆくリプレースしてグレードを上げていく」としても、
ボディを替える事によるメリットは小さそうだ、と思われます。

よって、D7000のユーザが、あえてD7100に替える理由は小さいのかな?、
という気がいたしました。

もし、D7000から買い換えるとすれば、むしろ「D600」の方が意味があるかな?、
というのが、自分なりの結論です。

正直なところ、「フルサイズのセンサー」自体には、
それほど強い興味があるわけではありません。
APS-Cのセンサーに、特に不満を覚えておりませんし。
それに、APS-Cサイズのカメラの方が、多少でも小型になるので、
撮影でたくさんの機材を持ち出す場合など、
少しでも体への負担が小さくなるのはメリットです。

とはいえ、コンデジの高画質化、ミラーレスの台頭もあり、
「一眼レフは、フルサイズで高画質」
という戦略を、メーカーとしてはしたいだろうと思ってるはずで、
1ユーザが望むと望まざるに関わらず、
いずれフルサイズしか選択肢が無くなる時代は来るかもしれない、
とは覚悟しています。

レンズについても、いろいろ心配はありつつも、
D7100に比べれば「心配事」は少ないかな、と感じています。

現状のレンズシステムは、フィルムカメラとの兼ね合いもあり、
ほとんどのレンズはFXサイズ(フルサイズ)にしてあるので、
「規格」という意味では、今すぐD600が入ってきたとしても、
特に問題が生じる事はありません。

また、D7100とD600は、共に2400万画素のセンサーです。
センサーの大きさが違うのに、画素数は同じ。
という事は、D600の方が、多少画素ピッチが大きく、ゆとりがあります。
ちなみに、D600では、DXサイズ(APS-Cサイズ)にクロップして撮影、
という事が出来ますが、その場合の画素はおよそ1000万画素。

画素ピッチとしては、おおよそD200とかD80のレベルなので、
現状、D7000で「解像度不足」ではないレンズであれば、
D600でも「役不足」になる心配はありません。

ただそれは、画面中心部の話しで、
フルサイズのイメージサークルを完全に満たせるかどうかとなると、
それはそれで、不安な気持ちもあります。
望遠はともかく、広角寄りのレンズだと、周辺部まできっちり写らない、
という問題が多発してくる可能性があります。

とはいえ、D800のような「容赦ない高性能FXカメラ」
ではなく、取り回しのいいカメラとして開発されているようですから、
恐らく、あまりビクビクする事無く使用できるだろうな、と予想しています。

D600に関しては、もう1つ、期待すべきところがあります。

ヨドバシカメラが公開しているカメラレビューサイト「フォトヨドバシ」で、
D600開発者のインタビューが掲載されています。

これを読んでると、D600の特徴は、「使いやすさ」もさることながら、
階調表現に富んでいる、という部分に惹かれました。
微妙な光線状態でも、ハイライトやシャドーが随分粘ってくれるようです。

デジタル一眼レフは、*ist Dsの頃から既に8年愛用しておりますが、
常に脳裏にあるのは「ハイライトを飛ばさない」「シャドーを潰さない」。
ヒストグラムや「白トビ警告」を見ながら露出を決める、
という事をやっております。

ここ数年で、CMOSセンサーの「ダイナミックレンジ」も広がり、
割と、その辺をルーズにしても大丈夫になってきました。

それが、D600クラスになると、更に踏み込んで「階調」の事まで語れるようになる。
恐らく、D7000以上に「表現」が多用化してるカメラなんだろうな、
という事が容易に想像できます。

とにもかくにも、このインタビューで語られている内容が、
D7000の頃までのカメラとは次元の違う話しになっている、
というのは確かです。
ソニー製の2400万画素フルサイズセンサーは、
「Cyber-shot DSC-RX1」を愛用している広田尚敬さんも激賞していますが、
その製造メーカー以上に「センサーの能力を引き出す」のがニコンなので、
恐らく、限界一杯の能力を発揮している事だろう、と思います。

と、ここまで書くと、欲しいの?って聴かれそうですが(笑)、
目下、P330の方が先だな、って思いますし、
D7000も、まだまだ充分に活躍してくれてますので、
あくまで「究極の?選択」って話しではありましたが、
でも、D600、ニコンで一眼レフ使うなら、是非一度、
と思えるカメラに仕上がっているのは確かなようです。

*2013/5/1追記:
D7000による写真を追加、および一部本文を追加。

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