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2013年4月

2013年4月30日 (火)

琴電、345+230さよなら運転(その2)

1999年10月11日、琴電志度線で「さよなら345+230」が運転されました。
その日の写真を、「琴電、345+230さよなら運転」のエントリに1枚だけアップしてます。

そのページのアクセス数、および「345」の検索ワードが増えてきたので
「なんで?」と思って調べてみたら、どうやら、
先日発売された、トミーテック「鉄道コレクション」シリーズ第17弾の中に、
シークレットモデルとして345が含まれていた事が理由のようです。

モデライズの参考になるような写真は無かったですが、
同じネガの他の写真も、折角なので追加アップしたいと思います。

991011_25
EF100-300mm F4.5-5.6USM
高松琴平電気鉄道志度線 原-房前間

以前にアップした写真の次のコマは、
電車が、房前駅に滑り込もうとしているところです。
より車両の形が分かると思い、アップしてみました。

991011_10
EF35-70mm F3.5-4.5
高松琴平電気鉄道志度線 房前-塩屋間

撮った時は「ボツ写真」扱いしていたカットですが、
サイドビューが写ってたのはこのコマくらいだったので、アップしてみました。
引退の時点では、「屋島水族館」の広告が掲載されていたようです。

かなり「鉄」が集まってますね。上に昇っている人もいて、結構あぶない。
今だと、また撮り鉄が、と言われそうな状況です(汗)

ところで、その崖の上、現在は開発されて「道の駅」が出来てます。
今年1月、久しぶりにこの辺りに来た時、そこに昇ってみましたら、
345と同じ3000形である「335」が静態保存されてました。
こちらは、2006年まで現役だったようです。

Dsc5031
※この写真のみ、
SONY NEX-5
SIGMA 19mm F2.8 EX DN
1/640秒 F5.6 (ISO200)
道の駅 源平の里 むれ
2013年1月19日

この日、3000形の345と共に引退したのは、2000形の230でした。
どちらも、1926年(大正15年)の製造。
「大正コンビの引退」と惜しまれていたのを覚えています。

991011_22
SIGMA AF 28mm F1.8 Aspherical ZEN
高松琴平電気鉄道志度線 房前-塩屋間

かなり広角な事と、他の写真と色合いが違ったので、
あまり出番の無かったシグマの28mmだったんではないか、と推察。
35-70mmでは広角が足りないから、と購入した大口径28mm、
そもそも「35mmより広角」が苦手で、あまり使う事無く手放したレンズでした。

この近辺で志度線を撮るときは、望遠で漁船と絡めて撮るのが好きでした。
以下、車両が小さいですが、よく狙った構図の2枚。

991011_07_2
EF100-300mm F4.5-5.6USM
高松琴平電気鉄道志度線 原-房前間

991011_23
EF100-300mm F4.5-5.6USM
高松琴平電気鉄道志度線 原-房前間

最後のオマケは、当時名古屋市営地下鉄から転属してきた、
600形の「626」。元は、名古屋の「1800形」だったようです。

991011_13
EF100-300mm F4.5-5.6USM
高松琴平電気鉄道志度線 房前-塩屋間

この電車のために、旧車が引退になったわけで、
にくき敵?だったわけですが、近代化のおかげで、
志度線にも冷房車が入ったわけですから。
そして、今となっては、この「緑色」の塗色も懐かしいです。

久しぶりに「90年代末」の写真をお届けしました。

※特記以外すべて、
Canon EOS5
Konica JX400
1999年10月11日
※デュープ機材
Nikon D7000
Canon New FD50mm F3.5 Macro

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2013年4月28日 (日)

百均「Seria」のストラップが侮れない&Nikon F2 Aiファインダー

Seria」という百円均一のお店があります。

日頃、生活圏になくてあまり縁が無かったんですが、
ある時、「そういや、セロテープの替えを買わないと」と思っていた時、
たまたま通りかかったので、フラッと入ってみたんですが。

「セロテープ、セロテープ」と探している途中で、
ふと目に止まった、革製のストラップが目に飛び込んできました。

意外と立派な感じで、一見本革か、と思うような作りの良さ(もちろん、合成皮革)。
取り付け金具もしっかりしてそうで、これは一眼レフでも使える、
と判断し、購入してみました。

これだけちゃんとした製品だと、ダ○ソーに並ぶと「この商品は315円です」
といった注釈がついてもおかしくないんですが
(そもそもダイ○ーだと、315円でも置いてなさそう。汗)、
Seriaという店は「オール105円」であり、かつ、品質にも拘っている、
というのが売りになっているようです。
今まで気づかなかったのが惜しい。要注目です。

実際、カメラにつけてみると、こんな具合に。

2230_2232_2234

カメラにグルッと巻き付けているので、
それなりの「長さ」がある事が分かると思います。
肩に掛けてみると、カメラが「腰」の辺りにぶら下がるくらいです。
また、カメラを構えるときも、いちいち肩から降ろさず、
そのまま構えて撮る事ができるだけの余裕もあります。

2222_2224

金具部分をクローズアップしてみました。
かなりしっかりした取り付け金具である事が分かります。
実際、Nikon F2につけて撮影に行ってみましたが、
強度的に不安に感じる事はありませんでした。
また、写真からは少々はみ出てしまいましたが、
ケータイをぶら下げられるようなヒモ(糸)のストラップもついています。
コンデジであれば、こちらの方に取り付けられるだろう、と思います。

ちなみに、実はこのストラップ、本来は、
「アメリカのネズミのキャラクター」のマーク
(○の上に、小さい○が2つ乗っかっている。笑)が刻印された、
小さい飾りがついていたんですが、それは早々に撤去しました。

F2と組み合わせても、あまり違和感を感じない作りの良さ。
それが「105円ポッキリ」。これは使えます。

ところで、ここに写っているNikon F2。

購入当時の経緯は、過去のエントリで詳しく書いていますが。

あの時購入したファインダー「DP-1」は、レンズの「露出計連動爪」と連動する、
いわゆる「ガチャガチャ」タイプの露出計を内蔵したものでした。

その場合、「爪」(カニ爪、とか言ったりもしますが)が付いていないレンズでは、
ボディに絞り値を伝えられない、という問題が発生してきます。

今まではあまりそういう問題を感じることはなかったんですが、
レンズを整理していくにつれ、だんだん「爪のないAFレンズ」の割合が大きくなり、
F2での利用に支障を来すようになってきました。
(F4SやF80Sを手放した事も、大きな要因の一つ。)

なので、Ai方式のファインダーである「DP-11」(あるいはDP-12)が欲しいなぁ、
と前々から思ってましたが、なかなか手頃なのが見つかりませんでした。

先日、四谷三丁目の「アローカメラ 我楽多屋」さんで、
取り外しレバー破損のDP-11が破格だったので購入。
レバー自体は、そもそも付いていた「DP-1」のものを移植。
露出計自体も特に悪いところはなかったので、これで修理完了。

F2に取り付ける事で、「F2 Photomic A」相当になりました。
(DP-12であれば「F2 Photomic AS」相当になります。)

おかげで、昨年D7000用に購入した、
シグマの「15-30mm」を付けて、快適に撮影できるようになりました。

2239_2240

このレンズ、どうも「片ボケ」の症状が出てると思われたので、
先日、シグマ本社に点検に出して見ました。
(15-30mmという画角で、開放F3.5-4.5と明るめで、
フルサイズ対応で絞りリングも付いている、というレンズは、
他になかなか代替が無い事もあり。)

おかげで、広角寄りでは隅々までしっかり写るようになりました。
(テレ端だと、残念ながら、画面左下の像が甘くなるよう。
ただ、あまりテレの方は使わないので、多分大丈夫。)

DP-11のテスト、15-30mmのテストを兼ねた撮影は、
先日アップした下北沢地上線跡の三部作にてご覧頂けます。
ちゃんと「15-30mm」フルサイズで撮れるのは気持ちが良いです。

下北沢 小田急地上線跡を歩く~(1)東北沢から下北沢へ
下北沢 小田急地上線跡を歩く~(2)下北沢駅
下北沢 小田急地上線跡を歩く~(3)下北沢から世田谷代田へ

ジャンクパーツを組み合わせた「F2」、そもそもは

「ボディ\3.780 +スクリーン \2.100 +ファインダー \4.200 = 計\10.080-」

でしたが、DP-1をDP-11に交換した事により、

「ボディ\3.780 +スクリーン \2.100 +ファインダー \3.000 = 計\8.880-」

となりました。当初目論んでいた「合計1万円以下」の目標をクリアする事が出来ました(笑)

※ここ数年、フィルムカメラ相場の暴落が激しいので、
F2と言えども「あり得ない」金額じゃなくなりつつあるのが複雑な心境ですが…。

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2013年4月26日 (金)

化け物コンデジ?ソニー「DSC-HX50V」

スマートフォンの時代になり、コンデジの売上が「右肩下がり」の昨今、
メーカーだって指をくわえているわけにはいかないので、
かなり本気になって製品作りをしているようです。
それによって、「進化」「深化」が一掃進んでくるので、
末端のユーザとしては嬉しい限りですが。

昨日ソニーが発表した新Cyber-shotも、
よくよく見ると、「おぉ、これはなかなか」と思う物でした。

■SONY Cyber-shot DSC-HX50V
メーカーサイト
デジカメwatch
価格.com

そもそも、うちでは2台のコンデジを使っています。
一番常用しているのは、何度も取り上げているニコンの「COOLPIX P310」。

もう1台は、いわゆる「ネオ一眼」とも呼ばれる「大型のコンデジ」、
ソニーの「Cyber-shot DSC-HX100V」。
超望遠撮影が可能である事、AVCHDの動画が撮影できる事
(子供の幼稚園の行事を撮った場合など、
BDレコーダーのDigaにSDカードを移すだけで再生できるので)から、
主に「家族用カメラ」として重宝しています。

今回の新Cyber-shotは、後者のHX100V後継になり得るのでは?、
と感じました。

まず、「普通のコンデジのサイズ」でありながら、超高倍率ズームを搭載しています。
35mm判換算で「24-720mm相当」という、とんでもない超望遠の撮影が出来ます。
ちなみに、HX100Vは「27-810mm」。焦点距離は違いますが、同じ「30倍ズーム」です。

※HX100Vの次々世代機である「DSC-HX300」はもっと凄くて、
「35mm判換算24-1200mm」という桁違いの高倍率ズームを搭載。
このスペックを考えれば、HX50Vは「格下」になってしまうわけです。

また、HX50Vのレンズに搭載されている手ブレ補正機能は、
従来よりも更に「利く」と、メーカーは謳っています。
ちなみに、HX100Vの手ブレ補正でも効果は充分で、
テレ端810mm相当で動画を撮っても、
画面がユラユラ揺れて見づらい、などという事は「皆無」ですから、
それ以上の効果がある、というのがどういうレベルなのか、想像も付きません。

細かい所では、HX50Vは「シャッター」と「絞り」が入っているそうです。
一眼レフやミラーレスでは当たり前の事ですが、
コンデジの場合、絞りはつけず、光量調節は「NDフィルターのみ」、
という事も珍しくありません。
余程安いカメラだとシャッターは「電子式」のみという事もあり、
その場合、動体を撮影すると斜めに写ったり、
手ブレした時に物体が歪む「ローリングシャッター歪み」、
などというものが出る事がありますが、その心配も皆無です。

更におもしろいのは、アクセサリーシューによる拡張ができる事で、
「外付けEVF」「ステレオマイク」「ビデオライト」など用意されるそうです。
個人的に、コンデジにEVFは不要、という考えですが、
そういう「選択肢」が用意される、というのは良い事だと思います。
特に、EVFを外付けで用意、というのは、
いわゆる「高級コンデジ」のみのオプションなのが当たり前だったので、
こういう「普通のコンデジ」(とはいえ、上級ラインの製品ですが)
でも利用できるようになった、というのは新しい動きだと感じます。
(ちなみに外付けEVFは、
ソニーの最高級コンデジ「DSC-RX1」用に用意された「FDA-EV1MK」だそうで、
少々高価ですが、恐らく使い勝手は良いだろう、と思います。)

もう一つ、フォーカスの制御の中に「マニュアル」というのがありました。
コンデジでマニュアルフォーカスなんて、と思いがちですが、
広角4.3mm(24mm相当)で撮影するような場合、
2mも離れていれば「無限域」に入ってしまうので、
「ピントを合わせる」というステップを省略してすぐ撮影できる
(実質、「パンフォーカス」のようなもの)、というのは、
「速写」をする場合に、意外と有用だったりします。
実際、P310では、AFよりもMFで撮る機会の方が多いです。
加えて、夜景を撮るような場合、AFが合わなくてイライラ、という事もあるので、
MFが用意されている方が、何かと重宝します。

*13/4/27追記:

まだありました。「動画撮影中の静止画記録」について。
現在使用している「HX100V」では、
16:9アスペクト比のHD動画(60iまで)を撮影中には、
約300万画素相当(2,304×1,296)の解像度に限られていましたが、
HX50Vでは約1500万画素相当(5,184×2,920)となっており、
静止画モードで「16:9」を選択した時と同様、
フル解像度から上下をカットした横長画像で撮影可能です。
子供の動画を撮りながら、ここぞ、という時にシャッターを押す、
という事が多いので、これもかなり重要なポイントになりそうです。

*追記ここまで。

と、良いことばかり書いてますが、一番心配なのは
「1/2.3型で2000万画素」という、超々極小ピッチのセンサーです。

同型で1600万画素を搭載のP310とHX100Vは、
共に「充分な画質」を得られる事を確認しています。
この2機種で、「小型センサーで高画素はダメ」という先入観は、
一気に崩れ落ちてしまいました。
さすがテクノロジーの進化、と唸りました。

でも、2000万画素、と言われると、さすがに「えーっと、」
と立ち止まってしまいます(汗)

同じセンサーを搭載した「HX300」は既に発売されていますので、
そちらの画像をチラチラとチェックしながら、
HX50Vを「HX100V後継候補」として検討していきたいと思います。

ひょっとしたら、「P310候補」まで兼ねる事になったりして…(汗)

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2013年4月25日 (木)

Mamiya RB67がもたらした衝撃

Dsc5438

マミヤの中判カメラ「RB67 Professional S」を購入(落札)したのは、
昨年8月頭の事でした。

そもそもの理由は、その少し前、久留里線に撮影に行った時、
ポラロイドのピールアパート式インスタントカメラ「Polaroid Landcamera 340」で撮影した画像が、
思いの外「甘かった」事から、「やはり、いいカメラ、いいレンズで撮りたい」
と思った事が発端となります。

マミヤのRB67とRZ67は、6x7判のカメラではありますが、
フィルムバックを90度回転させる事で、縦位置、横位置、
どちらも撮影できる仕掛けになっています。

つまり、実質的には「7x7判」のカメラである、と言えます。

RB67やRZ67にポラバックをつけると、その「7x7判」で撮ることが出来ます。
ポラロイドのType100は、イメージサイズが「7.3×9.5cm」。
左右にそれぞれ1.3cmずつの「帯」が入ってしまうのみで、
天地に関してはほぼフルに使い切る事が出来ます。

121225_10
Mamiya RB67 Professional S
Mamiya Sekor C 127mm F3.8
Fujifilm FP-100B
京王線 調布駅地上線跡
2012年12月25日
過去のエントリに掲載の写真を転載

そんな事で、ヤフオクを探してたら、ポラバック付きのRBが安く出てまして、
他に入札が入る事もなく、安価に落札する事が出来ました。

久留里線と言いますと、ペンタックスのバケペン(6x7)が大活躍して、
今後はバケペンでの活躍が増えるだろうな、という時期でしたので、
RBについては「ポラバック専用機」にするつもりでおりました。
でも、折角だから、と思って、120フィルムバックも購入。

そして、じゃあ試写を、と思って撮ってみた時、
あまりの写りの良さ、本体の扱いの良さに、
完全に「惚れ込んで」しまいました。

※初めて120フィルムで撮ったときの写真は、
京王線地下化から、8日目(調布駅近辺を、RB67で)
というエントリでご覧頂けます。
以下の写真は、その時の中の1枚です。

120826_08
Mamiya RB67 Professional S
Mamiya Sekor C 127mm F3.8
1/250秒 F3.8
Kodak EKTAR100
京王線 調布駅(跡)
2012年8月26日

RBのレンズは、そもそもスタジオ撮影用に作られたものです。
ピントのシャープさやボケなど、一切の妥協が無く、
「完全無比」と言ってもいいような写りの良さです。

本体の扱いやすさは、バケペン以上に思われました。
確かに重いカメラですが、ウエストレベルで撮影するカメラなので、
両手+「お腹」で支える事が出来ますから、望遠を付けても、
それほど「苦」ではありませんでした。

バケペンも「ウェストレベル」で撮影可能です。
そのために、「折りたたみピントフード」も購入しました。
いくらか軽くなり、300mm手持ちも不可能ではなくなりましたが、
シャッターボタンが、アイレベル用の場所にありますし、
本体がそもそもウェストレベルに適した形では無いので、
お世辞にも「構えやすい」とは言えないものでした。

また、日頃から「縦位置」で撮る機会が多い事から、
フィルムバックを「リボルビング」するだけで縦位置にできる、
縦位置でも横位置でも、撮影スタイルを変えなくて良い、というのも、
実際撮ってみると「あまりにも便利」で、やめられなくなってしまいました。
バケペンだと、カメラ自体を90度回転させないといけないので、
実質アイレベルじゃないと縦位置では撮影できません。
実際久留里線でも、ウェストレベルだったため縦位置を諦めた構図、
というのがございました。

そして何より、RBのレンズは「非常に安い」。
ボディが重すぎて敬遠されがちな事と、
そもそもプロ用のため、世に出回っている「玉数」が多い事から、
あまり市場になっていないようです。
現在持っているレンズは50mm、65mm、90mm、127mm、250mm、360mmと、
実に6本を数えますが、いずれも「千円台」で購入したものです。
もちろん(?)、全てジャンクで購入したので、
中には「シャッター不動」のようなものもありましたが。

120909_04
Mamiya RB67 Professional S
Mamiya Sekor C 65mm F4.5
Kodak Ektachrome64 (EPR)
1/400秒 F5.6
2012年9月9日
京王線 国領駅付近
過去のエントリに掲載の写真を転載

RBを手にする前は、相変わらず?な感じで、
いろいろジャンクのカメラやレンズを物色し、時には直したりして、
買い物や修理、撮影を楽しんでおりました。

しかし、RBと出会い、RBの写りに衝撃を受けた事から、
ある日、突然「もう、いいや」という気分になりました。

もう、RBを越える機材に出会う事は無いだろう、少なくともジャンクを漁っているうちは、
と気づいたのです。

他にも、同じような衝撃を受けたカメラもあるんですが、
そちらの紹介はまたの機会に取っておきまして。

それから、手元にあるたくさんの機材の「大整理」を開始しました。

昨年末だけでも、数十のカメラやレンズを売却しました。
よくまぁ、こんなに無駄に持ってたなぁ、と呆れる程に。

RBを購入する少し前、方々探してやっと見つけたニコン「F80S」も、
たった一度試写したきりで、そのまま売りに出してしまいましたし。
F4SやCanon7、Nikomat EL、オリのOM-2 S/P(これも、試写したのみ)、
レンズで言えばNikkorサンニッパやトキナーAT-X150、OMレンズほぼ全て、など。

元がジャンクなので、そんなに売っても大した益にはならなかったですけどね。

121225_04
Mamiya RB67 Professional S
Mamiya Sekor C 50mm F4.5
Kodak EKTAR100
2012年12月25日

RB67は、製造時期によって「Professinal」「Professional S」「Professional SD」
と3種類ありますが、使い勝手が良いのは「S」「SD」だろうと思います。

ボディの構造が非常に単純なので、あまり壊れる心配は無いようにも感じます。
(シャッターはレンズ側なので、そちらさえ生きていれば、という事ですが)

レンズは、「Mamiya Sekor」「Mamiya Sekor C」「Mamiya K/L」と、こちらも3世代。
「K/L」からマウントが若干変わっているので、
「SD」のボディでしか使えないものがあるので注意が必要です。
「C」「K/L」は、マルチコート化されており、
写りのいいレンズですが、「バル切れ」「クモリ」が発生しやすいようで、
ジャンク品でも、8割方はそのような症状が出ていました。
初期のモノコートのレンズでは、あまり見かけません。

まだ120判のフィルムが手に入る今のうちに、
一度「RBの凄さ」を体感されてみてはいかがでしょうか?
写真感、カメラ感が変わる衝撃を受けるかもしれませんよ…。

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2013年4月24日 (水)

近頃の「超高倍率ズーム」は侮れないらしい

D7000用の標準ズームとして、兄からのお下がり品である
AF-S DX Zoom Nikkor 18-70mm F3.5-4.5G IF-ED」を使っています。

もらっておいてアレなんですが、写りにイマイチ満足いかなくて(汗)

何となくシャキッとしないなぁ、と感じる事と、
色合いがホワッとし過ぎる事が多いかな(コントラストが低い?)、
と感じる事が、主な理由です。
ピントリングとズームリングの位置が、普通のレンズと逆転している
(マウント寄りにピントリング、先端寄りにズームリング)というのも、
しばしば間違えて不便に思っていた部分でもあります。

また、標準ズームとして、これ1本を付けて幼稚園に出向いたりすると、
テレ端70mm(換算105mm相当)では足りない事も非常に多い。

なので、「ワイド端18mmは維持」「テレ端を100~150mm程度に伸ばす」
「出来れば手ブレ補正内蔵」(手持ち望遠で安心して撮れる)などの条件で、
買い換え候補を探ってきました。

当初は、値段もこなれているシグマの18-125mmなどどうだろう、
と思っていたんですが。

もっと高倍率の「18-200mm」のようなレンズもありますが、
一般的に、倍率が高くなればなるほど、写りは悪くなる、
という認識を持っていたので、スルーしていました。

かつて、タムロンが「28-200mm」を発売した時の衝撃を覚えていますが、
それ以来、「便利だけど写りは期待しないように」
というのが、超高倍率ズームのアイデンティティだと思ってました。

しかしどうも、ここ1,2年で様相が変わってきているようです。

ちょっとワケあって、以下の2本のズームについて調べてみたんですが。

■SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DS MACRO OS HSM
メーカーサイト
価格.com
デジカメWatch
デジカメinfo

■TAMRON 18-270mm F3.5-6.3 Di II VC PZD B008
メーカーサイト
価格.com
デジカメWatch
デジカメinfo

「デジカメinfo」の記事は、海外でのテストレビューの翻訳ですが、
手持ちレンズの批評をここで読んだときに「なるほど、確かに」
と思う事も多いので、信憑性があると思っています。

それぞれ、モデルチェンジ前のレンズ(シグマは「MACRO」が付かない、
タムロンは「II」が付かない)ものもありますが、
そこから劇的に性能が改善され、ワイドからテレまで、
大きな問題がないレンズになっているようです。

例えばシグマには「18-200mm」という、倍率を抑えたレンズもありますが、
そちらの方が、むしろ評価が低いようで、驚かされました。

タムロンの18-270mmは、「創業60周年」として出されたレンズでした。
そういうメモリアルなレンズは、懲りに凝った単焦点とかにしないかなぁ、
と思ったんですが、この性能を持ったレンズだったから、と思うと、
なるほどそういう事だったか、と今更ながらに合点がいきます。

「超高倍率ズーム=便利だけど写りはイマイチ」という先入観は、
もうさすがに捨てないといけない時代になっているようです。

そりゃ、シグマが、18-35mm F1.8なんてバケモノを出すご時世ですから、
もう、何があっても不思議じゃないんでしょうけど(笑)

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2013年4月23日 (火)

キヤノンの「7」は、やはり因縁の数字?

2008年11月に、『キヤノン「7s」の怪・・・』というエントリを書いたことがあります。

キヤノン最後のレンジファインダーカメラは「Canon 7s」。

キヤノン最後のフィルム一眼レフカメラは「EOS 7s」と「EOS Kiss 7」。

当時は「7s」という括りでまとめてみましたが、
多少緩めて「7」という数字に着目してみても、
やはり、これが「最後」になる因縁を秘めた数字かも、
という印象をぬぐえません。

APS-Cセンターとして最上位に位置するデジイチは「EOS 7D」です。
そろそろ、後継機のウワサが出ています。「EOS 7D MrakII」では?と。
「MarkII」を、「第2世代=Second」と考えれば、「7s」のようなものですね…。

先頃、新しい「EOS kiss」が発表されました。「EOS Kiss X7」と「EOS Kiss X7i」です。

「X7」は良いですね。恐ろしくボディが小型です。
ソニーの「Cyber-shot DSC-HX100V」と、ほぼ同じ大きさです。
もはや「一眼レフ」である事を忘れそうなボディサイズです。
EOSは卒業して随分長いですが、今回は久しぶりに「お、これは」と思いました。

キヤノンが、これ程の「満を持して」の製品投入、
これもやはり「集大成」という意味合いもあって…?

以前、古いキヤノンのカタログニコンのカタログを比較した事があります。

※キヤノンの古いカタログの方のエントリを読むと、
「EOS 7D」の後継は「EOS 7Ds」か?なんて事書いてますね。
そして、本当に後継機は「7D MarkII」になりそうな気配…。

ほぼ同時期のカタログのようでしたが、
キヤノンのカタログは「Canon 7s」を始め、Lマウントレンズも多数掲載。
一方、ニコンの方は、SPやS3などは完全に一掃され、レンズもFマウントばかり、
完全に一眼レフ一本勝負になっている事が分かりました。

「まだまだレンジファインダーでいける。需要もあるし、一眼レフには負けない。」

そんな感じだったんでしょうか。

ここの「レンジファインダー」を「一眼レフ」に、「一眼レフ」を「ミラーレス」に置き換えると…。

歴史は繰り返す?

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2013年4月22日 (月)

久しぶりに、EOS D60~(2)和田堀給水所、花、猫

そもそも、京王線方面に出向いた理由は、
代田橋駅近くにある「和田堀給水所」を見てみたかったからでした。

Crw_357901
SIGMA ZOOM 28-70mm F2.8 (70mm)
1/640秒 F5.6 (ISO400)

Dscn2147
※この写真のみ、
Nikon COOLPIX P310
1/400秒 F4.2 (ISO400)

大正時代に作られたという、威風堂々な建築物。
コンクリート製ですが、どこか神殿風の佇まいさえ感じます。

京王線の車窓からいつも見ていて、気になっていたんですが、
しかしどうも、近々取り壊される?やに聞いております。

昨年までは、春限定で一般開放もあったらしいですが、
今年はそれも無かったようですし。
ご覧のように、工事の車両も入っております。

基本、古い建物が好きなので、近づける機会があるなら、
白黒フィルムでも詰めて撮りに行きたいくらいですが…。
気づくのが少々遅かったようです。
なので、公道から見える範囲で記録写真を。

ちなみに、この給水所近くを歩いてみますと、
都道431号線沿いに「十三号通り公園」なるものを見つけました。
あからさまにアヤシイ名前なので控えておいて、
帰ってから調べてみたら、その道路自体、かつて、
「玉川上水新水路」として作られたもので、
明治大学付近から「淀橋浄水場」までのバイパス水路だったものを、
埋め立てて道路にした場所だった、と分かりました。
道理で、道路そのものが土手となってて高い場所にあるはずだ、と思いました。

これは、いずれ実地調査にいかねばならない、と思っております。

EOS D60のスナップ、後は花と猫の写真を。

Crw_356601
SIGMA ZOOM 28-70mm F2.8 (70mm)
1/800秒 F2.8 (ISO400)

ある動物病院の前を通りかかったら、
随分立派な体格のニャンコがお座りしていました。
チンチラ(ペルシャ)の系統のようです。

Crw_356001
SIGMA ZOOM 28-70mm F2.8 (70mm)
1/2000秒 F2.8 (ISO400)

「シャガ」という、アヤメの仲間の花のようです(多分)

Crw_359101
SIGMA AF MACRO 90mm F2.8
1/1250秒 F2.8 (ISO400)

「モッコウバラ」という、バラの仲間の花のようです(多分…)

28-70mm F2.8も、90mm F2.8 MACROも、
絞り開放でもピント面が破綻する事無く、ボケも綺麗なので、
雰囲気のある写真を撮るには良いレンズだと思います。
ちょっとコントラスト低めかしら、って感じしますが、
そもそもD60で撮ると、そういう写真が多い気もします。

28-70/2.8は、特に気に入っているので、
是非D7000でも使いたい、と思ってFマウントのを探してますが、
意外となかなか見つかりません。
かつて、2度、ジャンクに出くわした事があったんですが、
当時はTokina AT-X270を持っていたから…、
と思って手を出さなかったものです。
とりあえず買っておけば、そんな特性もすぐ気づいて、
もっと早くから活躍できたのに、と思うと、少々悔やまれます。

久しぶりの、EOS D60ネタでした。

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2013年4月21日 (日)

久しぶりに、EOS D60~(1)軽く京王線撮り

我が家に5台あるCanon EOSシリーズのうち、
「唯一のデジタル機」にして「最新鋭」のカメラは、EOS D60です。

EOS 60D」ではありません。

よく、ネタにしてるんですが(笑)

我が家では「最新のEOS」ですが、2002年発売のカメラですから、
なんと「一昔」以上前のデジイチです。

フィルムカメラだと、去年買ったライカM2が、
今年の秋で満50歳になる、と聞いても、
そうか半世紀も頑張ってるのか、と思うだけ?ですが、
デジタルで10年と聞くと、逆に「先史時代」のカメラか、
という気がしてくるのが不思議なものです。

購入当時のあれこれは、こちらのエントリにて。

さて、そうは言っても、正直あまり活躍してないEOS D60。
実質「動態保存」みたいなものですから、たまには動かして「リハビリ」しませんと。

たまたま乗った京王線、特に撮ろうという意識はなかったですが、
折角なので「素振り」と「ロケハン」を兼ねて軽く撮ってきました。
所持レンズは、共にシグマの「28-70mm F2.8」と「90mm F2.8 Macro」のみ。

最初は、新宿行きの電車の最後部にて、
飛び去る景色を眺めていたわけですが。

Crw_356901
1/320秒 F5.6 (ISO400)
京王線 千歳烏山駅付近

電車が近づいてますね(笑)

そんな感じで後ろを長めながら、
電車が「上北沢」駅を通り過ぎた時、
「あのホームから撮れるのでは?」という印象を受けました。

早速、「桜上水」で下車して、舞い戻り。

「上北沢」駅ホームの、新宿よりに立ってみました。
90mm(換算150mm弱)までしかテレを持ってなかったので、
縦でも横でも、ちょっと足りない感じ。

Crw_357401
1/640秒 F4.0 (ISO400)
京王線 上北沢駅

横長だと、だいぶ足りない感じだし、

Crw_357501
1/640秒 F4.0 (ISO400)
京王線 上北沢駅

縦長の方がマシですが、ちょっと上下に空きすぎ感が。

換算200~300mmくらいは必要そうです。

方角的には「西北西から、東南東を見る」感じなので、
電車の顔に陽が当たり始めるのは午後以降、
サイドまで陽が当たるのは、冬場の夕方近くじゃないと無理かも?、
という印象でした。(この日は、薄曇りなので均一な感じですが。)

ついでに、SIGMA 90mmマクロの、ボケ具合をチェック。

Crw_357301
1/800秒 F2.8 (ISO400)
京王線 上北沢駅

90mmマクロと言えば、タムロンとトキナーばかり有名ですが、
同時代のシグマのマクロも、決して負けては無いと思います。

まだ「ZEN仕上げ」になる前の、シグマ最初期のEFマウントレンズです。
この時代のレンズを使うために、古いEOSデジイチを後生大事に使っている、
というのが、D60でなければいけない最大の理由です。

※「初代EOS-1Ds」でもいいらしいですが(汗)

さて、次いで「代田橋」駅にて降り立ちました。

本来の目的は「和田堀給水所」でしたが、
そちらのアレコレは、また次回にて。

その給水所の目の前を京王線が走っているわけですが、
ふと見ると、線路がわずかにカーブしています。
乗っている限りは、ここが緩いカーブになっている、
とは気づかなかった程の、本当に緩いカーブです。

おかげで、「それらしい」写真を撮ることが出来ました。

Crw_358701
1/500秒 F4.0 (ISO400)
京王線 代田橋-明大前間

これも、90mm(換算150mm弱)で撮りましたが、
左下に柵が写り込んでいるのが、少々気になります。
もう少しテレで、換算150~200mm程度くらいが丁度いいのかな、
でも、あまり望遠になると、「電車がカーブにさしかかっている」
感じがあまり出ないかしら、という気もしつつ。

あるいは、高さ10~20cm程度の「踏み台」でも用意できれば、
柵をクリアして撮影できるかも、という印象も受けました。

こちらは、「東北東から、西南西方面」に向かって撮ってる感じなので、
午前中の早めの時間なら、順光で撮れると思います。

その他、通りすがりのスナップショットなどもありますが、
それはまた次回のエントリにて。

※使用機材は全て、
Canon EOS D60
SIGMA ZOOM 28-70mm F2.8 ※1枚目のみ
SIGMA AF MACRO 90mm F2.8 ※2枚目以降
2013年4月19日

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2013年4月20日 (土)

下北沢 小田急地上線跡を歩く~(3)下北沢から世田谷代田へ

下北沢駅から、今度は世田谷代田駅方面に歩きます。

少しシモキタの通りを南に向かい、
途中で右に曲がってまっすぐ行くと、
「下北沢2号踏切」のところに出ます。

130410_28

こちらのレールはまだそのまま、
柵が無ければ、まだまだ電車が走りそうな雰囲気です。

※2008年夏に、同じ踏切で撮った写真を、
以前のエントリーにアップしています
4枚目の、白黒のMSEの写真です。

130410_32

世田谷代田駅のすぐ横に、跨線橋があります。
ここから見下ろす写真も、何度か撮りました。

実は、昨年末に、この跨線橋から撮った写真があります。
まだ、3月地下化が発表される前でしたが、
工事の具合から、もうそろそろかも、と思い、脚を伸ばしたのでした。

121227_23_2

電車走ってる方がカラーで、廃止後が白黒。
あべこべのような、そうでもないような。

130410_35

世田谷代田駅を少し過ぎ、「世田谷代田1号踏切」まで来ました。
ここも、昨年末に、同じ場所で撮影してました。

121227_16_2

踏切すぐ横の雑貨屋さん、踏切の音も電車の音も消えて、
きっと心細くなってるに違いない、と思うんですがどうでしょう。

6000系の姿を見られるのも、後何年?、って雰囲気が漂ってる昨今ですね。

130410_36

帰路は、そのまま世田谷代田駅の地下に潜って小田急に。

この地下ホーム、実は「仮ホーム」です。

本来、この線路は「急行線」なので、ホームは不要。
2017年度(予定)の複々線開業のあかつきには、
上層階に緩行線が引かれ、そこにホームが出来るのです。

なので、約4年間だけ使われる「幻のホーム予備軍」(?)です。

撮り忘れの無きよう!?

シモキタ近辺の地上線跡の様子も、
今後、継続的に撮り続けようと思っています。

駆け足でしたが、下北沢廃線跡探訪でした。

※白黒の4枚はいずれも、
Nikon F2
SIGMA 15-30mm F3.5-4.5 EX DG ASPHERICAL
Rollei RPX400
小田急 下北沢-世田谷代田(跡)、世田谷代田駅
2013年4月10日
※デュープ機材
Nikon D7000
Canon New FD50mm F3.5 Macro

※カラーの2枚はいずれも、
Leica M2
COSINA Voigtlander Nokton 35mm F1.2 Aspherical VM II (上)
Canon Lens 50mm F1.8 II (下)
Kodak ProFoto XL 100
小田急 下北沢-世田谷代田(上)、世田谷代田-梅ヶ丘(下)
2012年12月27日
※デュープ機材
Nikon D7000
Canon New FD50mm F3.5 Macro

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2013年4月19日 (金)

下北沢 小田急地上線跡を歩く~(2)下北沢駅

下北沢駅の改札があった橋上駅舎は、
現在、駅の東西を結ぶ通路になっています。
たまに人が通るだけで、閑散としています。

1ヶ月にも満たない以前、人混みの中で撮影タイミングを見計らって、
じっとRB67のファインダーを覗いたまま息を殺して撮影したのが、
まるで幻の出来事だったような不思議な感覚を覚えます。

130410_19

街の喧騒も僅かしか聞こえず、工事の音と、たまに井の頭線の音が聞こえるだけ。
この駅舎も、そう遠からず解体されるんでしょうか。

130410_20

少し窓が開いてました。ホームへ降りる階段。
既に蛍光灯も外され、人影も無く、あっという間に「廃墟」になってます。

130410_25

この改札口から、毎日どれだけの人が出入りし、
シモキタの街へ繰り出した事でしょうか。

130410_23

既にレールも剥がされ、取り壊しを待つばかり、という様子のホーム跡。
井の頭線だけが、これまでと変わらず、鉄橋の上を行き来していました。

※撮影機材は全て、
Nikon F2
SIGMA 15-30mm F3.5-4.5 EX DG ASPHERICAL
Rollei RPX400
小田急 下北沢駅(跡)
2013年4月10日
※デュープ機材
Nikon D7000
Canon New FD50mm F3.5 Macro

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2013年4月18日 (木)

下北沢 小田急地上線跡を歩く~(1)東北沢から下北沢へ

下北沢近辺の景色から、小田急が姿を消して約3週間後、
電車の走らなくなった線路跡を、カメラを持って歩いてみました。

130410_02

まずは東北沢駅で下車。
今回の地下化は「暫定複線」の開業で、いずれは各停/急行を分離した複々線になりますが、
仮設ホームを設置している都合、既にレールが敷設されている部分もあります。

130410_04

東北沢駅(跡)の横にある踏切跡から、代々木上原方面を見ます。
先ほどの地下ホームは、この踏切跡から少し先の地下になると思います
(地下への入口の場所から推定)

130410_10

東北沢と下北沢の、丁度真ん中辺りにあった「東北沢4号踏切」、
茶沢通りと小田急が交差する踏切でした。
朝ラッシュ時、電車の中から、車の行列が出来ている様を、
何度も見てきたこの踏切、渋滞なくなり快適になったんでしょうか。

130410_14

同踏切から、下北沢駅方面をみます。
まだ線路が残っていますが、引き続き各停線トンネルの工事のため、
恐らく、早々に撤去されるんではないか、と予想しています。

130410_16

下北沢駅すぐ横の踏切より。
電車が通り過ぎ、遮断機が上がる度に、
ワラワラとたくさんの人が行き交った踏切でした。

130410_18

駅のすぐ横、まだ昭和のバラックが残っていた食品市場も、
駅の再開発にあわせて取り壊される、と聞いています。

「小田急の音」がしない下北沢の街、
想像以上に「何かが抜けた」感が強かったのが印象的です。

次回は、下北沢駅の中の方に入ります。

※撮影機材は全て、
Nikon F2
SIGMA 15-30mm F3.5-4.5 EX DG ASPHERICAL
Rollei RPX400
小田急 東北沢-下北沢間(付近)
2013年4月10日
※デュープ機材
Nikon D7000
Canon New FD50mm F3.5 Macro

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2013年4月16日 (火)

「COOLPIX A」にあまり惹かれない理由

「COOLPIX P330」と同時に発表されたのが、
高級コンパクトデジカメである「COOLPIX A」です。

Nikon COOLPIX A

これまで、何度かP330について書いた中で、Aについても、
軽く触れたことがあります。

「あんまり興味が無い」、と(笑)

興味が無い、という理由は、Aの出来が理由では無く、
自分が求める「コンデジかくあるべし」の条件から外れるな、と思ったからです。

デバイスとして興味が無いわけではないので、デジカメwatchに掲載された記事は、
非常に興味深く拝読させて頂きました。

ニコンAPS-Cコンパクト「COOLPIX A」のレンズに迫る (デジカメWatch)

ニコンCOOLPIX A 画質と操作性を両立したAPS-Cコンパクト (デジカメwatch)

では、自分的に「コンデジかくあるべし」と思うポイントは何か?

「コンパクトである事」と、「ズームレンズである事」。この2点です。

まず、コンパクト、という点については、
「A」に関しても、「APS-Cセンサーを搭載したコンデジ」という意味では、
非常に小型に出来ているだろう、と思います。

しかし、センサーの大きさを抜きにすれば、
P330のような「まさにコンデジ」と言えるカメラサイズではない、
と言わざるを得ません。

「カバンに入れる」事を考えれば、Aの大きさ・重さでも大丈夫ですが、
これが「ポケットに入れる」となると、P330と比べた時に、
分が悪くなるのは致し方ありません。

また、これは2点目の理由とも絡んできますが、
「このセンサーサイズで、このカメラのサイズに収める」
ために、レンズが単焦点になっています。

以前は、「レンズは単焦点で良いから、写りが良くて小型の物を」
と考えていた事もありました。
昨年の今頃は、丁度、シグマから「DP1 Merrill」「DP2 Merrill」が発表され、
コンデジ離れした、驚異の高解像度、高画質が話題になっておりました。
「どうせ買うなら、Merrill」で、と心に誓っておりました。

しかし、子供が幼稚園に通うようになり、日常での撮影領域が増えるにつえ、
ズームレンズは「必須条件」である事が明らかになってきました。
しかも、自分の行動を制約されない、一眼レフやミラーレスではなく、
コンデジである事が、とても重要であると認識するようになりました。

そこで、超望遠ズーム搭載である、ソニー「DSC-HX100V」を購入しました。
これは、ポケットに入るカメラではないですが、
これ一台で27-810mm相当の超高倍率ズーム搭載であり、
テレ端でも手ブレを意識する必要のない強力な手ブレ補正も付き、
かつ、静止画もHD動画も撮れる(動画撮りながら静止画撮影もできる)、
実に「便利この上ない」カメラでした。
(しかも、1/2.3型1600万画素という小型高画素のセンサーで、
これだけちゃんとした写真が撮れるようになったとは、という驚きもありました。)

ズームはやっぱり便利だし、日常利用だと「必須」なんだ、と感じて、
それまで「いいなぁMerrill」と思っていた気持ちが払拭され、
COOLPIX P7100のような「ズームレンズ搭載の、割と良いコンデジ」
を求めるようになりました。

その後、P310が「爆安」になっていたので、買ってしまった、
というのは、過去のエントリでも書いた通りです。

なんだかんだ言っても、ズームは便利なものです。
特に自分は、割と被写体との距離を取ることが多いので、
広角単焦点レンズだと、被写体が「豆粒」になってしまう可能性が高いです。

また、丁度HX100Vを買った頃、兄から「NEX-5」を安く譲り受け、
待望の「ミラーレス」デビューを飾りました。
本体は非常に小型でコンデジ並みでしたが、
そこにレンズが付くと、とても「小型軽量」とは言えなくなります。
強いて言えば、純正の「16mm」を付けるとかなり小型ですが、
やはり、これだと単焦点、しかも24mm相当。

もし、「A」に興味をもつ可能性があったとすると、
レンズが「28mm相当」ではなく「35mm相当」であれば、あるいは、
と思った事もあります。

高級コンデジとして独自の存在感を示しているカメラとして、
ライカの「X1」「X2」がありますが、この2機種は「35mm相当」のレンズを搭載しています。

先ほど触れたシグマの2機種は、「DP1」が28mm相当、「DP2」が45mm相当。
(後に発表された「DP3 Merrill」は、更に望遠で75mm相当。)
やはり、35mmという焦点距離はスキップされています。

「35mm」という焦点距離は、撮り方によって、
「広角的」にも「標準的」にも撮れる、実に便利な画角をもっています。

かつて、EOSがメイン機材であった時に、
標準ズームである「35-70mm」を使っていた事もあり、
ワイド端は35mm、という環境で長く過ごしておりました。
なので、「35mmで、なるべく広角的に撮る」習慣がついていました。

「28mm」が苦手である理由の1つは、そんな過去も理由となっています。

ただ、自分だけではなく「35mm」というレンズを好まれる方は多いようです。

ライカの「ズミクロン」や「ズマロン」、ニコン(S)の「W-Nikkor 3.5cm F2.5」、
ロシア製ツァイスコピーの銘玉「Jupiter-12」など、
至極の銘玉と呼ばれるレンズが、35mmにはたくさんあります。

実際自分も、ライカ用のレンズとしては、
Jupiter-12」と「Nokton 35mm F1.2」という2本の35mmを愛用しています。
50mmと105mmもありますが、使用頻度はあまり高くありません。
荷物と天候にあわせて、どちらかの35mmをつけて、交換レンズは持たず、
という撮影を、何度もしています。

もし、「A」が35mm搭載だったなら、「お、いいな」と思う可能性が、
多少は高くなっていただろうな、と思われます。

…とはいえ、なかなかお高くて(滝汗)

もし、「A」が、APS-Cサイズのセンサーではなく、
ニコンお得意の「1型センサー」搭載であれば、
より筐体を小型化しつつ、写りも「コンデジ以上」を維持し、
なおかつ、もう少々リーズナブルに出来たろうに、
と感じずにはいられません。

初めてニコンが「Nikon 1」を発表した時、
スペック主義者の多くから「4/3より小さいセンサーなんて!」
という声が上がった事を記憶しています。

しかし、センサー業界(?)の感覚だと、
「1型」というセンサーは「大型」に分類されるようです。
実際、「1」で撮影された画像を見ると、
これが「1インチ」なのかAPS-Cなのかフルサイズなのか、
見極める事は困難なのでは、と思わせられる程です。

「1」が発表されて以降、「いずれ、COOLPIXにも1型が降りてくるだろう」
と予言してた事もありますが、まさか、1/1.7型から、一気にAPS-Cまで飛ぶとは。

なので、もし、将来的に、「A」と「P330」の間に分類されるような、
差し詰め「1型センサー搭載」「ズームレンズ搭載(24-135mm相当くらいを希望)」、
そして「P330と比べて遜色ない筐体サイズ、操作性」
なんてカメラが発売されるようなら、発売してすぐに飛びつくだろうなぁ、
という自信?があります。

ニコンさん、是非に!

*2013/4/17追記:

これを書いた直後、新しい「リコーGR」に関するウワサが流れてきました。
間もなく発表(?)の新しい「GR」は、1600万画素APS-Cセンサー搭載とか…?
レンズは28mm相当の単焦点。スペック的には「A」と真っ向勝負のようですね。
しかも、これまでの「GR」と同様の小型軽量ボディのようです。
「APS-Cのセンサー+広角単焦点レンズ搭載の高級コンデジ」が、
これからのトレンディになるんですかね。個人的には少々「…」。

*2013/4/17追記・その2:

「ウワサが」と午前中に追記したら、午後に発表されましたね、新「GR」(笑)
GR
ペンタックスリコー、APS-C世界最小の28mmコンパクト「GR」 (デジカメWatch)

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2013年4月11日 (木)

ペトリのカメラ、大集合

Dscn2019

過去にも、ペトリのカメラについて、取り上げた事が何度かあります。

アップしてるのは「何度か」ですが、モノはいっぱいあります。
こんな具合に(笑)

本当は、カメラを「収集」するのは、そんなに好きではありません。
「嘘コケ」と言われそうですが(汗)、
一応、これまで買ってきたカメラやレンズは、
「使う」「使えるようになる(する)」事を前提に買った物ばかりで、
「使わないかもだけど、手元に置いておきたいから買う」、
つまり「コレクション」目的で買った事は、あまりありません。

ペトリは除いて(汗)

ついつい、ペトリに手を出してしまう理由はいくつかあります。

そもそも、ペトリは、新品で売られていた当時から
「壊れやすい」カメラであった、と言います。
当然、現在流通しているカメラも、そのほとんどはジャンク品。

直せる程度のジャンクもあれば、どう頑張っても直せなさそうなジャンク
(そもそも、新品で流通していた時代でも、直しようが無い個体があったと聞きます)
もありますが、いずれにしても「二束三文」です。

もちろん、ペトリのカメラやレンズが好き、という理由は外せません。
そもそも、それが理由でペトリを好きになったわけですから。

なので、ペトリのカメラは、理想は「動態保存」、
もし、動かなくても、貴重な、あるいは綺麗な個体であれば「静態保存」、
というつもりで、ボチボチと買い集めて、こんな調子になりました。

後は、ナニです、売ろうにも売れない、貰ってくれる人もいない(泣)

個々のカメラの事は、いずれちゃんとエントリに書きたいと思いますが、
まずは、持っている個体をまとめておきたいと思います。

※リンクは、過去に掲載したエントリです。

■カメラ(ボディ)
V3 ※シャッターリボン切れ
V6
FT (黒)
FTEE
FTE (黒)
FTEMC (黒)
FA-1 (銀) ※巻き上げ不可
FA-1 (黒) ※低速不良
Petri35 F2
Petri Half
Petri CompactE
Petri ES AUTO
Fotochrome ※デッドストック品、まさにコレクション

■レンズ(Petriマウント)
C.C Petri 28mm F3.5 EE Auto
C.C Petri 35mm F2.8 EE Auto
C.C Auto Petri 55mm F1.4
C.C Petri 55mm F1.7 EE Auto
C.C Petri MC 55mm F1.7 EE Auto
C.C Auto Petri 55mm F1.8 ※これのみM42マウント
C.C Auto Petri 55mm F2 (銀鏡胴)
C.C Auto Revue 135mm F3.5
C.C Petri 200mm F3.5
C.C Petri Zoom 85-210mm F4.5 EE Auto

今回は、これらの中から「FT」に「55mm F1.4」をつけて撮影した、
昨年撮影した写真を1枚、つけておきます。
ニャンコのお散歩です。

120706_20
Petri FT
C.C Auto Petri 55mm F1.4
Fujichrome SensiaIII (RAIII)
2012年7月6日
※デュープ機材
Nikon D7000
Super-Multi-Coated Macro Takumar 50mm F4
(「muk camera service」製マウントアダプタ使用)

ペトリ修理の総本山(?)、堀切にある「ユーシーエス」さんが、
ヤフオクで販売されてた整備品のFT。
ちょっとかすれた黒塗装が美しく、露出計も完璧な個体で、
目下、うちにあるペトリの一眼レフの中では、一番安心の一台です。

レンズは、新宿「アルプス堂」さんで見つけた、大口径F1.4。
これは、F2.8程度まで絞って撮ったと記憶しているので、
ボケもそれなりになっており、ピントは非常にシャープになっています。
大口径ですが、充分実用的に使えるレンズです。

ちゃんと整備されたボディとレンズであれば、
「仕事」してくれるペトリのカメラ。
1970年代末まで、そんなカメラを作るメーカーがあったんだ、
という事を、是非ご記憶に留め置いて頂きたい、と思っております。

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2013年4月 8日 (月)

デジカメ・ケータイ充電器の決定版?「MyCharger Multi Lite」

デジカメやケータイなど、「充電」の必要なデバイスが、
身の回りにゴロゴロと転がっている時代となって久しいです。

これらのデバイスで使用されるのは「リチウムイオン電池」と呼ばれるもので、
容量や定格によって様々な種類、大きさのものがあります。

デジカメやケータイ、それぞれの中に入っている電池を見比べてみると、
似たような大きさなのに、ごくごくわずかな形状の違いによって、
互換性がない、という事がしばしばあります。

すると、自分のように、何台もカメラを持っていると、
カメラが増える度に電池の種類が増え、
それに合わせて「充電器」の数も増えていく事になってしまいます。

大きさは違えど同じリチウムイオン電池なので、
充電器の機能としてはいずれもほとんど同じ物です。
バッテリー自体の形状に合わせて形が違うだけ、と言っても良いです。

なら、どんな形状にもあう充電器を作れば良いだろう、
という発想で生まれたであろう充電器がありました。
これが非常に便利なので、紹介したいと思います。

■日本トラストテクノロジー「My Charger Multi Lite

Dscn2116

バッテリーを固定する部分と、上下左右に可動する「+」「-」の電極が2つ。
ただ、電極の極性は「自動判別」のため、
バッテリーが表裏であっても、支障なく充電できます。

様々な電池に対応させるため、結構ガタイがあります。
旅に出るときにカバンにしのばせて、という使い方は、さすがに厳しいかもしれません。

しかし、デジカメでもガラケーでもスマホでも、
リチウムイオン電池であれば、おおよその物は充電が可能です。

例えば、以下の4種類の電池。

Mycharger

バッテリー左側にある「白い部品」(=電極)の位置が、
それぞれ違う事がお分かり頂けるだろうと思います。

左上は、SONY Cyber-shot DSC-HX100V用の電池「NP-FH50」。
ソニーのバッテリーは、端子のスリットが細く、奥まっているため、
本体電極の位置合わせが面倒ですが、充電はできます。

右上は、富士フイルムの「Finepix F200EXR」等で用いられる「NP-50」。

左下は、古いニコンのコンデジ「COOLPIX 880」「COOLPIX 5400」
等で用いられる、「2CR5」に似たサイズの電池、「EN-EL1」。
写真のものは、ロワ製の互換電池です。

右下はスマートフォンの電池で、
「docomo F-05D ARROWS X LTE」等で用いられる「F24」。
同じdocomoの「REGZA PHONE T-01D」も、同じ電池だったと思います。
ただ、大きさ的にはこれがマックスのようです。
左右はともかく、上下方向は、これ以上大きいと入りきりません。
(ちなみに、この電池の大きさは、縦6.4cm、幅4.9cmほどです。)
また、ロワ製の「F24互換電池」も、問題無く充電できました。

その他に、手元で試して無問題で充電出来た電池としては、

・SONY NEX-5 用の電池「NP-FW50」(および互換バッテリー)

・SONY Cyber-shot DSC-TX7 用の電池「NP-BN1」(および互換バッテリー)

・Nikon COOLPIX P310 用の電池、「EN-EL12
(および、ロワ製の互換バッテリー)

・Nikon D7000 用の電池「EN-EL15

・PENTAX K-7 用の電池「D-LI90

・Canon EOS D60 用の電池「BP-511A」(および互換バッテリー)

・docomo Xperia SO-01B 用の電池「SO04
(および、ロワ製の互換バッテリー)

・docomo F-09A 用の電池「F10

…他にもありますが、代表的なところはこんな感じ。
少なくとも、手元にあるデジカメ、ケータイの電池に関しては、
ほぼ、問題無く充電する事が出来ました。
(パナソニックやオリンパスなど、ブツを持ってないメーカーもあるので、
それらでの可否は分かりません。)

ただ唯一、問題が発生したのが、
PENTAX Optio M30 用の電池「D-LI63」です。
電池切れ後、この充電器で充電を始めて、
あまり時間が経たないうちに「充電完了」のマークが出ます。
その状態でカメラに戻しても、
電池残量表示は「半分」程度にしかなってません。

ただこれは、そもそも中古(ジャンク)で買ったカメラなので、
メモリー効果のため既にバッテリーが弱ってたから、
という理由かもしれません。

なお、この充電器は、「リチウムイオン電池専用」となっているため、
エネループに代表される、乾電池用の充電池(ニッケル水素電池)
の充電には対応していません。

とはいえ、乾電池型充電池の場合、
違う電池を買ったところで形状が変わるわけではないので
(単三、単四、といった違いはもちろんありますが)、
既に持ってる充電器があれば充分だろう、という話しでもあります。

このバッテリーチャージャーを購入してから、
それまでゴチャゴチャと転がっていた充電器がスッキリとなり、
また、充電する時に「えーっと、この電池はどの充電器だったかしら」
などと捜索する必要もなくなって便利になりました。

また、スマートフォンの電池の場合、
本来、電池は本体から抜かず、本体に入れたままじゃないと充電できません。
もし予備電池を持ってても、交換後の「残量の無い電池」を充電する場合、
一端本体に戻してからじゃないと充電できないのが面倒です。

そんな場合も、充電器1台あればいつでも充電できます。
また、どんな形状にも合わせられるので、
将来機種変更後も、充電器を買い換える必要がありません
(ただ、先述の通り、大きすぎて入らない可能性もあります。)

何かと便利な汎用充電器、
1台あって損は無い一品じゃないか、と思います。

*2013/11/25追記:

「MyCharger Multi Lite」は、どうやら製造販売終了したようで、
後継機種として「MyCharger Multi Mini」が販売されています。
「7.2/7.4V」の電池が非対応となりましたが、
デジカメ/スマホ/ケータイの充電には支障ないと思います。


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2013年4月 5日 (金)

D7000ユーザの目で見る「D7100」と「D600」

※この写真は「D7000」で撮ったものです。

Dsc0713
Nikon D7000
SIGMA 15-30mm F3.5-4.5 EX DG ASPHERICAL (30mm)
1/640秒 F11 (ISO100)
2013年4月9日

ブログとは「ウェブログ」の略で、訳せば「ウェブ上の記録」となるわけで、
D7000を購入した時の事も、当然ながらエントリとして公開しております。

発売されたのが2010年10月29日、
発注したのが同年11月15日、そして、届いたのが11月17日。

以来、2年半近くに渡って、「メインカメラ」として不動の地位を築いております。
上記の写真も、D7000で撮影したものです。
D7000にSIGMA 15-30mmというのが、目下の「お気に入りペア」です。

2013年2月19日には、ファイル名のカウントが「DSC9999」から「DSC0001」に戻り、
総カット数が1万を越えました。
公称では15万カットに耐えられるシャッターだそうですから、
後30年くらいは安泰だ、と言えます(笑)

そんな折、ニコンから、実質的後継機と言える「D7100」が発表されました。
画素数が1600万画素→2400万画素に増え、
かつ、最近のトレンドになりつつある「ローパスレス」仕様のカメラとなりました。

ローパスフィルターが付いてない事で、
より先鋭でシャープな画像を撮れる、という事になっていますが、
一方で、「偽色」「モアレ」などが出る可能性がある、と言われています。
既に発売されている「D800E」など、
使いこなせなくて脱落するユーザが続出している、とも聴いております。

さて、初期からのD7000ユーザとして、D7100はどう見えたか。

「別にいいや。」(笑)

理由は明確で、「今で充分」だ、と。

そもそも、D7100は、D7000の「後継機」ではない、というのがニコンのスタンスです。
現在も、D7000は製造販売が継続されています。
「1年に1度ないし2度」のモデルチェンジが当たり前のデジカメ業界、
2年以上前に発売されたカメラが、未だに販売継続されているという事は、
それだけD7000が「安定、安心、確実」なカメラである証左であると思います。

また、自分自身が持っているレンズの問題も、D7100に変えられない(変えるのが怖い)
理由となっています。

手元にあるFマウントのレンズを見ると、ほとんどが「ジャンク品あがり」です。
カビ、絞り粘り、ヘリコイドやズームの不良など、
何かしらの問題を抱えていたレンズを、自分でばらして整備。
中には、D80の時は全く気にならなかった事が、
D7000になると気になって使い物にならない、というレンズもありました。

これが、更に高画素で、かつローパスの無いセンサーで容赦ない画像になれば、
更に脱落していくレンズが増えていく事は目に見えています。
ボディだけじゃなくて、レンズにも、どれだけ投資が必要になるか。
考えるとゾッとしてきます。

一方、先日「デジカメwatch」に載ったレポートによると、
D7000とD7100との画質差は「意外と少ない」、という評価でした。

もし仮に、レンズの方は「ゆくゆくリプレースしてグレードを上げていく」としても、
ボディを替える事によるメリットは小さそうだ、と思われます。

よって、D7000のユーザが、あえてD7100に替える理由は小さいのかな?、
という気がいたしました。

もし、D7000から買い換えるとすれば、むしろ「D600」の方が意味があるかな?、
というのが、自分なりの結論です。

正直なところ、「フルサイズのセンサー」自体には、
それほど強い興味があるわけではありません。
APS-Cのセンサーに、特に不満を覚えておりませんし。
それに、APS-Cサイズのカメラの方が、多少でも小型になるので、
撮影でたくさんの機材を持ち出す場合など、
少しでも体への負担が小さくなるのはメリットです。

とはいえ、コンデジの高画質化、ミラーレスの台頭もあり、
「一眼レフは、フルサイズで高画質」
という戦略を、メーカーとしてはしたいだろうと思ってるはずで、
1ユーザが望むと望まざるに関わらず、
いずれフルサイズしか選択肢が無くなる時代は来るかもしれない、
とは覚悟しています。

レンズについても、いろいろ心配はありつつも、
D7100に比べれば「心配事」は少ないかな、と感じています。

現状のレンズシステムは、フィルムカメラとの兼ね合いもあり、
ほとんどのレンズはFXサイズ(フルサイズ)にしてあるので、
「規格」という意味では、今すぐD600が入ってきたとしても、
特に問題が生じる事はありません。

また、D7100とD600は、共に2400万画素のセンサーです。
センサーの大きさが違うのに、画素数は同じ。
という事は、D600の方が、多少画素ピッチが大きく、ゆとりがあります。
ちなみに、D600では、DXサイズ(APS-Cサイズ)にクロップして撮影、
という事が出来ますが、その場合の画素はおよそ1000万画素。

画素ピッチとしては、おおよそD200とかD80のレベルなので、
現状、D7000で「解像度不足」ではないレンズであれば、
D600でも「役不足」になる心配はありません。

ただそれは、画面中心部の話しで、
フルサイズのイメージサークルを完全に満たせるかどうかとなると、
それはそれで、不安な気持ちもあります。
望遠はともかく、広角寄りのレンズだと、周辺部まできっちり写らない、
という問題が多発してくる可能性があります。

とはいえ、D800のような「容赦ない高性能FXカメラ」
ではなく、取り回しのいいカメラとして開発されているようですから、
恐らく、あまりビクビクする事無く使用できるだろうな、と予想しています。

D600に関しては、もう1つ、期待すべきところがあります。

ヨドバシカメラが公開しているカメラレビューサイト「フォトヨドバシ」で、
D600開発者のインタビューが掲載されています。

これを読んでると、D600の特徴は、「使いやすさ」もさることながら、
階調表現に富んでいる、という部分に惹かれました。
微妙な光線状態でも、ハイライトやシャドーが随分粘ってくれるようです。

デジタル一眼レフは、*ist Dsの頃から既に8年愛用しておりますが、
常に脳裏にあるのは「ハイライトを飛ばさない」「シャドーを潰さない」。
ヒストグラムや「白トビ警告」を見ながら露出を決める、
という事をやっております。

ここ数年で、CMOSセンサーの「ダイナミックレンジ」も広がり、
割と、その辺をルーズにしても大丈夫になってきました。

それが、D600クラスになると、更に踏み込んで「階調」の事まで語れるようになる。
恐らく、D7000以上に「表現」が多用化してるカメラなんだろうな、
という事が容易に想像できます。

とにもかくにも、このインタビューで語られている内容が、
D7000の頃までのカメラとは次元の違う話しになっている、
というのは確かです。
ソニー製の2400万画素フルサイズセンサーは、
「Cyber-shot DSC-RX1」を愛用している広田尚敬さんも激賞していますが、
その製造メーカー以上に「センサーの能力を引き出す」のがニコンなので、
恐らく、限界一杯の能力を発揮している事だろう、と思います。

と、ここまで書くと、欲しいの?って聴かれそうですが(笑)、
目下、P330の方が先だな、って思いますし、
D7000も、まだまだ充分に活躍してくれてますので、
あくまで「究極の?選択」って話しではありましたが、
でも、D600、ニコンで一眼レフ使うなら、是非一度、
と思えるカメラに仕上がっているのは確かなようです。

*2013/5/1追記:
D7000による写真を追加、および一部本文を追加。

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2013年4月 3日 (水)

Kodak ProFoto XL 100 というフィルム

Dsc01615

初めて、コダックの「Pro Foto XL 100」というフィルムの存在を知ったのは、
2011年の末頃だったと思います。

そもそも、フィルムの好みは「コニカのネガ」でした。
「XG」「LV」「JX」「Centuria」といったフィルムを愛用していました。

そのコニカは、2003年、ミノルタと合併して「コニカミノルタ」になりました。
大手企業2社の統合で盤石になったものと安心していたら、
2007年に、(カメラ事業と共に)フィルム事業からの撤退が発表されました。

しかし、そのフィルム事業を引き継ぐ形で、
大日本印刷が「DNPフォト」を立ち上げ、
「Centuria」フィルムの販売を始めました。
これは、同じフィルムの引き継ぎではなく、
コダックからのOEMによる「別物」での販売でした。

ただ、この「DNPセンチュリア」自体、KodakのGoldとは違う感じのフィルムだな、
という印象がありました。むしろ、コニカの雰囲気に近いかな?、
と感じまして、これはこれで良いフィルムだ、と安心しました。
今後は、DNPをメインでいこう、と決めました。

その「DNPセンチュリア」も、余程売れなかったせいでしょうか、
2008年末の時点で「販売終了」のウワサが流れ始めました。
まさかそんな、と思っておりましたが、
2009年春の「PIE」会場で、DNPブースで確認したところ、
「在庫分のみ」という回答が得られました。
わずか2年ばかりの「DNP Centuria」の販売でした。

これでいよいよ「好みのフィルム」が無くなって、
さぁこれからどうしたものか、と「迷走」する事になりました。
フジやコダック、いろんなフィルムで撮ってみましたが、
どれもいまいちで、「あぁ、やっぱりコニカのフィルムが良い」と、
ヤフオクで期限切れ品を落札した事もあります
(これ、まだ数本、冷凍庫に控えています。)

そうは言っても、やはり「過去」を引きずるのは良くない、
やはり「安心」して使えるフィルムが欲しい、と思っておりましたところに、
冒頭に書いた「Kodak Pro Foto XL 100」に出会いました。

このフィルム、売られている事には前々から気づいておりましたが、
ある時、このフィルムの中身が「DNP Centuria」と同じだ、
という「ウワサ」を目にしました。

そうと言われたら試さずにはいられません。
早速買い求めて、試写を重ねてみました。

「ウワサの真相」は、正直、裏を取ってないので分かりません。
ただ、撮ってみた感想は、「確かに、これは、ちょっと違う」。
いまいち慣れないGoldとも違う、EKTARとも違う。
この、見慣れた感じの絵作りは、確かにDNPっぽい。

DNPっぽい、という事は、「コニカっぽい」、という意味でもあります。

「今度こそ、このフィルムで行こう。」
そう決めて、ネットで20本セットをまとめ買いしました。

日本国内では正規に販売されていないフィルムで、
かつ、米国コダックのサイトにも掲載されていないという、
非常に奇妙なフィルムでしたが、
天下のコダックのフィルムだから、今度こそ安心…

と思っていたら、まさかまさかのコダック破綻。

今の所、ProFoto XLの製造販売が終了したような気配はありませんが、
コダックのネガの代名詞だった「Gold」が販売終了し、
ポジ類も全て販売終了となりましたので、
そう遠からずかな…、と覚悟を決めています。

「あの懐かしいコニカの写り」(だと勝手に思っている)を堪能できるのも、
もうあとわずかの事になりそうです。

※上記写真に写っている「Konica LV400」と「Konica JX400」は、
以前、ハードオフのジャンク箱で見つけたものです。
LVは1本だけなので永久保存ですが、JXの方は、
3本セットを2つ確保できたので、1セット3本の方は、
いずれ「超期限切れ」である事を覚悟の上で撮ってみたいと思います。
カメラはやはり、一番コニカのフィルムを詰めた、
EOS630か、EOS5になるかな、と思います。

※以下の写真は、過去にアップした写真からの再掲です。
当ブログにアップしている「ProFoto XL 100」で撮った写真は、
別館サイト→フィルム→Kodak→ProFoto XL 100」からご覧頂けます。

120108_07
Canon EOS5QD
EF35-70mm F3.5-4.5
Kodak ProFoto XL 100
JR総武線 浅草橋-両国間
2012年1月8日

130119_17
Leica M2
COSINA Voigtlander Nokton 35mm F1.2 Aspherical VM II
Kodak ProFoto XL 100
JR徳島駅
2013年1月19日
※デュープ機材
Nikon D7000
Super-Multi-Coated Macro Takumar 50mm F4
(「muk camera service」製マウントアダプタ使用)

121231_2_13
Canon EOS REBEL
SIGMA Zoom 28-70mm F2.8
Kodak ProFoto XL 100
2012年12月31日
※デュープ機材
Nikon D7000
Super-Multi-Coated Macro Takumar 50mm F4
(「muk camera service」製マウントアダプタ使用)

*2014/2/21追記:

やはり、と言いますか、どうやら「ProFoto XL 100」は製造中止になったようです。
気に入ったフィルムが、また消えていくのは淋しい限りです。
とはいえ、最近はあまりフィルム自体で撮ってないですが・・・。

楽天やY!ショップ等での取扱も、めっきり少なくなってしまいました。
自由が丘の「ポパイカメラ」さんで、期限切れ品の在庫処分をやっています。
恐らく、世に存在するProFotoは、全て「既に期限切れ」なんだろう、と思われます。

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2013年4月 2日 (火)

Nikon COOLPIX P330 少し触ってみた

※この写真は「COOLPIX P310」で撮った物です。
Dscn2024
Nikon COOLPIX P310 (24mm相当)
1/15秒 F2.5 (ISO800)
小田急 南新宿駅
2013年3月31日

これは、「P310」の白黒モードで撮影して、
少しPhotoshopでレタッチしたものです。
遅いシャッター速度でも、VRのおかげもあって、
安心して「手持ち撮影できる」のは、
このP310を使っていて非常に心強い一面であります。
D7000やNEX-5では、そうはいきません。

さて、先日、電気屋の中を歩いてましたら、
P330が置いてありましたので、初めて手に取ってみました。

大きさ、重さとも、P310とほとんど変わらない
(仕様上、大きさは全く同じ、重さは4gだけ重くなっただけ)ので、
手にした時の違和感の無さ、というか「全く同じ感」は想像通りでした。

レンズ鏡胴周りのギザギザは、やはり「飾り」でした。
個人的には、ここに指を掛けて撮る事は無いと思うので、
特にこれによって「構えやすくなる」といった利点にはならなさそうです
(あくまで個人的には、です。)

MFフォーカスの仕方が少々変わってました。
P310だと、「ロータリーマルチセレクター」の「上下」で操作してましたが
(上を押すと無限の方に、下を押すとマクロの方にフォーカスが移動)、
P330から、同じセレクターの「回転」に変わっておりました。
確か、反時計回りで無限方向、時計回りでマクロ方向だったと思います
(うろ覚えなので、違うかもしれません。)

P310のMFフォーカスは、
ボタンを押した時の「フォーカス移動の速さ」が速くて、
ほんの少し押しただけでスーッと動いてしまい、
微妙なピント合わせが難しかったんですが、
回転だと、クリック単位で合わせられるので、
神経質になる必要がなくなりました。

また、MFでフォーカスを合わせている時は、
画面中心部が少し拡大されるようになってますが、
P310だと、拡大画面の状態で「シャッター半押し」にすると、
撮影待機モードに移行するようになってました。

しかし、P330からは、シャッター半押しで撮影待機になりますが、
それを離すと、また中心部拡大されてフォーカスモードになりました。

MFで何度かピントを確認する事も珍しくないので、
いちいち「OK」ボタンを押してフォーカスモードにしなくても、
シャッター半押しだけで制御できるのは、便利だなぁ、と感じました。

センサーの大型化だけでなく、操作面でも「重箱の隅」までしっかり修正された、
「実用的で、使えるカメラ」への「深化」が進んでました。

まだ撮影画像を見てないですが、
正直、気持ちの上では「春~夏に、P310からP330へ」、
という方向で固まりつつあります。

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2013年4月 1日 (月)

2013年版・デジイチでフィルムをデュープ【(4)カラーネガから取り込む篇】

連載が飛び飛びになってしまい恐縮ですが、
写真フィルムをデジタルデータ化する方法として、
スキャナではなく、デジカメを使って「デュープ」(複写)する方法について、
何度か書いて参りました。

2013年版・デジイチでフィルムをデュープ【(1)準備と撮影篇】
2013年版・デジイチでフィルムをデュープ【(2)ポジから取り込む篇】
2013年版・デジイチでフィルムをデュープ【(3)白黒ネガから取り込む篇】

「デュープの撮り方」に始まり、
比較的平易な「ポジ(リバーサル)」「白黒ネガ」について書いてみましたが、
ここからは、いよいよ「カラーネガ」でのデュープの撮り方。

ただ、正直、この方法はまだ「暗中模索」の部分があるため、
ここに書く事が完全ではない事を、どうかご承知置き下さい。

カラーのネガをデュープする上で、どうしても避けて通れない問題は、
「ネガのオレンジベースを、どのように処理するか」、という点にあると思います。

オレンジベースは、「直接光を当てて印画紙に投影する」上では、
必要不可欠なものだそうですが(理由をあまり知らないので詳しく語れないのですが、
もしオレンジ色じゃないと、印画した時に色が濁るそうです)、
デジタルデータとして扱う上では「邪魔」でしかないものです。
これを、如何に「正確に消す」かによって、後々の結果が変わってきます。

試しに、オレンジベースのままデュープしたものを、
D7000の液晶で「RGB別ヒストグラム」表示すると、こうなります。

Dsc01572

赤・緑・青の成分の「山」が、大きくずれているのが分かります。
かなり赤い成分が強く、青い成分が弱くなっており、
非常にバランスが悪い事になっています。

オレンジベースを「消す」には、その「対抗色」である青色い光を使う事で、
赤い成分を相殺して打ち消す事が可能です。
上記リンクの「(1)準備と撮影篇」の中でも、
「ライトボックスの上に、青いセロファンを敷いて、光源を青くして」
デュープを撮っている写真を載せました。

本来は、ネガのオレンジベースを「完全に消す」色のフィルターを用いて、
完璧に相殺する方がベストである事は確かですが、
ネガのメーカーや銘柄によって「オレンジの濃さ」が違いますので、
なかなか完全に、とはいかないものです。

自分がデュープを撮るときに使っているのは、
実は、ダイソーで買ってきたカラーセロファンセットです。
ここに入っていた「青い色のセロファン」を、
2枚重ねてライトボックスの上に置き、青い光を使っています。
(ネガによっては、2枚重ねず、1枚だけの薄い青色にする事もあります。)

青いセロファンを通した光でデュープを撮ると、こうなりました。

Dsc01581

まだ少々「赤」が強いですが、先ほどのヒストグラムに比べれば、
赤・緑・青の成分の「山」が、かなり近い形で表示されています。
ここまで近づいていれば、後はPhotoshop上で何とかできるはずです。

*13/05/14追記:
ここでは「RGBの山が近い方が」と書きましたが、
その後いろいろ試しておりますところ、
むしろ「ちょっと青が強い」くらいの方が、
後々いい結果になるような?という印象を得ています。
デュープで青すぎる=反転すると赤が強い、という事ですが、
青が強いより、赤が強い方が、補正が綺麗に利くようです。
(追記ここまで)

では実際に、「ネガそのままデュープした画像」と、
「青い光を通してネガをデュープした画像」にて、
全く同じ処理をした場合の仕上がり具合を比べてみたいと思います。
以下3枚とも、左は「ネガそのまま」、右は「青い光」でデュープしたものです。

(1)フチをカットし、トリミングする
Color_nega_dupe_1

(2)「階調反転」する(Photoshop Elements10の場合は「Ctrl + I」)
Color_nega_dupe_2

(3)「自動カラー補正」を実行する
Color_nega_dupe_3

実際は、ここからコントラスト等を調整していくわけですが、
自動処理を用いた、全く同じ処理にて比較してみたいと思います。

左の画像を見ると、「階調反転」した時点で「非常に青い」事が分かります。
ネガ反転するわけなので、ネガが「オレンジ=赤っぽい」ものが、
反転して「青い」方の成分が表に出てきたわけです。

一方、青い光にてデュープした方は、階調反転した(2)の時点でも、
「そこそこ自然な」色合いをしていると思います。
もう一息で何とかなるぞ、と予感させてくれる画像です。

「カラー補正」をしても、そのままデュープした左の画像は、
やはり全体に青っぽい感じが残っています。
ここで無理に青を消そうとすると、赤や黄を大幅に足す事になり、
カラーバランスのおかしさを払拭しきる事が出来ません。

一方、右の青い光の方は、全体に「くすんだ」「地味な発色」ですが、
色合いは自然な感じに落ち着いているだろう、と思われます。

この「くすんだ」感じは、個人的には「ネガの特徴」だと思っており、
むしろ「そうそう、これがネガの画像」と思える画だろう、と思っています。

なお、ある程度デジタル画像に慣れた方なら、
「そのままネガを撮っても、RAWから展開する時にカラーバランス調整すれば?」
とお考えになると思います。
自分自身、当初は「それで出来るはずだ」と思っていました。

確かに、RAWからの展開の時点でカラーバランスを整えておけば、
ある程度「青みの強い画像」になる事を防ぐ事が出来ますが、
RGBそれぞれの色成分が均等にデータ化されていないためか、
「青い光」でデュープする時ほどの「自然さ」は得られないな、
という感触を得ています。

という事で、右側の画像を、更にレベル調整し、
少々トリミングした画像は、こちらになります。

121227_02_lse
Leica M2
Nikon Nikkor-P.C 10.5cm F2.5
1/1000 F4.0
Kodak ProFoto XL 100
小田急 祖師ヶ谷大蔵駅
2012年12月27日
※デュープ機材
Nikon D7000
Canon New FD50mm F3.5 Macro

話しはそれますが、Leica M2の「90mm」のブライトフレームで、
105mm(10.5cm)の画角を想像しながら撮影したものですが、
意外と枠内に収まるものだなぁ、と驚いております。
以前、Canon7に同じレンズ付けて撮った時は、
電車等の被写体が、ことごとく「フレームアウト」したものでした。
以上、蛇足。

Photoshopの「自動補正」は非常に優秀なので、
色合いもコントラストも、ほぼ思った通りに画になってくれます。
ただ、日向と陰が同居してるとか、屋内であるなど、
色バランスや露出が難しい画像だと、なかなか一発に、とはいかないので、
後から手動での補正をチクチク実行する必要が出てきます。
それが、なかなか面倒ではあります。

また、デュープを撮る機材ですが、
手元のSONY NEX-5と、Nikon D7000を比べた感じだと、
圧倒的にD7000の方が、色再現性が高いようでした。

オートホワイトバランスの精度の問題か?、とも思ったんですが、
マニュアルで指定して試してみても、NEXの方では、
階調反転後に「正しい色」になってくれませんでした。
特に、赤色が「飽和」する感じで、今回のLSEのように、
赤がポイントである被写体では大きな違いが出るように思われました。

・・・という事で、4回に渡って「フィルムからのデュープ」について、
我流のやり方をまとめてみました。

本来は、この4回だけで終わらせるつもりでしたが、
書き進めれば書き進める程、
あまりに「我流過ぎ」「機材が一般的じゃなさすぎ」
という問題を痛感してきました。

そこで、連載5回目として「誰でも持ってそうな手軽な機材」で、
なるべく「いいデュープ」が撮れる良い方法はないか、
考えた上で、より実践的に書いてみようかな、と思っています。
そこは、研究後になるので、少々先の執筆になると思います。

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