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2013年4月 3日 (水)

Kodak ProFoto XL 100 というフィルム

Dsc01615

初めて、コダックの「Pro Foto XL 100」というフィルムの存在を知ったのは、
2011年の末頃だったと思います。

そもそも、フィルムの好みは「コニカのネガ」でした。
「XG」「LV」「JX」「Centuria」といったフィルムを愛用していました。

そのコニカは、2003年、ミノルタと合併して「コニカミノルタ」になりました。
大手企業2社の統合で盤石になったものと安心していたら、
2007年に、(カメラ事業と共に)フィルム事業からの撤退が発表されました。

しかし、そのフィルム事業を引き継ぐ形で、
大日本印刷が「DNPフォト」を立ち上げ、
「Centuria」フィルムの販売を始めました。
これは、同じフィルムの引き継ぎではなく、
コダックからのOEMによる「別物」での販売でした。

ただ、この「DNPセンチュリア」自体、KodakのGoldとは違う感じのフィルムだな、
という印象がありました。むしろ、コニカの雰囲気に近いかな?、
と感じまして、これはこれで良いフィルムだ、と安心しました。
今後は、DNPをメインでいこう、と決めました。

その「DNPセンチュリア」も、余程売れなかったせいでしょうか、
2008年末の時点で「販売終了」のウワサが流れ始めました。
まさかそんな、と思っておりましたが、
2009年春の「PIE」会場で、DNPブースで確認したところ、
「在庫分のみ」という回答が得られました。
わずか2年ばかりの「DNP Centuria」の販売でした。

これでいよいよ「好みのフィルム」が無くなって、
さぁこれからどうしたものか、と「迷走」する事になりました。
フジやコダック、いろんなフィルムで撮ってみましたが、
どれもいまいちで、「あぁ、やっぱりコニカのフィルムが良い」と、
ヤフオクで期限切れ品を落札した事もあります
(これ、まだ数本、冷凍庫に控えています。)

そうは言っても、やはり「過去」を引きずるのは良くない、
やはり「安心」して使えるフィルムが欲しい、と思っておりましたところに、
冒頭に書いた「Kodak Pro Foto XL 100」に出会いました。

このフィルム、売られている事には前々から気づいておりましたが、
ある時、このフィルムの中身が「DNP Centuria」と同じだ、
という「ウワサ」を目にしました。

そうと言われたら試さずにはいられません。
早速買い求めて、試写を重ねてみました。

「ウワサの真相」は、正直、裏を取ってないので分かりません。
ただ、撮ってみた感想は、「確かに、これは、ちょっと違う」。
いまいち慣れないGoldとも違う、EKTARとも違う。
この、見慣れた感じの絵作りは、確かにDNPっぽい。

DNPっぽい、という事は、「コニカっぽい」、という意味でもあります。

「今度こそ、このフィルムで行こう。」
そう決めて、ネットで20本セットをまとめ買いしました。

日本国内では正規に販売されていないフィルムで、
かつ、米国コダックのサイトにも掲載されていないという、
非常に奇妙なフィルムでしたが、
天下のコダックのフィルムだから、今度こそ安心…

と思っていたら、まさかまさかのコダック破綻。

今の所、ProFoto XLの製造販売が終了したような気配はありませんが、
コダックのネガの代名詞だった「Gold」が販売終了し、
ポジ類も全て販売終了となりましたので、
そう遠からずかな…、と覚悟を決めています。

「あの懐かしいコニカの写り」(だと勝手に思っている)を堪能できるのも、
もうあとわずかの事になりそうです。

※上記写真に写っている「Konica LV400」と「Konica JX400」は、
以前、ハードオフのジャンク箱で見つけたものです。
LVは1本だけなので永久保存ですが、JXの方は、
3本セットを2つ確保できたので、1セット3本の方は、
いずれ「超期限切れ」である事を覚悟の上で撮ってみたいと思います。
カメラはやはり、一番コニカのフィルムを詰めた、
EOS630か、EOS5になるかな、と思います。

※以下の写真は、過去にアップした写真からの再掲です。
当ブログにアップしている「ProFoto XL 100」で撮った写真は、
別館サイト→フィルム→Kodak→ProFoto XL 100」からご覧頂けます。

120108_07
Canon EOS5QD
EF35-70mm F3.5-4.5
Kodak ProFoto XL 100
JR総武線 浅草橋-両国間
2012年1月8日

130119_17
Leica M2
COSINA Voigtlander Nokton 35mm F1.2 Aspherical VM II
Kodak ProFoto XL 100
JR徳島駅
2013年1月19日
※デュープ機材
Nikon D7000
Super-Multi-Coated Macro Takumar 50mm F4
(「muk camera service」製マウントアダプタ使用)

121231_2_13
Canon EOS REBEL
SIGMA Zoom 28-70mm F2.8
Kodak ProFoto XL 100
2012年12月31日
※デュープ機材
Nikon D7000
Super-Multi-Coated Macro Takumar 50mm F4
(「muk camera service」製マウントアダプタ使用)

*2014/2/21追記:

やはり、と言いますか、どうやら「ProFoto XL 100」は製造中止になったようです。
気に入ったフィルムが、また消えていくのは淋しい限りです。
とはいえ、最近はあまりフィルム自体で撮ってないですが・・・。

楽天やY!ショップ等での取扱も、めっきり少なくなってしまいました。
自由が丘の「ポパイカメラ」さんで、期限切れ品の在庫処分をやっています。
恐らく、世に存在するProFotoは、全て「既に期限切れ」なんだろう、と思われます。

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コメント

ちさと様

コメントありがとうございました。

先日、まだ数本残っていた「コニカミノルタ業務用フィルム」(中身はCenturia)を使って撮って、
現像結果を見て、「あぁ、やっぱりコニカの写りなんだな、いいなぁ」
と思い返したところでした。
DNP、そしてProFotoと渡り歩いてきましたが、もはやこれまで、かもしれないですね。
そもそも、フィルム自体がいつまで使える事やら、というご時世ですし。

ProFotoも、まだ何本か残っているので、
大事に、でも色がおかしくなり過ぎないうちに、撮りたいと思っています。

投稿: ごっさん | 2015年1月18日 (日) 02時21分

はじめまして。
私もCenturiaがすきで、PROFOTOに行って、、、今、彷徨っています 笑
この手のフィルムの色、いいですよね~!!

投稿: ちさと | 2015年1月17日 (土) 20時36分

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