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2013年4月11日 (木)

ペトリのカメラ、大集合

Dscn2019

過去にも、ペトリのカメラについて、取り上げた事が何度かあります。

アップしてるのは「何度か」ですが、モノはいっぱいあります。
こんな具合に(笑)

本当は、カメラを「収集」するのは、そんなに好きではありません。
「嘘コケ」と言われそうですが(汗)、
一応、これまで買ってきたカメラやレンズは、
「使う」「使えるようになる(する)」事を前提に買った物ばかりで、
「使わないかもだけど、手元に置いておきたいから買う」、
つまり「コレクション」目的で買った事は、あまりありません。

ペトリは除いて(汗)

ついつい、ペトリに手を出してしまう理由はいくつかあります。

そもそも、ペトリは、新品で売られていた当時から
「壊れやすい」カメラであった、と言います。
当然、現在流通しているカメラも、そのほとんどはジャンク品。

直せる程度のジャンクもあれば、どう頑張っても直せなさそうなジャンク
(そもそも、新品で流通していた時代でも、直しようが無い個体があったと聞きます)
もありますが、いずれにしても「二束三文」です。

もちろん、ペトリのカメラやレンズが好き、という理由は外せません。
そもそも、それが理由でペトリを好きになったわけですから。

なので、ペトリのカメラは、理想は「動態保存」、
もし、動かなくても、貴重な、あるいは綺麗な個体であれば「静態保存」、
というつもりで、ボチボチと買い集めて、こんな調子になりました。

後は、ナニです、売ろうにも売れない、貰ってくれる人もいない(泣)

個々のカメラの事は、いずれちゃんとエントリに書きたいと思いますが、
まずは、持っている個体をまとめておきたいと思います。

※リンクは、過去に掲載したエントリです。

■カメラ(ボディ)
V3 ※シャッターリボン切れ
V6
FT (黒)
FTEE
FTE (黒)
FTEMC (黒)
FA-1 (銀) ※巻き上げ不可
FA-1 (黒) ※低速不良
Petri35 F2
Petri Half
Petri CompactE
Petri ES AUTO
Fotochrome ※デッドストック品、まさにコレクション

■レンズ(Petriマウント)
C.C Petri 28mm F3.5 EE Auto
C.C Petri 35mm F2.8 EE Auto
C.C Auto Petri 55mm F1.4
C.C Petri 55mm F1.7 EE Auto
C.C Petri MC 55mm F1.7 EE Auto
C.C Auto Petri 55mm F1.8 ※これのみM42マウント
C.C Auto Petri 55mm F2 (銀鏡胴)
C.C Auto Revue 135mm F3.5
C.C Petri 200mm F3.5
C.C Petri Zoom 85-210mm F4.5 EE Auto

今回は、これらの中から「FT」に「55mm F1.4」をつけて撮影した、
昨年撮影した写真を1枚、つけておきます。
ニャンコのお散歩です。

120706_20
Petri FT
C.C Auto Petri 55mm F1.4
Fujichrome SensiaIII (RAIII)
2012年7月6日
※デュープ機材
Nikon D7000
Super-Multi-Coated Macro Takumar 50mm F4
(「muk camera service」製マウントアダプタ使用)

ペトリ修理の総本山(?)、堀切にある「ユーシーエス」さんが、
ヤフオクで販売されてた整備品のFT。
ちょっとかすれた黒塗装が美しく、露出計も完璧な個体で、
目下、うちにあるペトリの一眼レフの中では、一番安心の一台です。

レンズは、新宿「アルプス堂」さんで見つけた、大口径F1.4。
これは、F2.8程度まで絞って撮ったと記憶しているので、
ボケもそれなりになっており、ピントは非常にシャープになっています。
大口径ですが、充分実用的に使えるレンズです。

ちゃんと整備されたボディとレンズであれば、
「仕事」してくれるペトリのカメラ。
1970年代末まで、そんなカメラを作るメーカーがあったんだ、
という事を、是非ご記憶に留め置いて頂きたい、と思っております。

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コメント

FM 様

すいません、ご返信を、と思い、すっかり失念しておりました。

ペトリのカメラには、不思議な愛着が湧きます。
決して、性能はよくないものばかりですが、
安くて良いモノを提供しよう、という気概が感じられます。

大量生産の時代を乗り切る事が出来ませんでしたが、
仮に乗り越えたとしても、その後はデジタルの高精度な時代、
Made in Chinaで超大量生産の時代となっていくわけですから、
いつかはダメになっていただろうな、と思います。

それでも、作られた「モノ」が残り、いつでも手に取れる、というのは、
とても幸せな事だと感じます。

投稿: ごっさん | 2015年1月18日 (日) 02時08分

はじめまして。
ミノルタ愛好家です。といってもアルファー7000と8700iの2台しかボディは持っておりません。
父のコレクションの中にペトリがありました(今はありません)。
昭和を彩る庶民派カメラだと思います。経営的にもいろいろあって消滅してしまいましたが、今も私の心に深く刻まれています。現役でお使いになっているとは感激です。
手のかかる子供を持ったような愛しさと金属ボデイー、革の感触は感性を刺激します。
他にもチノン、トプコン、ヤシカのようにニコン、キャノンのようにメジャーになりきれずに衰退、消滅していったメイドインジャパンに懐かしさと切なさを感じます。

投稿: FM | 2014年12月 7日 (日) 05時23分

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