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2013年12月

2013年12月23日 (月)

NEX-6で埼京線(205系は撮れず)

Dsc0115
SONY NEX-6
Olyumpus PEN Zuiko Zoom 100-200mm F5 (200mm)
1/500秒 F5.6 (ISO800)
JR山手線(山手貨物線) 原宿駅
2013年12月23日

せっかくNEX-6を導入したんだから、天気悪いけど何か撮らなきゃ、
と思って、じゃあ埼京線の205系を、と思って行ってみましたが。

途中、山手線の車中から一本すれ違ったものの、
結局、撮る事は出来ませんでした。

新宿以南は、埼京線より、湘南新宿ラインの方がメジャーな感じがします。
そして、原宿駅ホーム端からだと、15両編成は収まりきらない、という。

いまいましい?E233系も撮りましたが、
プレビューみると、どうも画がシャキっとしません。
等倍でよく見ると、画素単位ですがブレています。

Dsc0116

手ブレのようにも見えますが、枕木あたりはブレてないようにも感じるので、
動体ブレなのかもしれません。
いずれにしても、1/500秒でブレる、という経験は過去に無いので、
D7000の時以上にシビアに撮影しないといけなさそうです。

オリンパスPEN(昔の、ハーフサイズカメラの方)の望遠ズーム、
100-200mmは、過去にも取り上げた事もあるお気に入りのレンズです。
細身で軽いので、NEX-6と組み合わせると非常に軽量ですし、
写りも、開放からちゃんと撮れるので、安心です。
NEX-5の時は、なかなか鉄道撮りで使う事はなかったですが、
6だと、むしろ「メインの望遠ズーム」として使ってもいいくらいです。

場所を五反田にかえても、205系は来ませんでした。
折角なので、りんかい高速鉄道の70-000形でも。
考えてみたら、「209系の親戚」ですから、
こうして都心を元気に走ってるのも、珍しいと言えば珍しい事です。

Dsc0122
SONY NEX-6
Olyumpus PEN Zuiko Zoom 100-200mm F5 (200mm)
1/500秒 F5.0 (ISO800)
JR山手線(山手貨物線) 五反田駅
2013年12月23日

暗くなってきたので埼京線はあきらめて、
通りすがりの田町駅では、新幹線をサイドで流し撮り。
心なしか、NEX-6のEVFで「流し撮り」すると、
一眼レフのファインダー越しでやるより、歩留まりがいい気がします。
刹那と言えども、ファインダー像が消失する影響は、あったのかもしれません。

あまり信用してなかったEVFですが、慣れてくると、
だんだん、何とも感じなくなってきました。
こだわりというのは、捨てるのは大変ですが、
捨ててみると、案外どうでもいい事だったんだな、と感じるものです。

Dsc0133
SONY NEX-6
SMC PENTAX 50mm F1.4
1/60秒 F5.6 (ISO800)
JR山手線 田町駅
2013年12月23日

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2013年12月21日 (土)

NEX-6に、Soligor 200mm F3.5

Dsc0007
SONY NEX-6
Soligor Tele Auto 200mm F3.5
1/1250秒 F3.5 (ISO100)
小田急 喜多見駅
2013年12月21日

Dsc0016
SONY NEX-6
Soligor Tele Auto 200mm F3.5
1/800秒 F8.0 (ISO200)
小田急 喜多見駅
2013年12月21日

ソニーのNEX-6、標準ズーム付きが、
新品で5万を切る価格まで下がってきました。
これを機に「デジイチとミラーレスの大統合」をしよう、
という事で購入に踏み切りました。

200万画素超のEVF、「ペンタプリズムの光学ファインダーを越える」
なんて事は全然ありませんが、使えなくはありません。
こんな望遠レンズで撮るとき、EVFとは言えども、
ファインダーが有るのと無いのでは大違い。

広角や標準で撮る時は、NEX-5やコンデジと同様、
液晶を見ながらラフに撮れる。
どちらのスタイルも一台のカメラで難なくこなせる、
実際使ってみると、その快適さは快感さえ感じる程です。

ヤフオクで見つけた、恐らくミランダ時代の、Soligorの望遠。
開放からちゃんと撮れるレンズでした。
EVFだと拡大表示でピントを合わせられるので、
開放のピント合わせも楽なのは、光学ファインダーには無い利点です。
(ただ、望遠で拡大すると、画面がブルブルして、
ピントの山を掴むのが大変、という問題もあります。)

久しぶりの「ソニー製1600万画素CMOSセンサー」、
画作りはD7000と違う感じですが、
慣れた感覚というか、安心感を覚えます。

そもそも鉄道を撮る機会自体があまり無くなってますが、
今後はいやおうなく、NEX-6が「相棒」となります。

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2013年12月16日 (月)

百武彗星とヘール・ボップ彗星の記録

アイソン彗星が「消滅」し、
代わって注目されてる「ラブジョイ彗星」も、
東京からだとなかなか観測しづらいようで
(一応早起きして観測試みましたが、うちから東方は都心なので、
空が明るくてとても見られそうにありません)、
今年の彗星は撮影無理そうだなぁ、と諦めモードですが、
うちの4歳児が天体に興味津々なようなので、
古い写真を引っ張り出してみました。

96年の「百武彗星」と、97年の「ヘール・ボップ彗星」です。

960326_06
CONTAX 167MT
露光 1分
Kodak TRI-X (※倍増感ISO800)
1996年3月26日

960326_11
PENTAX SuperA
Fujicolor HG 1600
1996年3月26日

こちらの2枚は「百武彗星」で、1枚目は白黒、2枚目がカラーです。

白黒の方は、ほぼ同じカットを、ブログ開設当初に掲載した事があります
一応、「隣のカット」ですが、まぁ同じようなものです。

「百武」は、今から調べ直してみますと、
非常に長い尾を持つ「大彗星」だったようで、
この写真だと、尻尾がすっかり切れてしまい、写っていません。
当時は「望遠で撮る」事ばかり頭にあって、
広角で広く撮る、などと思いも付きませんでした。
今から思うと惜しい事をしたものだ、と思います。

2枚目は、初めて掲載するカラーネガのカット。
青緑の発光が特色だったという彗星の特徴が少しは伝わるでしょうか。
この輝きが見られたのは、わずか数日だったようで、
最接近は前日の25日、撮影したのは翌26日の事でした。

970300_11
Canon EOS5
Konica LV400
1997年3月頃

翌年、地球に接近した「ヘール・ボップ彗星」は、
逆に、長期間に渡って観測された彗星だったようです。
このカットも、一応「地球最接近」の頃に撮影していますが、
フィルムの「余り」で撮ったようなもので、
もっと高感度のちゃんとしたフィルムで撮っていれば、と悔やまれるところです。
しかも、当時のコニカのフィルムは既に退色が始まっているので、
本来の色合いが出ていないように思います。
ただ、少し尾が曲がったような姿は、ヘール・ボップの特徴だったのかな、と思います。

「百武」「ヘール・ボップ」の経験があったので、
「アイソン」「ラブジョイ」も何とかなるかな、と思ったんですが、
東京の空は明るくてなかなか難しいですね。
せめて、月の無い日に、天上の方で観測できるなら、
撮影できるチャンスもあるんですけどね。
次回、そういう彗星がやってくるのは、いつの事になりますやら。

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2013年12月15日 (日)

COOLPIX P330の高感度ノイズをチェック

一般に、センサーのサイズが大きければ大きいほど、また、画素が少ないほど、
高感度撮影時のノイズは少なくなる、と言われています(思われています)。

ただ、どの世界にも技術革新というものはありますから、
1/2.3型で1600万画素を誇ったCOOLPIX P310では、
それほど高感度撮影時のノイズが気になった事はありませんでした。

それが、1/1.7型で1200万画素なP330になった時、どのように変化するか、
興味と期待を持つのは当然の事かと思います。

実際、高感度で撮影してみました。
元々、ノイズリダクションの設定は「弱」「標準」「強」とパラメータがあるので、
それぞれ撮り比べてみました。

この写真は、いずれも「1/20秒 F2.5 ISO3200」で撮ったものから等倍で切り出したものです。
左から、「ノイズ低減フィルター」の設定は「弱め」「標準」「強め」、です。

Dscn0180

大きい(と言われる)センサーだから、きっと「弱め」でも大丈夫だろう、
と思ってましたが、こうしてみると、結構なノイズ量で、
ISO3200で撮るにはちょっときつい結果です。
空の黒い部分が「ザラザラ」してるのが分かると思います。

「標準」だと、まぁこれくらいなら、というところまでノイズは低減し、
「強め」だと、かなり「ベタ」な感じになり、ノイズは気にならなくなっています。

ただ、わずかにですが、強くする事でディティールが失われるようです。
マンションの灯りをよく見比べてみると、
ノイズリダクションをあまりかけない方が、やや解像感がある感じがします。
もちろん、「ジーッ」と見比べてみたら、という次元の話しではありますが。

「解像感」と「低ノイズ」を両立させるなら、まぁ当然ながら「標準」が一番しっくり来そうです。

「なんだ、口ほどにもないな、1/1.7型だからって」とガッカリしましたが、
ふと振り返ってみると、そもそもP310ではISO3200での撮影をほとんどしてません。
3200は実用外、と判段していたようです。
数少ないISO3200のカットを掘り起こしてみたら、あら、かなりのノイズ量。
なお、P310では「ノイズ低減フィルター」の設定をいじった覚えがないので、
多分「標準」だったろうな、と思います。(等倍で切り出し)

Dscn0409

これと比べれば、確かに、P330の方がローノイズですね。

今回はISO3200でしたが、ISO80~800の低感度域なら、
常に「弱め」で撮影してたとしても、問題は無いように思いますので、
高感度ならノイズリダクションは「強め」で、
そうじゃない場合は「弱め」で、といった使い分けが一番良さそうです。

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2013年12月 9日 (月)

COOLPIX P330は逆光に強いか

Dscn1086_2

Dscn1727

上の2枚は「COOLPIX P310」で撮ったものです。

P310を使っていた時、「欠点」だと感じていた事の一つは「逆光に弱い」事、でした。

太陽光はともかく、街路灯のような灯りでも、逆光時はかなりのフレア等が出ました。

1枚目は、特に上部はコントラストが下がって白んでますし、
2枚目の小田急の写真は、ここまで来たら「芸術的」と思える見事なゴースト。

さて、P330の方はどうでしょう。
まだ、充分なサンプルを撮れてないですが。

Dscn0018

Dscn0029

今の所は「P310よりは、だいぶ逆光に強くなっているような」、という印象です。

P310で、特に「弱い条件」だと感じていたのは、もろ構図に収まっている場合より、
むしろ「すこしアングルの外に光源がある場合」でしたので、
そういう条件下での撮影も、またしてみたいと思っております。

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2013年12月 1日 (日)

COOLPIX P330のシャッタータイムラグ

Dscn0010

Dscn0011

頭の切れた写真が2枚で失礼します。

初めて店頭でP330を触った時は、
シャッターのレリーズタイムラグ(シャッターボタンを押してから、
実際にシャッターが切れて画になるまでにかかる時間)は、
P310と同等か、あるいは多少早くなったかな?、という印象を受けました。

電車を撮る時、いつもつかっている一眼レフなら、
「ここで止める!」というタイミングでシャッターを切れば、おおむね、
その位置に電車が止まってくれます。
今まで、一番思い通りに写し止めてくれたのはD7000でした(もはや過去形)。
*istDsは、ワンテンポ遅れるので、少し早めにシャッターを切る習慣をつけてました。
NEX-5も、初期型ミラーレスだけあって、少々タイムラグが長いカメラでした。
現在のNEX(そして、もはやαブランドに完全統合されてNEX銘は終焉となりました)は、
電子先幕のおかげもあって、タイムラグはかなり短い、と聞いています。

今回も、まずはあれこれ考えず、「今だ!」と思うタイミングで、
シャッターボタンを押したわけですが、

いやはや、ものの見事な「惨敗」っぷりです。

やはり、爆走していく電車を写し止めてみると、
ミリセカンド単位のタイムラグも顕著に写し止められてしまいます。

そしてむしろ、P310よりタイムラグが長いかも?、という印象を受けました。
「短くなったかも」、と過去のエントリで報告したのが、真っ赤な嘘だった可能性があります。
平にお詫びいたします。

ただ、シャッター音自体が、P310よりもしっかり聞こえるので、
撮り続けていくうちに、シャッター押してから画になるまでの感覚が体に身について、
「早めに」写す習慣がちゃんと身につきそうだな、という印象もあります。

また、顔は見切れているものの、
電車そのものに「ローリングシャッター歪み」のような傾向は見られません。
その辺りはさすが、物理シャッターを搭載したカメラだけはあります。

まぁ、P330で電車撮ろう、なんて猛者はいないかもしれませんが、
気づいた事なので取り上げてみました。

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