丸ノ内線・後楽園の架道橋
Nikon COOLPIX P330
仕事で後楽園方面に行った時です。
「文京区役所」「文京シビックホール」の入っている建物の真裏に、
丸ノ内線の高架橋が通っていますが、
その真ん中だけ、鉄橋(架道橋)になってました。
Googleマップを見ても、確かに道のような形が、
線路を跨ぐ(正確には、くぐる)ように描かれています。
地図の形のように、この架道橋、
橋脚が少し斜めに設置されています
(写真だとちょっと分かりにくいですが)。
いかにも、昔、ここに道ないし川がありました、と言わんばかり。
そこで、「Goo」の古地図検索で当時の写真を見てみましたが、
どうやら、道や川のために作られた架道橋ではないようです。
向こうに建っているビル(露出の都合、白トビしてますが)は「LaQua」です。
それ以前は、ここは「後楽園ゆうえんち コースターランド」だったようです
(今でも、ジェットコースターなどがある)
丸ノ内線の開業は1954年だそうですが、
「後楽園ゆうえんち」が開業したのは、翌55年との事。
「Goo」で検索した感じだと、この架道橋のあたりに、
どうも遊園地の入場口があったように思われます。
より古い、1947年の航空写真を見ても、
ここに道らしきものはありません。
なので、丸ノ内線建設とセットで、
遊園地の入口として用意された鉄橋かな、と推測されました。
現在は、ご覧の通り「物置」「駐車場」。
それでも、電車の走るれっきとした「鉄橋」なので、
ちゃんと整備され、「桁下4m500」なんて注意書きもしっかりと。
「地下鉄を潜って遊園地に入った」なんてご記憶のある方、いらっしゃいますか?
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