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2014年7月

2014年7月28日 (月)

北鉄野町駅と、にし茶屋街

Dsc1257

Dsc1261

Dsc1265

SONY NEX-6
SIGMA 19mm F2.8 DN
北陸鉄道石川線 野町駅
2014年7月25日

仕事で、2週続けての石川入り。
金沢の宿から歩いて20分弱のところに、北陸鉄道石川線の起点、
野町駅がありましたので、足を伸ばしてみました。

というのも、北鉄には、井の頭線の3000系が走っているから、という事で、
久しぶりに見てみたいから、と思ったからなんですが、
走って来たのは、残念?ながら、東急7000系。
次の電車を待つ余裕も無かったので、今回はこれだけで。

踏切の中から撮る方が良い写真になりそうでしたが、
さすがに、線路の上に三脚を立てるのは良くないので断念しました。

宿から野町駅へ行く途中、風情のある町並みを通りました。
後から調べたら、「にし茶屋街」というエリアで、
江戸時代から続く由緒ある茶屋街だそうです。
金沢の街、時間のある時に隅々まで歩いてみたいものです。
(なかなかそうもいかなさそうですが。)

Dsc1277

SONY NEX-6
SIGMA 19mm F2.8 DN
1/5秒 F3.2 (ISO1600)
にし茶屋街
2014年7月25日

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2014年7月21日 (月)

夜汽車

Dsc1251
SONY NEX-6
SIGMA 19mm F2.8 DN
0.4秒 F2.8 (ISO3200)
北陸本線 美川-加賀笠間間
2014年7月18日

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2014年7月15日 (火)

LUMIX DMC-FZ1000に期待

松下(と、いまだにパナソニックの事を、そう呼んでしまう)のネオ一眼、
LUMIX DMC-FZ1000」の発売日が近づいています。

既に、試写画像が掲載されたレビューもチラホラとアップされております。

PY(フォトヨドバシ) LUMIX DMC-FZ1000 Shooting Report
Kashapa(マップカメラ) LUMIX DMC-FZ1000

これまでのカメラ・写真人生で、松下のカメラに興味を抱いた事はあまりありません。
(全くない、とは言いません。)
おおよそ、欲しいと思うカメラはペンタックスかニコン、そしてソニー。
それ以外のカメラに興味を抱くとしたら、
余程ずば抜けて利点のある(と思われる)ものに限られていました。

FZ1000は、そんな「余程ずばぬけた」存在のカメラだと思わせてくれる一台です。

このカメラの売りは、1型のセンサーを搭載していることでしょう。
スペックから想像するに、ソニー製のセンサーが入っているのではないでしょうか。
「松下のカメラにソニーのセンサー?」と思われるでしょうが、
実際、そういうカメラは存在するらしい、と噂は聞いてます。
随分写りがいいカメラだ、と思ったら、センサーが内製じゃなくてソニーのだった、
なんて皮肉な話しも聞いた事があります。
よって今回も、「センサーが自社製じゃないなら大丈夫かな」
と安心感を覚えます(ヒドい言いようですが。)

このブログで何度か書いたと思いますが、
自分自身は「大型センサー至上主義者」ではありません。
1/2.3型で1600万画素なんて論外だ、と言われたP310は良い写りのカメラでしたし、
その後継機のP330は、1/1.7型と大きいセンサーで画素数を1200万に抑えたので良い写り、
という下馬評でしたが、まぁ確かによい写りでしたが、
そんなに劇的に、圧倒的な描写力を誇る、という程ではなくてガッカリしました。
最終的には、センサーの大きさじゃなくて、画像処理エンジンの作り込みが問題だ、
と思っております。

そうは申しましても、大きい撮像面である事のメリットは確かにあります。
被写界深度を深く取って、立体的な描写を得られるのは、
小型撮像素子のカメラでは出来ない芸当である事は間違いありません。
1型は、4/3やAPS-Cに比べれば全然小さいセンサーサイズですが、
1/2.3型や1/1.7型に比べれば全然大きく、
「ニコン1」シリーズでも実証されている通り、充分な被写界深度表現が可能なサイズです。

一方、この「被写界深度を生かした描写」である事は、
動画を撮る上で少々やっかりな問題を引き起こします。

動画だと、相手が動く事が多いと思いますが、
被写界深度が浅いという事は、ピント面が薄く、外れやすい事を意味します。
世間では、フルサイズセンサー機での動画撮影が、
映画のような立体的な描写をする、という事で人気のようですが、
そんな難しい環境で、果たしてどれほどの人が、
被写界深度との「格闘」を制して表現をしているのか、疑問に感じます。

映像の世界では、「1型」というのは「大判の撮像面」として昔から定番だ、と聞きます。
FZ1000は、4K撮影も可能、と謳う「映像カメラ」でもありますから、
動画を撮るカメラとしては、「キッチリ撮る」「ボカして撮る」を使い分けやすい、
取り回しの良いカメラなのではないか、と期待が持てます。

1型センサー搭載のネオ一眼という意味では、ソニーの「DSC-RX10
の方が先輩になりますが、こちらは「24-200mm相当」の望遠で、テレ端が少々物足りないです。
FZ1000は、「25-400mm相当」のズーム域を確保しており、実用性で軍配が上がります。
やはり、大型ボディのネオ一眼で、望遠が物足りない、というのは論外だと思うわけです。
そして、400mm相当の望遠でありながら、開放はF4.0と頑張っています。
これなら、かなりボカした表現をする事も可能なのではないでしょうか。

このカメラには「Remote端子」がついています。
LANCの端子でしょうか。だとしたら、
ビデオ三脚のパン棒にズームレバーを取り付けて、
じっくりパンをしながらジワーッとズームイン(アウト)する、
なんて芸当が出来るかもしれません。
(とはいえ、コンデジのズームなので、そんなに滑らかに動くのか分かりません。
少なくとも、ソニーのHX50Vが「ガガガガガ」と品の無い動きをします。)

ズームすると、レンズ鏡胴に「35mm判換算の焦点距離」が書いてあるのも、
非常に大きな魅力に感じるところです。
どうも、ズームして撮影する時に「今は何mmか」が気になってしまう、
古いタチの人間なもんで、「今は200mm相当」とか分かると、
あぁ、200mmなのね、と安心してシャッターが切れるのです。

4K動画が注目されていますが、
他の動画機能に目を向けてみると、
インターバルタイマーやコマ撮り、フルHDのハイスピード撮影など、
役立つ表現技法がいろいろ入っています。
現実的に使いやすい「ムービーカメラ」になっているのが嬉しいです。

ただ、動画の面では、連続撮影時間が「最大29分59秒まで」なのが残念です。
まぁ、普通はそんなに長く撮る機会も稀ですが、
幼稚園で劇を撮るような場合に、長時間収録したいケースも確かに存在します。
松下のミラーレスだと、電池やメモリが保つまで連続撮影できる、
という機種がいくつかあります。
FZ1000は、ガタイは大きいながらもコンデジなので、
その辺りは制限されてしまったようで、とても残念です。

とはいえ、非常に高いポテンシャルを有する、
とても松下のカメラとは思えない(?)出来のカメラのようです。

先日、ソニーの「Cyber-shot DSC-HX50V」を買ったばかりですが、
「後継候補の筆頭」としては、FZ1000が2位以下に大差を付けて独走しています。
(そもそも、2位のカメラすら思い浮かばないほど)

もう1つ期待するとすれば、「1型コンデジの雄」ソニーが黙っちゃいないのでは?、
という事でしょうか。
ライカは400mmだけど、ツァイスは200mmで良いの?、
なんて、今頃必死で設計図を起こしているかもしれません。

是非是非、「1型戦争」でも行って貰って、
良いものをより安く、手の届くところまで降ろしてきてもらいたいものです。
そうしたら、躊躇泣く、HX50Vから乗り換えができます。

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