ちょっと懐かしい?NEX-C3の描写は「しっとりめ」
※写真は全て、
SONY NEX-C3
SIGMA 19mm F2.8 DN
小田急電鉄 和泉多摩川-登戸間(多摩川)
2014年10月25日
NEX-6を売却して、いっとき「NEXレス」な環境となっておりましたが、
代替機として、2代目NEXの下位モデルである「NEX-C3」を導入しました。
ヤフオクで、やや難な箇所がありましたが、動作には問題無し。
C3は、6に比べれば、劣ることばかりの古いカメラです。
EVFはついてないし、シャッターのレリーズタイムラグも大きく、
また、3型番の下位モデルなので、小型軽量に主眼が置かれ、
5に比べてかなり小さいグリップ部は、正直男の手にはちと小さい。
なので、届いた現物を手にした時は、
非常に「敗北感」を覚えたわけですが。
シグマの19mmをつけて、多摩川を少し歩いて撮ってみましたが、
そんな気持ちはすっぱりと飛んでいってしまいました。
あぁ、そうそう、この写りこの写り!、とむしろ懐かしい感じ。
6の前に使っていた、初代「NEX-5」の色合いそのまんまで、
とても懐かしく、馴染んだ感じがしました。
そりゃそうです。C3は「NEX-3」の後継機種。
センサーが1400→1600万画素にアップされたり、ボディが小型化されたりしましたが、
カメラとしての基本機能は3の時のまま、つまり「第1世代」。
シャッターの音を聞けば、これが「第1世代の機構そのまま」である事は、
すぐに分かる事です。
センサーが変わってるんだから、そりゃ写りも変わってるだろう、と思ったんですが、
実際撮ってみたら、5の時と同じ「しっとりめ」で「彩度低め」な写り。
そういや、この写り、好きだったなぁ、と思い出したのでした。
センサーは、C3も6も「1600万画素」で共通ですが、
6では改良が施されている、という話しを聞いてましたので、
写りが違う事は想像しておりましたが、
ここまで「5と同じ写り」を示してくれるとは思いませんでした。
高画素化のおかげで、解像感もアップした印象もあります。
むしろ、6から買い換えて正解だったな、と思い直しているところです。
もちろん、鉄道撮影機材を、LUMIX DMC-G5に譲ることが出来たからこそ、
NEX-6を安心して手放す事が出来、また、鉄道撮影には不向きな、
C3を安価に導入する事ができたわけですが。
NEX-6を売るときに、一緒にLEICA M2も売却してしまいましたが、
NEX-C3があれば、充分「街撮りカメラ」の役割を担ってもらえそうで安心です。
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