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2014年10月

2014年10月26日 (日)

ちょっと懐かしい?NEX-C3の描写は「しっとりめ」

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※写真は全て、
SONY NEX-C3
SIGMA 19mm F2.8 DN
小田急電鉄 和泉多摩川-登戸間(多摩川)
2014年10月25日

NEX-6を売却して、いっとき「NEXレス」な環境となっておりましたが、
代替機として、2代目NEXの下位モデルである「NEX-C3」を導入しました。
ヤフオクで、やや難な箇所がありましたが、動作には問題無し。

C3は、6に比べれば、劣ることばかりの古いカメラです。
EVFはついてないし、シャッターのレリーズタイムラグも大きく、
また、3型番の下位モデルなので、小型軽量に主眼が置かれ、
5に比べてかなり小さいグリップ部は、正直男の手にはちと小さい。

なので、届いた現物を手にした時は、
非常に「敗北感」を覚えたわけですが。

シグマの19mmをつけて、多摩川を少し歩いて撮ってみましたが、
そんな気持ちはすっぱりと飛んでいってしまいました。

あぁ、そうそう、この写りこの写り!、とむしろ懐かしい感じ。

6の前に使っていた、初代「NEX-5」の色合いそのまんまで、
とても懐かしく、馴染んだ感じがしました。

そりゃそうです。C3は「NEX-3」の後継機種。
センサーが1400→1600万画素にアップされたり、ボディが小型化されたりしましたが、
カメラとしての基本機能は3の時のまま、つまり「第1世代」。
シャッターの音を聞けば、これが「第1世代の機構そのまま」である事は、
すぐに分かる事です。

センサーが変わってるんだから、そりゃ写りも変わってるだろう、と思ったんですが、
実際撮ってみたら、5の時と同じ「しっとりめ」で「彩度低め」な写り。
そういや、この写り、好きだったなぁ、と思い出したのでした。

センサーは、C3も6も「1600万画素」で共通ですが、
6では改良が施されている、という話しを聞いてましたので、
写りが違う事は想像しておりましたが、
ここまで「5と同じ写り」を示してくれるとは思いませんでした。

高画素化のおかげで、解像感もアップした印象もあります。

むしろ、6から買い換えて正解だったな、と思い直しているところです。

もちろん、鉄道撮影機材を、LUMIX DMC-G5に譲ることが出来たからこそ、
NEX-6を安心して手放す事が出来、また、鉄道撮影には不向きな、
C3を安価に導入する事ができたわけですが。

NEX-6を売るときに、一緒にLEICA M2も売却してしまいましたが、
NEX-C3があれば、充分「街撮りカメラ」の役割を担ってもらえそうで安心です。

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2014年10月21日 (火)

中央林間、遠い旅路へ

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PENTAX *istDs
SMC PENTAX-M ZOOM 24-50mm F4
1/500秒 F5.6 (ISO400)
東急田園都市線 中央林間-つきみ野間
2014年10月20日

果たしてこの8000系が何行きなのか、分からないですが、
田園都市線の中央林間を出た電車は、
最も遠いところで、埼玉県の南栗橋まで走ります。
その少し先は、もう茨城県、というところ。
片道100km程の道のりを、毎日毎日往復しています。

「そんなに走らせてたら、古い電車はもたないんじゃないの?」
なんて心配をしていましたが、東武-半蔵門線-東急、と直通運転を始めて、
はや10年以上が経過しております。
東急8500系も、営団(メトロ)8000系も、元気そのもの。
残念ながら、一番若かったはずの東武30000系は脱落してしまいましたが(汗)

最近は、あまり良いジャンク品にありつける事のなかったハードオフで、
久しぶりに見つけた上玉の24-50mm。カビ玉で1.5千円でした。
MFTで使えば48-100mm相当なので「暫定標準ズーム」として使えれば、という事で。
ちょっとワイドが狭いですが、当面はこれで乗り切る事にします。
(どうしてもって時は、12-24mmもある事ですし。)

しばらく会社に常駐して「ブツ撮り用」に使っていた*istDsを召喚。
K-7亡き今では、ペンタのデジイチは唯一これのみ。
来年2月には「購入10年」になるご老体も、まだまだ現役そのもの。
使いやすくて写りが良く、小型軽量で持ち運びも苦にならない。
もう修理受付終わってるので、今度壊れたらおしまいですが、
10年を越えてもまだまだ活躍して欲しい「銘機」「愛機」です。

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2014年10月12日 (日)

猫と都電とお祭りと

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大忙しだった8月が終わり、少し一息ついた9月始め。

NEX-6に、お気に入りの「シグマ19mm F2.8」だけをつけて都心へ。
さて、何をしようか、と考え、じゃあ久しぶりに、と行ってみたのは都電荒川線。

昭和後期の懐かしい塗装で走る「7022号車」。
早稲田行きは歩道橋から写真で、
復路の三ノ輪行きは、三脚を立てて動画で。
ちなみに、動画は他に、「7016号車」と、新鋭「8800形」も収録の3本立て。

「学習院下」付近で撮影後、池袋方面に歩いてみると、
何やら街が騒々しい。
どうやら丁度、地元の神社のお祭りにバッティングしてしまったようです。
子供神輿も出て、地元衆が総出で祭りを楽しんでいる様子でした。

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「今日はニャンだか騒々しいにゃぁ」と言ってるのか言ってないのか、
ニャンコが道にたたずんでおりました。

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※写真はすべて、
SONY NEX-6
SIGMA 19mm F2.8 DN
都電荒川線 学習院下~東池袋四丁目付近
2014年9月7日

丁度この日の午前、中野に立ち寄り、フジヤカメラで「LUMIX DMC-G5」を購入。
手に紙袋を提げながらの撮影でした。
その後、G5で撮影した写真は、既にアップしている通り。

しばらくG5の画像ばかり見てたので、改めてNEX-6の画を見ると、
色味や解像感など、軒並み上回っている印象を改めて受けます。

でも、マイクロフォーサーズの機動性、動画の強さもあり、
結局、NEX-6は手放す事としました。
執筆時点では、ヤフオクに出品中。

昨年12月に購入し、まだ1年も経たずに手放すのは惜しいカメラでしたが、
G5(これは、ゆくゆくはGH2かGX7に買い換え予定)導入が正式決定したので、
そのまま留めておく事は出来ませんでした。

これで、NEXは全て淘汰され、ソニーのシステムともおさらば・・・、
というつもりでいたんですが、
いかんせん、NEXのマウントアダプターはいっぱい揃ってるし、
一方、まだMFTは「1つ」しか持っていない。
純正レンズも、オリのレンズキャップしか持っていない。
焦点距離が「換算2倍」なので、広角に弱い。
などなど、行き届かない事がたくさんで、
しばらくは不便するなぁ、と諦めていたんですが。

NEXの下位モデル(C3、F3、3Nなど)だと、
1万円するかしないかで買える事が分かりました。

もはや、NEX-6購入時に拘っていた「動画の強さ」や「EVF」、
「鉄道撮りに最低限必要なスペック」は不要になったので、
シグマ19mmとペアでフラッと街撮り、というコンセプトで、
C3あたりを買おうかな、と思っています。

しばらくは「MFTメイン」「NEXで補完」というシステムで望み、
徐々にMFT用のレンズやアダプタを揃えていこうと思います。

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2014年10月 4日 (土)

下北沢の変わりっぷり

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小田急の下北沢駅が地下化されたのは、2013年3月の事ですので、
早い物で1年半の歳月が流れております。

その間、何度か地上に出る機会はありましたが、
ここ最近は、地下を電車で走るのみでした。
「その後、どうなってるのかな?」と思って、
久しぶりに地上に出てみました。

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まだまだ、路盤の後は残り、鋭意工事中、という感じです。
地下線の工事が終わってるわけではないので、
地上が綺麗さっぱりになるのは、何年も先になるだろうな、と思います。

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小田急地下化にあわせて、付近のボロい市場も再開発が進んでおります。
前に来たときは、丁度いくつかの店が閉店した頃だったように思います。
現在も、何軒かのお店は、更地の真ん中にバラックを構えて営業しておりました。

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今回、一番ショック?だったのは、「ホームすぐ新宿寄り」にあった大踏切が、
すっかり撤去されていた事でした。
そりゃ、踏切は無くなって当然ですが、道も変わるとは思わず。

ちなみに、「在りし日の」踏切は、こんな感じでした。

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※この写真のみ、
Yashica Yashicaflex(C型)
Yashikor 80mm F3.5
Kodak PORTRA 400NC
2009年3月15日

踏切が開いている短い時間に、
ワラワラと人が通り過ぎていくのが、
下北沢の風物詩でありました。

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京王井の頭線の路盤も、工事が進行中です。
わざわざ地上に降ろすわけはないと思いますが、
築堤を壊しているようなので、普通の高架橋にするんだろうと思います。

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ホーム跡には、真新しいコンクリートの基盤が見えます。
空洞もあいているので、新しい地下コンコースの造成中でしょうか?
(現在のコンコースは、複々線工事で新しい路盤が出来る事になってますので)

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巨大なクレーンが、下北の空を占拠する日は、
果たしていつまで続くんでしょうね。

ところで、G5の「暫定標準レンズ」として購入した、
オリンパスの「ボディキャップレンズ」、BCL-1580ですが、
空を思いっきり入れた構図で撮ると、
まるでオールドレンズで撮ったかのような、見事な「紫被り」が出ました。
まぁ、新品5千円以下の「なんちゃってレンズ」としては非常に優秀で気に入ってますが、
レンズの「無限」指標に合わせるとオーバーインフで撮れてしまう、
という精度の低さは、さすがに苦笑する他はありません。
(いや、気に入ってるんですよ。大事な事なので2回言いました。)

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※撮影は全て、
Panasonic DMC-G5
Olympus BCL-1580 (15mm F8.0)
小田急 下北沢駅(地上)
2014年10月3日

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