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2015年8月

2015年8月26日 (水)

B4マウント「Fujinon A16x9」を、Lumix G5に

会社で付き合いのある映像制作会社の方から、
「古いSDのフジノンがあるんですけど、いりますか?」と声を掛けて頂きました。

2/3型用だからマウントはB4で間違いない、という事だったので、
じゃあ、と喜んで頂いてきました。

Dscf4412

頂いたフジノンは、写真用レンズ風に言えば「9-144mm F1.8」というところです。
正式な名称は、恐らく「A16x9 BRM 28」。
恐らく、というのは、フジノンレンズの型番は、グリップに書いてあるんですが、
頂いたレンズのグリップは、他のレンズのものと交換されていた事、
また、同じ焦点距離のフジノンレンズはいくつかあるようなので、
ネットに転がっている写真等から推測した結果、という事です。

ちなみに、フジノンレンズの型番命名規則はこちらの通り。
2/3型である事、また、「9mmから16倍のズーム」ということで、
「A16x9」までは間違いありません。

マイクロフォーサーズの「Lumix G5」を買った時点で、
いつかはB4マウントのレンズも使ってみよう、と思ってましたので、
これを機会に、という事でマウントアダプタも新たに買い求めました。

B4→MFTのアダプタ、いろいろ出ていますが、
いつもお世話になっている「muk camera service」のものが、
なんだかんだで一番お手頃価格だったので、これをチョイス。
(ちなみに、同じmukさんで、プロ仕様のものもあります。)

Dscf4415

映像用レンズに付きもののグリップを外し、
また、効果はありそうだけどやけに巨大なフードを外した状態で、
G5に取り付けてみたら、なんだか、普通のズームレンズをつけてるみたいです(笑)

最終的には「映像専用」で使うつもりですが、
試写は、いつも通りスチール(写真)じゃないと、何となくピンとこないので、
毎度のごとく、喜多見駅のホームからいろいろ撮ってみました。

以下の2枚は、いずれも、テレ端の144mmで撮影したもの。
ただし、本体の「EXテレコン」の倍率を変化させて、
上は「1.2倍」に、下は「2倍」に設定して撮影したものです。
都合、上は「144*1.2*2」で350mm相当、下は「144*2*2」で580mm相当、という事になります。

1000819

1000821

静止画で撮るには、ボケがだいぶ汚くてうるさいですね。
古いビデオ用の高倍率ズームなので、致し方ないところです。

SD用、という事でしたが、意外とちゃんとピントはきています。
撮影中は、中心部拡大してピント合わせようとしてもハッキリわからず、
こりゃ解像度不足だな、と思ったんですが、仕上がりはそうでもありませんでした。

実は、このレンズ、どうも「球面収差」が凄いようです。
最初、開放で撮ったら、こりゃソフトフォーカスか、という「激甘」でビックリしました。

これは、絞りを変えながら録画した映像ですが、
映像の最初、開放の方だと、街灯など灯りが完全に「繭状」になっていて、
光源の蛍光灯等の形が全く分かりません。
そこから、F2.8、F4.0と絞りに従って急激に収差が減っていき、
F5.6だと、蛍光灯の形もハッキリ分かるようになります。

上記の喜多見駅の試写写真も、F5.6まで絞って撮影したものです。
恐らく、F4.0までだと、文字や数字がここまでクッキリとは写ってくれないと思います。

ちなみに、B4レンズは、そもそもグリップが付いている状態がデフォルトで、
グリップを外して撮る、という使い方は、当然ながら考慮されていません。

今回、邪魔になるから、と思ってグリップを外して撮影に行きましたが、
フォーカス、ズーム、アイリス(絞り)のいずれのリングも、
軽く触っただけですぐに動いてしまいます。
あらかじめ、置きピンであわせておいたのに、
いざ撮影、となるとフォーカスずれてて慌てて修正、という事が何度かありましたし、
特にアイリスは「カラカラ」と実に簡単に動いてしまうので、
テープで仮留めして撮影、という事をやっておりました。
この辺りの使い勝手は、もう一工夫を考えないとな、と考えています。
(Cマウントの工業用・監視用のレンズだと、
ネジで固定する方法がありますし、
実際、ネジ穴がいくつかあいていたので、それを活用できるかな、と思っています。)

ところで、このフジノンは「2/3型」のセンサーを搭載したビデオカメラ用のレンズなので、
当然、マイクロフォーサーズ(4/3型)のイメージサークルは満たしていません。

そこで、実際、どの程度のイメージサイズなのか、EXテレコンをかけず、
G5の最大解像度で撮影してみました。

G5_a16x9_2

ワイド端9mmが、一番イメージが小さいのか、と思ってましたが、
実際は、18mmあたりが一番小さかったです。
そこから、テレにいくに従って徐々に大きくなっていき、
70mmを超えた辺りから急激に大きくなり、テレ端では、
フォーサーズのイメージサイズにかなり近くなります。

一番小さい18mm付近でも、EXテレコン(静止画)の倍率を2倍にすれば、
ほぼケラれずに撮影する事が出来ます。

また、テレ端だと、そもそもあまりケラれていないので、
倍率を1.2倍にする程度で四隅までちゃんと写るようになります。
(喜多見の試写写真が、実際、1.2倍と2.0倍で撮っております)

ただ、映像はともかく、写真の場合、
始めから「EXテレコン」使う前提で解像度を「M」「S」に落とすよりは、
ひとまずは「L」で撮影しておいて、
後から写っている部分だけを切り抜く(トリミング)する方が、
好きなアスペクト比、また縦長か横長か、
といった加工の自由度が担保される、という考え方もあるかな、と思います。
その場合は、周辺の暗い部分に露出が引っ張られるので、
マニュアル露出で撮るなり、中央重点測光やスポット測光をするなり、
何らかの工夫は必要になるかな、とは思います。

最後に、改めて、Lumix G5の「EXテレコン」についておさらい。

G5の「EXテレコン」は「写真」「動画」で挙動が違います。

写真の場合、まず、静止画の解像度は「L」「M」「S」
(それぞれ「1600万画素」「800万画素」「400万画素」)
に設定できますが、「L」ではテレコンは使えません。

「M」だと、「1.0倍~1.4倍」でシームレスに倍率を変更できます。
「S」だと、「1.0倍~2.0倍」に変更できます。
(変更の方法は、シャッターボタン手前にある「ファンクションレバー」
の可倒によります。)

一方、「EXテレコン(動画)」の場合、ONにすると自動的に倍率は「2.4倍」になります。
恐らくですが、1600万画素あるセンサーの、
中心部約200万画素(フルHDの画素数)部分だけを使っている、
という事なんだろうと思います。

静止画にしろ映像にしろ、いわゆる「電子ズーム」と違い、
見かけの解像度は無理に引き上げず、
「等画素」で記録する事で「無理矢理」感を無くしたのが、
EXテレコンである、と言えます。
正直、写りはペンタやニコンには劣る、と思う松下のミラーレスですが、
EXテレコンが使える、というだけでも、非常に価値があります。

そうは言っても、うちのG5は、実質「カムコーダー」なんですけどね。
しかも、私用より、仕事で使う事の方が多い、という(泣)

なお、Lumixの「EXテレコン」の挙動については、
機種によっていろいろ細々違うようですから、
もし「EXテレコン」狙いで松下のミラーレスを買うなら、
あらかじめ、静止画の場合、映像の場合、
どう挙動するのかをよく調べられる方が賢明かと思います。

※少なくとも最近は、ファンクションレバーが非搭載だったりするようで。
結構便利でいいなぁ、と思ってるんですけどねぇ。

B4レンズのフジノン、正直「使いにくい」レンズですが、
それなりに小型な割には高倍率で撮影できるので、
「晴れた日にしっかり絞りを絞る」など、気をつけてさえいれば、
ちゃんとした映像を撮影する事ができそうです。

G5+SDのフジノンで撮影する映像、また近いうちにじっくり撮影して、
早々にここで実写として紹介できるようにしたいと思います。

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2015年8月22日 (土)

烏山線へ~映像篇


Panasonic LUMIX DMC-G5
SIGMA ZOOM-η 28-200mm F4-5.6
SIGMA 12-24mm F4.5-5.6 EX DG ASPHERICAL
※映像内の写真は、
PENTAX K-50
SMC PENTAX-DA 21mm F3.2 AL Limited
SMC PENTAX-F Zoom 70-210mm F4.5-5.6
JR烏山線
2015年8月14日
(BGM 「日常#01」 by Takumi Higashiさん@「DOVA-SYNDROME」

今回の烏山線撮影は車での訪問でしたので、
折角なら、と「写真機材」「映像機材」を両方持ち込みました。

映像用の松下G5は三脚に据えて、
録画ボタンをポチと押してから、K-50を手に、
別のアングルから写真をパシャ、っと。

折角なので、映像の中でも、G5で撮った列車と、
その列車をK-50で撮った写真を並べてみました。

切り替わる瞬間の「パシャ」って音も、
実際、K-50のシャッター音(ミラー音?)を集音する懲りよう(笑)
ちなみに、集音には、先日購入した、安価なハンディレコーダー、
Zoom H1」を使用してみました。
本当は、烏山線に持ち込もうかとも思ったんですが、
どうせBGMはつけるからあんまり意味ないかな、と思い、
滝やタイフォンの音はG5内蔵マイクで集音(同録)したものです。

20年以上、鉄道は写真一筋でしたが、
「動き物」だけに、映像で録るのは面白いもので、
だいぶ病みつきになります。

問題は、映像で録るとなると三脚が必須という事で、
車移動じゃないとなかなかしんどい事でしょうか。

HG21S「セルボ」に替えてから、運転も楽しくなったので、
それはそれで楽しいかも、というところではありますが。

烏山線撮影行は、以上でおしまい。

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2015年8月21日 (金)

烏山線へ~写真篇

烏山線撮影のため、遠路徳島からやってきた兄に合流のため、
HG21S「セルボ」に乗って、宇都宮方面までドライブ。
合流後、早速ロケハンおよび撮影となりました。

なるべく線路沿いの道を選んで走り、
ここはどうか、この細い道は入れるか、
などと走りながら、なかなかよい「山と畑」の景色に。

いわゆるひとつの?、お立ち台の近辺に辿り着けたようです。
早速、まずはここで撮影開始。

実を言うと、今回、写真よりも、むしろ映像をメインに据えていたので、
写真は、割と「オマケ」「ついで」に近いものがあります。
レンズも構図も、結構テキトーな感じ。

Img0271

Img0274

※いずれも、
PENTAX K-50
SMC PENTAX-DA 21mm F3.2 AL Limited
1/400秒 F6.3 (ISO200)
JR烏山線 鴻野山-大金間
2015年8月14日

しかし何ですね、
国鉄型の気動車が走ってきたかと思うと、
逆サイドからは、最新式の「電車」(バッテリー駆動のもの)が走ってくる。
何とも対照的な取り合わせです。

定番撮影地でのショットもそこそこ、
再びHG21Sで移動開始し、こちらも定番、
「滝」駅近くの「滝」へ向かいました。

Img0282

Img0291

※いずれも、
PENTAX K-50
(上)SMC PENTAX-F Zoom 70-210mm F4.5-5.6 1/400秒 F7.1 (ISO200)
(下)SMC PENTAX-FA 28-80mm F3.5-4.7 1/320秒 F5.0 (ISO400)
JR烏山線 滝-烏山間
2015年8月14日

那珂川の支流、江川の途中に、突如とあらわれる、
かなりの高低差のある滝、「龍門の滝」。
すぐ上を烏山線が走っているので、風光明媚なポイントです。

割と「観光地」なので、撮影の立ち位置を選ぶ場所ではありますが、
手前の滝の「迫力」で、良い画を狙う事が出来ました。
(赤いキハの方が、滝の「白」とコントラストが映えていいですね。)

同じく「滝」駅の近く、大きく突堤をカーブし、江川に掛かる橋のある風景、
個人的に気になったので、車をとめて撮影に。
もし晴れていれば、ド逆光につき、こういう感じでは撮れなかっただろう場所です。

Img0300

Img0315

Img0318

※いずれも、
PENTAX K-50
SMC PENTAX-F Zoom 70-210mm F4.5-5.6 1/400秒 F7.1 (ISO200)
(1)1/250秒 F5.6 (ISO400)/(2)(3)1/320秒 F5.0 (ISO800)/(3)
JR烏山線 小塙-滝間
2015年8月14日

どことなく、緩やかにカーブしつつ、突堤を登り、橋に差し掛かる、という風景が、
牟岐線の勝浦川橋梁あたりを思わせるから気になったのかなぁ、とは、
後から思った感想です。

本当は、もう少し俯瞰で撮れたらいいかなぁ、と思ったんですが、
それはまた「ドローン」を導入する日が来れば。来ないかな(笑)

烏山線の列車の一部は、宝積寺駅から、1区間東北線を走り、
宇都宮駅まで乗り入れます。
E233系や205系湘南色が走り交う中、
気動車が2両で「が~~~」と音を立てて走って行く様は、
なんとも牧歌的で良いものです。

Img0333
PENTAX K-50
SMC PENTAX-DA 21mm F3.2 AL Limited
1/125秒 F3.2 (ISO800)
JR東北線 宇都宮-宝積寺間
2015年8月14日

写真は以上。

映像の編集もほとんど終わっているので、
次回は「映像篇」をお届けです。

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2015年8月20日 (木)

烏山線へ~プロローグ

久しぶりにお盆にまとまった休みが取れたから、
という事で、兄が撮影で上京しておりました。
目的は、烏山線のキハ。

その初日、出迎えと撮影を兼ね?て、
新車(中古車だけど。笑)のHG21S「セルボ」に乗り、
あえて帰省ラッシュの東北道をひた走り、宇都宮方面へ。
先日、檜原村へドライブしたところでしたが、
早速、100kmを超えるロングドライブとなりました。

Img0268

烏山線沿線は、田園と山並み、トウモロコシ?か何かの巨大な植物など、
緑の多い地域なので、金色の車の何と似合わない事!
・・・と思いましたが、雨模様でしっとりしていたせいもあってか?、
写真に撮ってみると、意外と風景に収まってくれました。

Img0309

ひとしきり撮影をした後、帰りがけには、
鬼怒川河川敷におり、東北線を撮影し・・・、と思ったら、
一天にわかにかき曇り、ピカッ、・・・(約5秒)、ドッカ~~ン!、
の雷撃が襲来。そういえば、北関東は雷のメッカでした。
て事で、国道の橋の下に隠れて、雨宿りついでのツーショット。

Img0328

烏山線の本編は、また次回!

PENTAX K-50
SMC PENTAX-DA 21mm F3.2 AL Limited
SMC PENTAX-F Zoom 70-210mm F4.5-5.6
2015年8月14日

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2015年8月 9日 (日)

HG21Sで檜原村へ

家族が義父母と一緒に泊まりで出かけたので、
折角買ったばかりの新車(いや、中古車だけど。笑)、
習熟兼ねてドライブに行ってみました。

本当は、ディーラーに持ち込んで、
エンジン見てもらおうかな、と思ってました。
あまりに燃費悪いし、ターボの効き方が、
スズキ「Mターボ」の効き方(として聞いているもの)
とはだいぶ違う気がしたので、
診てもらおうかな、と思ってでした。

で、家を出て、今日はそんなに暑くないからエアコンをOFFで、
と思って走り始めると・・・、
おやおや?、何だか普通に走るじゃないの。
ガスもそんなに食ってない感じ・・・。

しまった、エアコンのせいだったかorz

ディーラーにスイマセンの電話を入れて、
今日は完全にドライブデーとなりました。

そういや、軽でエアコン付けると、
だいぶパワーが落ちるんだったなぁ・・・、
と、E-PP1ビートの元オーナーとして思い出しました。
いや、言い訳すると、あまりエアコン使わなかったので、
ビートに乗ってる時・・・(汗)

ドライブの先は、東京の最西部、檜原村(ひのはらむら)です。

特に目的があったわけではありません。
多少山道を走ってみたいな、と思ったのと、
車を止めて写真を撮る場所があれば、という理由でした。
案外ないんですよね、東京だと、自由に車を止めて、
じっくり車の写真を撮れる場所って。
(徳島では、吉野川河川敷がお気に入りポイントでしたが)

武蔵五日市の駅から西の方にバーッと走り、
檜原村から上野原に向かう都道33号線(檜原街道)を走り、
ふと空き地を見つけたのでサッと止めて撮影会?です。

Img0254_raw

Img0247_raw

そういや、ビートもスイフトも、
ちゃんと「ポートレート」撮りたいと思いつつ、
場所がなくて諦めた経緯があります。
もっと早く気づいたら良かったですねぇ・・・。

にしても、HG21Sセルボ、美しいデザインですね。
色も、金色と言いつつもイヤミがない(私見です)。
そこそこ目立つけど、「成金」って感じがしない?と思ってるんですが、
どうなんでしょうかね。

Img0261_raw

デザイン上のポイントは、このアークラインですかね。
写真では切れてますが、そのままリアハッチの窓まで、
ずっと繋がって、車をグルッと一周しています。
スズキのデザイナーの魂が伝わってきます。

でも、売れなかったんですよねぇ・・・(泣)

さて、走りですが、南秋川沿いの(やや)クネクネ道を、
上下のアップダウン、左右に振りながら走ってみました。

足は固い、と聞いてましたが、本当に丈夫な足です。

直線からカーブに入るとき、どうしても、
ブレーキを踏んで少し速度を落として、
横Gを抑えるように走るものですが
(少なくとも、これまで乗ってたどの車も、
そのままカーブに突撃するのはちょっと怖かったです)、
セルボだと、全く車が動揺せず、
スーッと入っていき、流される事がありません。
運転してても、おっかなびっくり、な気分になる事無く、
安心して飛び込んでいけました。

これは楽しい!

エンジンやタービンの不安が払拭され、
エアコンを切って、窓全開で山の風を浴びながら、
檜原の道をかっ飛ばして(※法定速度ギリギリで。笑)いくのは、
非常に爽快で気持ちの良いものでした!

ただ、やはり「東京都」ですから、
車やバイクなど、どんどん走ってくるので、
安全運転を心がけないと、ちょっと怖いです。
何が怖いって、スポーツタイプの自転車!
車と同じ速度で、坂道をビャ~~!、ってかっ飛ばしてきます。
山道に限りませんが、こういう自転車に乗ってる人って、
自分が車かバイクになった気持ちでいるんでしょうが、
車の立場から見たら危険以外の何物でもありません。
正直、いい気で車道の真ん中を走るのはやめて欲しいです。
あ、話がそれました。

檜原村、鉄道がないのが淋しいところですが、
走るには楽しいところのようで、また機会あればドライブに来たいと思います。

今回、33号線は、写真を撮った場所から後戻りしましたが、
少し走ると上野原に抜けるようですから、
今度は、そちら回りで山梨の方にも足を伸ばしてみようかな?、
と思っております。

※写真は全て、
PENTAX K-50
SMC PENTAX-DA 21mm F3.2 AL Limited
2015年8月9日

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2015年8月 7日 (金)

ZC11S→HG21Sへ

Dsc0269

2009年に、ホンダのE-PP1「ビート」から乗り換えたZC11S「スイフト」。

3度目の車検は通さず、丸6年目にして、同じくスズキのHG21S「セルボ」に乗り換えました。

そもそも、10年乗る、という事で購入したスイフトちゃん。

車歴9年という事で、
「もし、買値が付くとしたら、今が最後のチャンスだろう」と思い、
まずはどの程度の買値になるか調べてみようか、
と思い始めたのが間違い?の始まり。

最初、6年前にスイフトを購入した「カーチス」に相談しようと、
横浜の店まで足を伸ばし、査定をしてもらうと、
「売ると誓約しないと、買値は教えない」などと言うので、
カッチーンと来て速攻で店を出ました。
後から、留守電に「20万です」と吹き込みがありましたが、
結局、最後までカーチスからの電話には一度も出ず。
話しをするのも腹立たしいので。

でも結局、振り返ってみると、その「20万」という数字に踊らされてたかなぁ、
という印象も、なきにしもあらずで。

さて、乗り換えるとしたら何に乗り換えるか、といろいろ模索。
長く乗るなら高くても新車か?と思い、
スズキの「ハスラー」で気持ちは固まりつつあったんですが、
結構な金額の長期ローンを組めるほど生活は安定していないし。

やっぱ中古車か?でも、いいのあるかなぁ。
どうせなら、自動車税など維持費の安い軽自動車にしたいけど、
軽で乗りたいとなると、ホンダのエヌコロ(N-ONE)?と思って調べても、
まだまだ新しい車なので、中古もそれほど安くない。

ダイハツに「ソニカ」なんて車あったっけ。へぇ、と思いつつ、
でも正直ダサイなぁこれ、と食指が動かず。

軽で、そんなに「良い!」ってのはないよねぇ、S660を除いて(苦笑)、
などと考えながらあれこれ見てると、ふと目に止まったのが「セルボ」。

え、セルボ?セルボって、あのセルボ??

そう、「5代目セルボ」の存在を知らなかったのでした(笑)

丁度、今まで乗っていた「スイフト」と同時期の車、って事になります。
スズキが、それなりに気合いを入れて作ったのに、
もはや軽は「ボックス型」じゃないと売れない時代で、
ダイハツの「ソニカ」共々、全く売れずに姿を消した、
という悲運の車だったようです。

でも、このスタイリッシュな容姿、これはたまらない!、とヒトメボレし、
いつしか、「乗り換えるか否か」という問答は忘れて、
「いかに安くて、良いセルボを買うか」という思考に一本化してしまいました。

「今日決めないと後が無い」という日に、ディーラー系の中古車屋に見に行き、
スイフトの査定をしてもらうと「2万円」という非常な通知。
そこで「じゃあ、やっぱやめた」と判段できる状態ではありませんでした。
だって、目の前に「セルボ」があるのに・・・。

結局、短期のローンを組んでまで、セルボにチェンジする事に決めました。

後悔はしてません。「やっちまった」感はありますけど(苦笑)

6年乗った「スイフト」ちゃん、正直、最後まで「愛車」の感覚がありませんでした。

ずっとホンダのMT車を操ってきた人間には、
リニアに反応しないエンジン、意のままに操作できないトランスミッションの車は、
「手」や「足」と一体化する感覚を覚える事が出来ませんでした。
変な話し、スイフト運転してると、1時間もすると眠くなるんです。
左手も左足も、何も用が無いので、脳が「つまらん」と言い始めるもので。

まだ買って数日の「セルボ」号も、正直、アクセルワークは「リニア」じゃありません。
踏んでも踏んでも前に行かない。
おいおい、これってターボモデルでしょ、とツッコミたくなります。
しかも燃費悪い。軽で燃費悪いって、結構致命的です。
どうも、8~9kmしか走らない模様。をいをい。

でもまぁ、スイフトよりも「ワクワク」した気持ちでステアリング握れます。
それだけでも充分。
ビートほどじゃないけど、それなりに気持ち良いドライビングできそうです。

「S660」までは、これで頑張ります(笑)

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