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2015年12月 6日 (日)

フジノン A18x8.5BEVM-28をフォーサーズで使う

映像用のフジノンレンズ、B4マウントの「A16x9BRM-28」
を取引先の方から頂いたのは夏の事で、
試写した写真も、既にブログにアップしております。

その後も、子供の行事を映像で撮る場合など、
非常に重宝しております。
SD時代の古いENGレンズですが、さすがはフジノン。

でも、このレンズは「エクステンダー」が内蔵されていません。
映像用のレンズは、エクステンダーを内蔵していて、
スイッチ一つで焦点距離が2倍に、という物が多くあります。

また、エクステンダーをONすると、イメージサークルが大きくなって、
4/3型(いわゆる「フォーサーズ」のサイズ)もまかなえる、
というウワサは聞いておりました。

頂いたフジノンは、映像専用として、
LUMIX G5の「EXテレコン(映像)」を常にONにしないと、
著しくケラレてしまうので、写真には使うのが難しいレンズでした。
「エクステンダーが内蔵なら、写真でも使えるかも」
と考え、ヤフオクで安いのを物色してましたら、
少々難ありで約7千円の物を見つけまして、落札しました。

Dsc_1020

型番は「A18x8.5BEVM-28」です。
フジノンの型番ルールですと、
頭の「A」は「2/3型」用、
「18x8.5」は、焦点距離が「8.5mmからの18倍ズーム」
という意味で、実際、ズームは「8.5-153mm」の18倍ズーム。
「B」は池上マウント、「E」はエクステンダー、の意味です。
「VM」は、調べましたけどよく分かりませんでした(笑)

写真用レンズの言い方だと「8.5-153mm F1.7」と表現する方が分かりやすいですね。

G5で使うなら、エクステンダーは「入れっぱなし」の方が良いので、
すると、焦点距離が2倍、絞りは2段暗くなるはずだと思うので、
実質は「17-306mm F3.5」って感じになると思います。

それを、MFTで使えば「35mm判換算」で「34-612mm」となり、
鉄道撮りで常用するには最適なレンズとなります。

ひとまず試写を、と思って久しぶりに行ってみた、中央線の高円寺駅。

1000928
Panasonic LUMIX DMC-G5
Fujinon A18x8.5BEVM-28 ※エクステンダー使用
1/640秒 F8くらい(ISO160)
中央線 高円寺駅
2015年12月5日

「あれ、あんな所にスカイツリー?」

線路から真っ直ぐ向こう、スッとそびえるツリーの姿にビックリ。

絞りは、確かリング上で「F4」くらいだったと思うので、
エクステンダーで2段暗くなってるとすると「F8」ってところでしょうか。

テレ端より少し引いた覚えがあるので、120mmくらいだったかな、とすると、
換算で120*2*2=480mmくらいかな、多分。

1000928_tri

背景のビル部分をピクセル等倍で切り抜いてみるとこんな感じ。
(画像クリックで等倍の画像です)

いやはや、とにかく、中心部が非常にシャープ。
空気のゆらめきまで描ききってる感じではないですか。
1600万画素の静止画でこれだけシャープなら、
もし、将来G7を買って「4K動画」を撮るようになっても、
解像度不足でピントが来ない、なんて心配をする必要は皆無のようです。

また、イメージサークルも、4/3型を押さえてますが、
残念ながら、さすがに四隅は少し流れるようです。
絞っても、完全には改善しない様子。

1000920

なので、こんな感じで、あまり被写体を端に置くと、
肝心の被写体がハッキリ写らない、という事になるので、
なるべく真ん中の方に収めるように工夫しないと厳しそうです。
(ちなみにアレは、時々都心を飛んでいる、
メットライフアリコの宣伝用飛行船でした。
っつーか、日本にはもうこの一機しかいないらしい。)

映像だと、アスペクト比が16:9になるので、
この写真よりは四隅が少しトリミングされます。
軽く録ってみた感じでは、2段も絞れば周辺の流れは
あまり気にせずに済みそうな印象です。

映像の場合は「最後の手段」として、
本体の「EXテレコン(動画)」をONにすれば、
センサーの真ん中の「1/1.7型相当」(と思われる)のみ活用した、
ピクセル等倍のHD動画を撮影する事が出来るので、
そうすれば、四隅まで完璧にピントの来た動画を録ることが出来ます。
(その場合は、エクステンダーもOFFにして問題無いんですが、
いかんせん、この落札したレンズは切替スイッチが取れていて、
簡単に切り替えができないのが惜しいところです。そのうち直さないと。)

さて、今日の試写では、「グリップ」をつけてると嵩張るし重いので、
外して持ち出したわけですが、
すると、ズームが、自重で勝手に動いてしまう事が判明。
また、絞りもカラカラとすぐ動いてしまうので、
撮るために構えるのも一苦労、という有様でした。

それなら逆に、グリップを付けてる方が安心そうなので、
次回はグリップ付きで撮影に臨みたいと思います。
(あるいは、テープ持参でペタペタ貼って固定させる、という手も。笑)

このレンズ、調べてみると、
富士がまだ製造していた頃は、一本100万!以上する高価なものだったよう
(まぁ、ENGのレンズなんて、それが当たり前の世界なんでしょうが)
それだけに、非HD時代のレンズですが、
ポテンシャルの高さはズバ抜けていて、
日頃、1000円やそこらのレンズの良し悪しを論じているのが、
いかにも馬鹿馬鹿しくなる程です。
しかも、このサイズ感で、35mm換算35-600mm程をまかなえるわけで、
今時のカメラ・レンズメーカーさんは何をしておるのよ?、
って気もしてきます。

今日は少ししか試写できなかったので、
この年末年始あたり、どこか本腰据えて撮影に行ければな、と思っています。

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