「写ルンです」30周年、これが初代モデル
さすがの富士フイルムさんも、
「写ルンです」の30周年がこれ程盛り上がるとは、
予想できなかったのではないか、と思います。
フィルム生産量は最盛期の1%以下、と言われる昨今、
これが最後?のお祭りになるのかしら、という淋しい思いもありますが。
30年前、はじめて登場した「写ルンです」は、
「110判」(ワンテン)のフィルムを採用したものでした。
すぐに「135判」(35mmフィルム)を採用したものが発売されたので、
110の「写ルンです」が流通した量も期間も、限られていたような気がします。
フィルムが110であった事の副産物?として、
なぜか、うちには「初代」の「写ルンです」が残っています。

本来、「写ルンです」は撮り終わった後、
そのまま現像に出すものですが、
この「写ルンです」は、中のフィルムだけを撮りだして現像に出したので、
器だけが手元に残りました。
110判が、カートリッジ式のフィルムだったからこそ出来た芸当です。
なんでフィルムだけ取りだして現像に出したのかは謎です。
当時、自分は小学校4年生か5年生だったはずで、
その理由は、親か兄に聞いても覚えているかどうか?
まぁおかげで、こうして30年後に「話しのタネ」になって良かったんですが(笑)
せっかく本物が手元にあるので、ご紹介したいと思います。


裏と下面には、説明文が記載されています。
フィルムが110判なので、フィルムカウンターは裏面(カメラなら裏蓋のあるところ)
の小窓から確認できるようになっています。
「写ルンです」は、あくまで「レンズ付きフィルム」であって「カメラ」ではないので、
説明にも大きく「このフィルムケースのまま撮影を」と書いてあります。
まだ登場したばかりで「撮影できるフィルム」なんて世に無かったわけですから、
こんな説明を大きく書いておく必要があったんですね。

箱から出してみました。
何とも無機質なプラスチックの塊(笑)
まったく素通しのファインダー、
いかにもチープそうなプラスチックレンズ、
そして、110なので、巻き上げノブが前面下部にあります。

裏側は、薄い金属板で110フィルムを抑える構造です。
今はネジで止めてありますが、
遠い記憶には、下部はプラスチックで固めて留めてあったように思います。
それをカッターで削って板を外して、フィルム取りだしたんじゃなかったかな、と。

板を外せば、フィルムは簡単に取り出せます。
ところで、このコダックの「Verichrome Pan」は何ぞ?、って話しですが、
これも、以前、実家の引っ越しで片付けている時に、
押し入れの奥から何本も出てきたフィルムの1つ。
何本かあったので、お遊びで一つ中身を出して、
こうして「写ルンです」の中に入れてあった、という話し。
110判のフィルムは、富士フイルムやフェラニアが生産を中止後、
一端「絶滅」しましたが、その後、Lomographyなど、
いくつかの会社から復活し、まだ細々と販売されています。
それも果たしていつまでやら、という世の中ですから、
この、きっと「恐ろしくチープな写り」であろう初代「写ルンです」で、
約30年振りに写真を撮ってみようかな、と思っています。
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