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2017年6月

2017年6月 9日 (金)

ブログ開設10周年を迎えて

2007年6月9日、30歳の誕生日に始めたこのブログも、
早い物で10周年を迎える事ができました。
(と言う事は今日で40歳になった、という事ですが・・・)

世はブログ全盛期だった2007年。
「フィルムをスキャンした写真を公開していこうか」
という気持ちで軽く始めたものでした。
どうせ三日坊主で終わりそうだな、と内心思いつつ、
あまりガツガツせずに緩い感じで、という気持ちから、
「居眠り中」などと変なネーミングを付けてしまいましたが、
やや後悔もしつつ、それなりに受容されてるならそのままでいいか、
とこれまたいい加減な感じで月日を重ねました。

鉄道の写真とカメラ、という主軸はそのままでやってきました。
フィルムにデジタルに、一眼レフにコンパクト、二眼レフなど形態も様々。
「ジャンクを買い漁って、片っ端から直して使う」のが趣味で、
そのネタを書いてきたおかげで一定のページビューを維持しているような、
そんな今日この頃です。

鉄道を撮るのも年に数度の事となりました。
技能の衰えはもはや隠すことが出来ませんが、
昔よりも、ワンカットを大事にシャッターを切るようになった気がします。
(昔はフィルム10本980円でしたが、今じゃ1本1000円以上ですしね…。)

これからも、おおむねグーグーと惰眠をむさぼりつつ、
時々目覚めては写真をアップする、という緩い感じでやっていこうと思います。

どうか引き続き、末永くご愛顧のほど。

*2007年以降、ブログのヘッダーを飾ってきたロゴ画像を、
全てまとめた特設ページを設けました。どうぞご覧下さい。

891015_02
Canon EOS630QD
SIGMA 70-210mm F4.5-5.6
Fuji Super HG 100
JR徳島駅
1989年10月15日


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2017年6月 7日 (水)

西武多摩川線、野川と白糸台

170604_07
西武多摩川線 新小金井-多磨間(武蔵野公園)

170604_08
西武多摩川線 白糸台駅

170604_09
西武多摩川線 白糸台駅

170604_10
西武多摩川線 多磨-白糸台駅間

※写真は4枚とも、

Mamiya RB67 Professional S
Sekor C Macro 140mm F4.5(1,2,4)
Sekor C Macro 50mm F4.5(3)
Fujicolor Superia X-TRA 400
2017年6月4日

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2017年6月 5日 (月)

改めてRB67に惚れる

5月28日、6月4日と、2週続けて撮影に行きました。
ここ数年、撮影は数ヶ月間隔という事が多かったので、
こう立て続け、というのは随分久しぶりな気がします。

しかも、両日ともマミヤのRB67を持ち出しました。
最初の週は360mm「だけ」を持参して小田急と秋葉原を
(秋葉原の写真は、前回のエントリーのもの)、
また2週目はマクロ140mmをメインに、1カットだけ50mmを使用しました。
最初は堤政橋から南武線をサイド狙い、そこから西武多摩川線に移動して、
野川公園あたりをフラフラしながらの撮影でした。

こうも続けてRB67を使いたかった理由は、
GWに「SLばんえつ物語」号をMamiya-6で撮影して、
今更ながらに「やっぱ中判=ブローニーはいいなぁ」と思い返し、
それなら、我が家の最終兵器?であるRB67でガッツリ撮りたい、
という気持ちが強く芽生えてきたからでした。

最初の週は、買ってからまだあまり使ってなかった大砲、
360mmの実力を知るため、と称して「これ一本」で撮影に。
まずは、お気に入りの代々木八幡の踏切に行ったわけですが、

170528_03
Mamiya RB67 Professional S
Sekor 360mm F6.3
1/400秒 F6.3
Fujicolor Superia X-TRA 400
小田急 代々木八幡駅付近
2017年5月28日

いやぁ、さすがに360mm(換算170mmくらい)だと、
ウェストレベルファインダー=左右逆像なので構図を決めるのも一苦労。
決めた、と思っても、カメラをお腹の上で支えているので、
息を吸うだけで構図が盛大に動いてしまうわけです。
悪戦苦闘しながら数カット撮りましたが、まともなのはこれくらいなもので。

様子はだいたい分かりましたが、なかなか「電車撮るために振り回す」
には難易度の高いレンズだなぁ、と最後まで調子が出ない1日でした。
(でも、アキバの写真のように、中判の望遠じゃなきゃ撮れないカットも撮れたので、
撮りに行った価値はありましたが。)

続いて6月4日は、やはりあまり使ってなかった140mmマクロをメインに。

そういえば、南武線の多摩川橋梁、
サイドから中判で狙いたいな、と何年も前に思った事を思い出して、
久しぶりに堤政橋に足を伸ばしてみましたが、
やっぱここはいいロケーションですね。
205系がいるうちに来ておくべきだった・・・、と今更ながらに後悔。

丁度、釣りをしている太公望がちらほらと川の中に・・・、って、
仮にも大河多摩川なのに、そんな歩いて川の真ん中で釣りができるの?、
という率直な驚きを覚えつつ、の撮影でした。

170604_02
Mamiya RB67 Professional S
Sekor C Macro 140mm F4.5
1/400秒 F11
Fujicolor Superia X-TRA 400
南武線 府中本町-南多摩間
2017年6月4日

170604_03
Mamiya RB67 Professional S
Sekor C Macro 140mm F4.5
1/400秒 F11
Fujicolor Superia X-TRA 400
南武線 府中本町-南多摩間
2017年6月4日

現地に着いた直後は「しまった、140mmだと少し長いかな。90mmを持ってきておくべきだったか」
と思いましたが、構えてみると丁度いい具合。
すぐに広角や準広角を使いたい衝動に駆られる場所ですが、
中望遠で適度に被写体に寄りつつ景色を撮るという、
実は個人的にはちょっと苦手なシチュエーションを無事に克服できた・・・かな?、
という撮影になりました。

ブローニーの67判で撮影したフィルムを、
EPSONのF-3200でスキャンするわけですが、
解像度設定を2400dpiにすると、おおよそ5300×6400ピクセルくらいになり、
今風な言い方だと3400万画素くらいの解像度になります。
そんな高解像度でスキャンしても、Sekorがフィルムに結びつけた焦点に一切の狂いは無く、
目の前に広がる光景を120%フィルム上に描き出してくれます。

いろんなフィルムカメラ、デジタルカメラで写真を撮ってきましたが、
RB67(と、最高の品質で磨き上げられたSekorレンズ)で撮影した写真は、
どのワンカットにも隙が無く、狙った通りの、狙った以上の成果を焼き付けてくれます。

フィルムで撮る機会もすっかり減ってしまいましたが、
もう、これからはずっとRB67だけで撮り続けていけばいいのかな?
そう感じ、決心させてくれる撮影となりました。

次回は、西武多摩川線で撮った写真をアップしようと思います。

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