数年前までは、ハードオフやフジヤカメラでジャンクのレンズを次々と買って、
バラして掃除しては試写をして「イヒヒヒ」と笑っている、
というおかしな趣味を堪能しておりましたが、
さすがに最近はそんな病気?もなりをひそめて、
今年に入ってからも、1本くらい買ったっけか?という程度。
ハードオフにはたまに行きますが、
カメラのジャンクは横目でチラッと見て、
そのままレコードのジャンクコーナーに足を踏み入れ、
ガサガサと108円レコードを漁っては、
面白いものを1枚2枚と購入して、
家に帰ってゴシゴシ掃除しながら「イヒヒヒ」と笑っている、
という何ともネクラでボンビーな遊びを楽しんでおります(笑)
先日も、108円のレコードを目当てにハードオフに足を踏み入れると、
レジの横に、何やら巨大な物体が鎮座しています。
いくらレンズ遊びはなりをひそめていても、
その物体の形状がタクマーの500mmである事くらい、
瞬時に判段がつく位の判断力は持ち合わせております。
(自慢にならんか)
3kgはあろうか、という巨体を持ち上げ、中を覗くと、
ところどころにカビはありますが、写りには影響なさそう。
筐体は多少の汚れがあれど、目立つ傷や打撲もなし。
純正のケース、キャップも全て揃っている。
これで2万円(税抜)。さて、これはありかなしか、
と脳が冷静に判断しようとした時点で、
すでに手はカバンから「魔法のカード」を取りだし、
店員さんに「すみません、これ下さい。」(笑)
と、あまりに唐突に病気が再発してしまいましたが、
かねてから「機会があれば」と思っていたレンズなので、
これも巡り合わせ、と喜び持ち帰った次第です。
にしても、
デカイ(笑)
なんせ重すぎて手持ちは不可能なので、
三脚とあわせて車に乗せて、
松田へと足を運びました。
ここから、小田急を俯瞰で撮ってみよう、という寸法です。
↓この辺り
残念ながら、今日はLSEは運用に入ってなかったので、
試写およびロケハン、と割り切っての撮影となりました。
本当は、ゴルフ場「チェックメイトCC」のすぐ南、
川音川の鉄橋などを俯瞰できるらしい、
という方へ車を走らせてみましたが、
小田急どころか、数m先も見えやしない(泣)
一方、同じ山の北側はふもとまでしっかり見渡せましたので、
今日のところはこちらサイドでの試写、と相成りました。
PENTAX K-50
Super-Multi-Coated Takumar 500mm F4.5
1/640秒 F5.6 (ISO400)
小田急 渋沢-新松田間
2018年6月21日
PENTAX K-50
Super-Multi-Coated Takumar 500mm F4.5
1/640秒 F5.6 (ISO400)
小田急 渋沢-新松田間
2018年6月21日
このレンズ、ネットで調べみるとあまり良い評判が目に入りませんが、
実際撮ってみた感じは、まぁ確かに、
同じタクマーの135mmや200mmに比べると、
解像感もシャープネスももう一つかな、と思わなくもないですが、
かといって不十分という程の写りでも無いように思われました。
何より、大艦巨砲主義者(笑)の欲望を満たすには充分過ぎるレンズです。
とはいえ、この場所から500mm(35mm判換算だと720~750mmくらい)
だとちょっと長すぎるかな、というのが正直なところ。
LSE引退前に再訪できそうなら、300mmか400mmを持ち込む必要がありそうです。
ちなみに、300mmはタクマー、400mmはSMC PENTAXが配備済み。
ホント、ペンタックス(旭光学)のレンズが大好きでして。
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