« 終焉~LSE、藤沢・向ヶ丘遊園 | トップページ | LSE、夜の町田でVSEとすれ違い »

2018年6月21日 (木)

Takumar 500mm F4.5で、松田俯瞰

数年前までは、ハードオフやフジヤカメラでジャンクのレンズを次々と買って、
バラして掃除しては試写をして「イヒヒヒ」と笑っている、
というおかしな趣味を堪能しておりましたが、
さすがに最近はそんな病気?もなりをひそめて、
今年に入ってからも、1本くらい買ったっけか?という程度。
ハードオフにはたまに行きますが、
カメラのジャンクは横目でチラッと見て、
そのままレコードのジャンクコーナーに足を踏み入れ、
ガサガサと108円レコードを漁っては、
面白いものを1枚2枚と購入して、
家に帰ってゴシゴシ掃除しながら「イヒヒヒ」と笑っている、
という何ともネクラでボンビーな遊びを楽しんでおります(笑)

先日も、108円のレコードを目当てにハードオフに足を踏み入れると、
レジの横に、何やら巨大な物体が鎮座しています。
いくらレンズ遊びはなりをひそめていても、
その物体の形状がタクマーの500mmである事くらい、
瞬時に判段がつく位の判断力は持ち合わせております。
(自慢にならんか)

3kgはあろうか、という巨体を持ち上げ、中を覗くと、
ところどころにカビはありますが、写りには影響なさそう。
筐体は多少の汚れがあれど、目立つ傷や打撲もなし。
純正のケース、キャップも全て揃っている。
これで2万円(税抜)。さて、これはありかなしか、
と脳が冷静に判断しようとした時点で、
すでに手はカバンから「魔法のカード」を取りだし、
店員さんに「すみません、これ下さい。」(笑)

と、あまりに唐突に病気が再発してしまいましたが、
かねてから「機会があれば」と思っていたレンズなので、
これも巡り合わせ、と喜び持ち帰った次第です。

にしても、

Dsc_1114

デカイ(笑)

なんせ重すぎて手持ちは不可能なので、
三脚とあわせて車に乗せて、
松田へと足を運びました。
ここから、小田急を俯瞰で撮ってみよう、という寸法です。

↓この辺り

残念ながら、今日はLSEは運用に入ってなかったので、
試写およびロケハン、と割り切っての撮影となりました。

本当は、ゴルフ場「チェックメイトCC」のすぐ南、
川音川の鉄橋などを俯瞰できるらしい、
という方へ車を走らせてみましたが、

Dsc_1112

小田急どころか、数m先も見えやしない(泣)

一方、同じ山の北側はふもとまでしっかり見渡せましたので、
今日のところはこちらサイドでの試写、と相成りました。

Img2652
PENTAX K-50
Super-Multi-Coated Takumar 500mm F4.5
1/640秒 F5.6 (ISO400)
小田急 渋沢-新松田間
2018年6月21日

Img2654
PENTAX K-50
Super-Multi-Coated Takumar 500mm F4.5
1/640秒 F5.6 (ISO400)
小田急 渋沢-新松田間
2018年6月21日

このレンズ、ネットで調べみるとあまり良い評判が目に入りませんが、
実際撮ってみた感じは、まぁ確かに、
同じタクマーの135mmや200mmに比べると、
解像感もシャープネスももう一つかな、と思わなくもないですが、
かといって不十分という程の写りでも無いように思われました。

何より、大艦巨砲主義者(笑)の欲望を満たすには充分過ぎるレンズです。

とはいえ、この場所から500mm(35mm判換算だと720~750mmくらい)
だとちょっと長すぎるかな、というのが正直なところ。
LSE引退前に再訪できそうなら、300mmか400mmを持ち込む必要がありそうです。
ちなみに、300mmはタクマー、400mmはSMC PENTAXが配備済み。
ホント、ペンタックス(旭光学)のレンズが大好きでして。

|

« 終焉~LSE、藤沢・向ヶ丘遊園 | トップページ | LSE、夜の町田でVSEとすれ違い »

鉄道(小田急)」カテゴリの記事

鉄道(関東圏)」カテゴリの記事

鉄道」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 終焉~LSE、藤沢・向ヶ丘遊園 | トップページ | LSE、夜の町田でVSEとすれ違い »