« 2019年4月 | トップページ | 2019年7月 »

2019年5月

2019年5月26日 (日)

花月園前で京急800形再び、多分撮り収め

少々間が空いてしまいましたが、
5月12日、東神奈川で「踊り子」を撮影した、
前回のエントリーの続きです。

東神奈川駅近辺で軽く昼食を食べて、
すぐ横の京急仲木戸駅(2020年には「京急東神奈川駅」
に改称するそう。これだけ至近にあるのに、
乗換駅と認知してもらえない駅名だったので、
正解だと思う。閑話休題)で京急に乗り、
花月園前駅(こちらは2020年に「花月総持寺」に以下略)に向かいます。

1月にここで800形を撮影し、
出来ればもう一度くらいは、と思ってましたので、
これで撮り納めのつもりで訪問。

本当は、駅を出てすぐ目の前の踏切から撮りたかったですが、
残念ながら先客ありだったので、ホームの端から。
ここも、m4/3に300mm(600mm相当)じゃないと、
架線柱やケーブルをクリアできないシビアな場所でした。
しかも、ホーム上なので三脚が使えない。
600mm相当で手持ちは厳しい!

数分おきにやってくる電車で何度も練習して、
何とか構図を作っていきます。

1060047
Panasonic Lumix DMC-GX7
Canon New FD100-300mm F5.6 L (300mm=600mm相当)
1/640秒 F5.6 (ISO200)
京浜急行電鉄 花月園前駅
2019年5月12日

なんとかかんとか、この構図ならなんとか、
というところに落ち着きました。
(それでも、なにせ手持ちなので、
最高速で連写しても1枚1枚構図がまったく違う…、なんともシビア)

1060055
Panasonic Lumix DMC-GX7
Canon New FD100-300mm F5.6 L (300mm=600mm相当)
1/1000秒 F5.6 (ISO400)
京浜急行電鉄 花月園前駅
2019年5月12日

「青い京急」なんかも走って来ます。

1060042

すぐ横の東海道線を、「east-i」まで通過進行(笑)

撮影を始めてすぐ、品川駅に向かった800形、
そろそろ戻ってくるかな、という時間にはだいぶ陽も傾き、
撮影限界になりそうでしたが、

1060082
Panasonic Lumix DMC-GX7
Canon New FD100-300mm F5.6 L (300mm=600mm相当)
1/500秒 F5.6 (ISO800)
京浜急行電鉄 花月園前駅
2019年5月12日

なんとか落第点な写真は撮れました。全身の力が抜ける、とはこのこと。

800形は6月に引退、との事なので、これで撮り収めの予定です。
京急独特の思想が盛り込まれた、不思議な魅力を持つ電車でした。

さて、この日の撮影では、
「FD100-300mm F5.6 L」は使い物になるのか?、
というテストも兼ねていたわけですが、
午前の東神奈川、午後の花月園前と撮ってみた印象は、
優良可不可、の「良」ってところかな、と思いました。
「L玉」なら、もっと高解像度で撮れて欲しいなぁ、と。
GX7との組み合わせはバランスがいいので引き続き使いそうですが、
もうちょっと頑張って欲しかったかな、というのが正直なところ。

| | コメント (0)

2019年5月12日 (日)

東神奈川にて185系「踊り子」撮り

2月に、トキナーの80-200mm F2.8(AT-X828)を安く見つけた、
という記事を先日書きました。

そのわずか一週間後、今度はハードオフのジャンクコーナーで、
赤いラインがまぶしいズームレンズを見つけて購入していました。

New FD100-300mm F5.6L」です。
小カビありでしたが、なんと1,000円!
いくらAT-X828を見つけた直後でも、これを買わないわけにはいかない(笑)

FDマウントの最後期に発売された赤玉、
EFマウントが登場した際にすぐ移植され、
初期EOSシリーズの超望遠ズームとしてラインナップされましたが、
正直、あまり評価の高くないレンズでした
(と、CAPA誌別冊「交換レンズ」シリーズでの評価の話しですが)。
実のところ、どんな写りだったんだろう、と気になったのも、
購入した理由の一つです。

FDレンズを生かせるカメラは、手元だと松下(パナソニック)のGX7なので、
焦点距離としては「200-600mm相当」の超々望遠ズーム、という事になります。
本来「フルサイズ」用に作られたレンズをマイクロフォーサーズで使用するので、
それなりの解像度を持ってないと使い物になりません。

Dsc_0568

本体に比べて、非常に長いレンズですが、
FDレンズ後期の「総プラスチック製」の筐体なので、
付けた感じは非常にバランス良く、純正レンズかと思える程。
相性?はピッタリです。

向かった先は、東海道線東神奈川駅近くの「お立ち台」で
(と、前日夜中に調べた情報ですが)、
ここから、引退の足音が聞こえてきた、185系「踊り子」号を撮ろう、という寸法。

しかし、着いてみてから気づいたのは、
超望遠で架線柱の合間から狙うポイントなので、
撮影できるポイントは「まさにこの場所から」というピンポイント。
そして、そこには既に先客があり。

さて、どうしたものか。

と、付近を少々歩いてみると、
別の角度からも、何とか狙えそうな予感。

Dsc_0565

カメラを縦位置に構えて、まずは「踊り子115号」を狙いますが、
イマイチしっくり来ない。
でもまぁ、せっかくここに居を構えたんだから、という事で、
本来の「お立ち台」の先客が立ち去った後も、この場に止まり、
普通列車を何本か試写して構図を調整
(さすがに、600mm相当なんて超望遠なので、
三脚は必須ですし、細かい画角の調整は、
以前に大枚はたいて購入したマンフロットのギア付き雲台のおかげで、
非常に精度高く合わせる事ができます。)

で、何本か撮っているうちに、

1050967
Panasonic Lumix DMC-GX7
Canon New FD100-300mm F5.6 L (300mm=600mm相当)
1/800秒 F5.6 (ISO200)
JR東海道線 川崎-横浜間(東神奈川-新子安間)
2019年5月12日

だいぶ「良い感じ」になってきました。

この調子で、まずは251系「スーパービュー踊り子」で予行演習。

1050972
Panasonic Lumix DMC-GX7
Canon New FD100-300mm F5.6 L (300mm=600mm相当)
1/1000秒 F5.6 (ISO200)
JR東海道線 川崎-横浜間(東神奈川-新子安間)
2019年5月12日

予行演習、なんて書きましたが、
251系も、来年の「261系」登場により、
185系と同時に退場するそうなので、
こちらも頑張って撮っておかないといけません。

そして、いよいよ本番!「踊り子117号」をパシャリ!

1050991
Panasonic Lumix DMC-GX7
Canon New FD100-300mm F5.6 L (300mm=600mm相当)
1/400秒 F5.6 (ISO200)
JR東海道線 川崎-横浜間(東神奈川-新子安間)
2019年5月12日

やや雲が掛かってしまいました。残念!
でもまぁ、それなりにちゃんと撮れて、ひとまず落第点。

もう少し三脚を高くすれば、
後ろの車両の屋根が数珠つなぎで連なって、
もっと良い感じになったかなー、という印象も。
ここは、また来てみたい場所になりました。

ちなみに、撮影後、本来の「お立ち台」に立ってみましたが…、
「うーん、あっち(撮った方)が良かったかな?」
と、これはあくまで個人的な感想。

世間では最近、「フルサイズカメラ」が人気のようですが、
こと鉄道撮影に関しては、
600mm相当なんて超望遠をこんな軽い機材で撮れるんですから、
マイクロフォーサーズやAPS-Cなどの方が、
機動力が効いて絶対に良い、と確信しています。
いや、1型やコンデジ(超望遠ズーム付きの)でも充分。
「大きい事は良い事だ」なんて格言に騙されちゃいけません。

午後は、近くの京急仲木戸駅から花月園前駅に向かい、
京急800形のラストランを狙いに行きますが、
それはまた次回に。

| | コメント (0)

2019年5月 6日 (月)

徳島駅俯瞰と、2600系「うずしお」

令和元年の初投稿は、久しぶりの徳島帰省の写真です。
世間は10連休と浮かれていた2019年のGW、
愛車セルボを走らせて徳島へと帰省しました。
(途中、奈良と掛川で停泊しました。)

今回宿泊したのは、徳島駅ビルの「クレメント徳島」。
このホテル、結婚式等で中に入る事はあったものの、
宿泊者として停留したのは実は初めて。
ホテル開業から実に26年目の出来事です。

1050886
最近、徳島駅(徳島運転所)を俯瞰できる絶景の宿、
として知られているらしいクレメント、
なるほど、確かにこの眺めは「お~~」と声を上げてしまいます。
非電化なので架線が無いのも、こういう眺めにはうってつけです。

1050888
幼少から存在を知っていると、特に物珍しさを感じない転車台。
SLはおろか、DE10が入線する事もない今となっては、
観光目的以外に用途がなさそうですが、その存在価値は貴重です。

1050891
2013年の帰省時、徳島駅から牟岐線方面の最初の跨線橋が工事で入れませんでしたが、
今回は上ることができました。この眺め、撮影できたのは何年ぶりやら。
奥に赤いキハ40が見えるのも嬉しい!

今回の帰省では、実家の引っ越しが近い事もあり、
私物の片付けにほぼ全ての時間を使った感じでしたが、
合間、荷物を新居に運ぶ道すがらに、
兄貴に案内されて、特急「うずしお」の新鋭、2600系の初撮影に行きました。

1050906_raw
Panasonic Lumix DMC-GX7
Lumix G Vario HD 14-140mm F4.0-5.8 ASPH. H-VSO14140 (14mm)
1/400秒 F6.3 (ISO125)
JR高徳線 勝瑞-吉成間

朝、妻子を高松に送り出す「うずしお」が3連だったので、
今から狙う「うずしお」も3連かも、と思って広めに構えたら、
2連でやってきた2600系。
そういえば、そもそも2600系は2連×2編成しか無かったのでした。

1050913_raw
Panasonic Lumix DMC-GX7
Lumix G Vario HD 14-140mm F4.0-5.8 ASPH. H-VSO14140 (108mm)
1/500秒 F7.1 (ISO125)
JR高徳線 吉成-佐古間

徳島駅に向かった2600系を、今度は鮎喰川橋梁でサイド狙い。
現地についた途端に「カンカン…」と踏切の音。
構図を考える間もなく、目の前を通り過ぎていきました。
ちなみに、手前にいたシラサギと絡めるつもりでしたが、
あまり存在感がなくて残念。

まもなく引っ越しする実家は、このポイントのすぐ近く。
次回以降の帰省でも、足繁く通う事になりそうです。

※この橋で、こんな写真を撮ったのは、もう20年も前の話し。
そして、今は「こんにゃく橋」は撤去されて存在しません。

| | コメント (2)

« 2019年4月 | トップページ | 2019年7月 »