【懐かし写真】JR四国181系、定期運用最終日
EOS630QD
EF70-210mm F4.5-5.6 USM
1/250秒 F4.0
Konica XG400
JR予讃線 国分駅
1993年3月17日
国鉄時代、四国初の特急専用車両として導入された181系。
JR化直前にニューフェイス185系が登場したものの、
これでは来るべきモータリゼーションに太刀打ちできない、
という事で振り子式気動車2000系が大量導入されました。
そして、181系はJR化6年目の1993年に引退となります
(能力的には185系をも上回るものでしたが、
騒音が瀬戸大橋運用に適さないとか、
フレキシブルな短編成に向かない、といった理由もあったんでしょう。)
この181系は、定期運用の最終日に、予讃線の国分駅で撮影したものです。
ちなみにこの写真、なんだかボヤけてる感じがしますが、
それもそのはずで、実際は下のような縦構図で撮影していたものです。
まだ鉄道撮り始めて4年目、
この場所ではどう撮るのが一番いいか、
充分な判段がつかなかった時代の産物です。
多分、後ろの山も入れたいな、とか、
手前のカーブした線路も入れたいな、
と色々考えた末に、この構図で撮影したんだろうな、
と思いますが、181系の走行写真を収める、という事を考えたら、
やはり、上のトリミング写真のように撮るのがベターだったろうな、
と思われます。
本当の意味で構図の事を考えるようになったのって、
デジタルで撮り始めてからな気がします。
まず撮って、その場でチェックして、また撮って。
縦にしたり横にしたり、押したり引いたり、
その場でトライ&エラーが出来るようになってから、
ようやく構図というものを理解できるようになりました。
当時としては「失敗だったなぁ」と思った写真も、
Photoshopのおかげで修復が可能になって、
ようやく表に出せるものになりました。
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