« 2020年6月 | トップページ | 2020年9月 »

2020年8月

2020年8月16日 (日)

いすみ鉄道、夏2020 ~(8)締めはYouTubeで

2020年夏のいすみ鉄道撮影記、
今回も締めくくりは、
写真撮影の傍らで回しっぱなしにしていたGX7の動画で。

いつもはB4マウントのFujinonを使ったりしてますが、
今回は機動力重視で純正の14-140mm。
しかし、このレンズを使って、
センサーをフルに使って撮る方が、
EXテレコンでセンサーの中心部だけを使うFujinonより、
よっぽど良い画になるのは事実で…。

Img4380

昨年末を含めれば、ここ半年少々で3度訪問したいすみ鉄道。
国鉄キハが走り続ける間は、また足を伸ばしたいと思います。

| | コメント (0)

2020年8月15日 (土)

いすみ鉄道、夏2020 ~(7)再び第二五之町踏切で終撮

2020年夏、今年2度目のいすみ鉄道撮影、
最後の締めくくりは、
午前に雲の影に隠れてしまった第二五之町踏切を再訪。

で、リベンジに同じ場所で…と思いましたが、
光の回り方がイマイチそうだと思い、
定番の踏切袂で構える事にしました。

Img4433
PENTAX K-50
SMC PENTAX-DA 21mm F3.2 AL Limited
1/1250秒 F5.6 (ISO200)
いすみ鉄道 国吉-上総中川間
2020年8月2日

まぁ、こっち側でもサイドは影でしたが…汗

Img4434_retouch
PENTAX K-50
SMC PENTAX-DA 21mm F3.2 AL Limited
1/1250秒 F5.6 (ISO200)
いすみ鉄道 国吉-上総中川間
2020年8月2日

くるっとひっくり返って去りゆき際を。
構図に太陽が入っても安心して撮れるSMCレンズは最高です。

そんな事で、「夏のいすみ鉄道」、写真篇はこれにて終了。
次回は動画をアップする予定です。

| | コメント (0)

2020年8月13日 (木)

いすみ鉄道、夏2020 ~(6)小谷松駅でも稲穂とキハ

Img4408
PENTAX K-50
SMC PENTAX-M 35mm F2
1/1000秒 F4.0 (ISO200)
いすみ鉄道 大多喜-小谷松間
2020年8月2日

午後の急行往復は、
昨年末の来訪の際に初めて訪れた、
小谷松駅少し北の直線区間にて。
兄がお気に入りとなったポイントです。

兄は線路際に三脚を構えて正面から狙ってましたので、
こちらは引き続き稲穂と絡めた写真を。
もう今回はこれ一本で押し通します(笑)

本来はネオワイズ彗星用に、と思って持ち込んだ、
SMC-Mの35mm F2。
開放だとボケ過ぎるので少々絞って。
この「35mm F2」というスペックのレンズは名玉が多く、
NikkorとFDも持っていますが、
開放からキリッと撮れて鉄道向けなのはSMCが最右翼。
一方、ボケが綺麗でフワッと撮りたい時はNikkorがお気に入り。
FDは黄変しているので白黒で撮る時に、と使い分けています。

Img4415
PENTAX K-50
SMC PENTAX-DA 21mm F3.2 AL Limited
1/1000秒 F4.5 (ISO200)
いすみ鉄道 大多喜-小谷松間
2020年8月2日

上総中野から戻ってきたキハはDAの21mmで。
これもまたオーソドックスの極みみたいな写真です。

K-50に色々とレンズを付けて撮ってみますと、
やはりPENTAXの純正との組み合わせが一番いい色が出ます。
決して「JPEG撮って出し派」なわけではないですが、
K-50とSMCとの組み合わせで撮ったJPEGの画は、
それだけで完成されたもの、という印象のものが多いです。
いいPENTAXのレンズ揃えたいなぁ、と思いつつも、
新品のいいレンズは、このDA 21mmを2006年に購入して以来、
14年間すっかりご無沙汰になっております(汗)

さて、いよいよ次回が最終回。再び第二五之町踏切に戻ります。

| | コメント (0)

2020年8月12日 (水)

いすみ鉄道、夏2020 ~(5)第二五之町踏切に見た幻影

Img4390_retouch
PENTAX K-50
SMC PENTAX-M 35mm F2
1/800秒 F5.6 (ISO200)
いすみ鉄道 国吉-上総中川間
2020年8月2日
※Photoshopでレタッチ

「ポッポの丘」でクモニ&クハ詣でをした後は、
いすみ鉄道一番の撮影名所、
「第二五之町踏切」方面へ向かいます。

いつも、この踏切へ向かうときは、
線路の南側を併走する国道465号線方面から向かいますが、
今回は田んぼと山に挟まれた農道的な道を一直線に東南下。
つまり、北側から現地入りしました。

すると、いつもは見えない風景が目に入るもので、
この、完全に逆光になるような、
北側から線路を見渡す景色が妙に気に入り、
兄を踏切沿いで降ろした後、田んぼの真ん中に舞い戻りました。
ゾロゾロと踏切近辺に撮影者が集まる中、
ポツンと一人田んぼの真ん中で待機。

Img4378

こんな景色の中で撮影するのは気持ちのよいものです。
(ちなみに、この写真の左奥に、小さく「ポッポの丘」が見えます。
という事は…、と次回に向けて悪巧みの算段を。)

さて、ここから撮影すると逆光になるのは承知の上ですが
(鳥坂センパイの「逆光は勝利!」の言葉に助けられます。笑)、
気になるのは頭上を漂う雲の塊です。
基本的にスカッと晴れていますが、
時々雲が太陽に掛かって見事な影になります。

どうにもイヤな予感がするので、
さてそろそろキハがくる、という直前に、
前もって晴れた状態の景色を撮影しておきました。

そして、踏切が鳴り始め、遠くからディーゼルエンジンの音が。
という時に、悪い予感の通り、頭上に雲の塊が…。
踏切付近で撮影していた兄の証言だと、
付近で撮影していた皆様から一斉に溜息が漏れたそうです。

北側から一人で狙っていた自分も同様でしたが、
一方で「後で何とかできるだろう」という自信もありました。
なにせ「こんな事もあろうかと」、先に晴れた時の写真も撮ってましたので、
後はPhotoshopでチョイチョイです。

今回の写真は、キハ2両だけを切り出し、明るさを調整の上、
数分前の景色に貼り付けた「加工写真」です。
今の時代、写真をPhotoshopで作り上げるのも趣味の一つ、
だと思ってます。

そんなわけで、今回のタイトルは「幻影」といたしました。

でも、出来る事なら、今度はRB67を持ち込んで、
一発必中でこんな写真をフィルムに焼き付けてみたいものです。

| | コメント (2)

2020年8月10日 (月)

いすみ鉄道、夏2020 ~(番外篇2)「ポッポの丘」へ「クモニ詣で」

いすみ鉄道撮影2日目は、
国鉄キハが動き始める前に、
リニューアルしたばかりの「ポッポの丘」へ寄り道。
つい先頃、東芝府中工場から「クハ103」と「クモニ83」
が納車(?)されたばかりです。

※まだ東芝府中工場にいた時の写真を、
9年前のエントリーで紹介しております。

府中近辺を車で通るときには、いつも首を伸ばして覗き込んで、
今日はクハとクモニはいないかなー、と探すのが恒例となっておりました。
それがまさか、千葉の知られざる名所「ポッポの丘」にやってくるとは、
思いも寄らぬ事でした。

※写真は全て、
Panasonic Lumix DMC-GX7
Lumix G Vario HD 14-140mm F4.0-5.8 ASPH. H-VSO14140

1060818

搬入されたばかりでまだ整備中の状態ですが、
いずれもよい状態で保存されていたようです。

にしても、来ているお客さん、皆さんクハ103ばかり撮影されていますが、
むしろ、隣のクモニ83の方が歴史的価値が高いはずです。
なにせ戦後に「ロクサン」型として製造された旧型国電の改造型。
現役時代は、113系や115系の先頭に立ち、
釣り掛けモーターの音を「ぎやぁ~~~~」とけたたましく響かせていた
「時代の生き証人」です。

1060802

他にクモニ83(あるいはクモユニ74でもいいんですが)の保存車はあるんでしょうか?
見た目は茶色い電車じゃないですが、
釣り掛けモーター搭載の貴重な電車です。
出来るなら、稼働状態に復元させて、
しなの鉄道の115系の先頭に立って走って欲しいなぁ、
と思ってしまいますが、なかなかそうはいかないでしょうね。

1060813

是非是非、「ポッポの丘」の皆さんに、
徹底的に綺麗に磨き上げて頂いて、
往年の美しさを取り戻して頂きたいものだと思います。
また次回、ここを訪れた時にその勇姿を拝見したいです。

1060803

クモニの他に、気になって仕方なかったマツダのオート三輪(笑)

「ポッポの丘」は、リニューアルに伴い、
駐車場の利用料1000円を徴収するシステムとなりました。
いつも、顔を出すものの、生ものの卵を買って帰るのは難しいし、
着いた頃には閉場10分前なので買い物できない、という事が続き、
なかなか金銭的な支援をできずにおりましたので、
むしろ駐車料金システムはありがたい事でした。
ついでに、クハ+クモニ納車記念のクリアファイルと、
キハ52型のティッシュ箱ケースを購入しました。、
少しでもクモニの修復に役立てば!

| | コメント (2)

2020年8月 9日 (日)

いすみ鉄道、夏2020 ~(番外篇1)ネオワイズ彗星は遠くなりにけり

せっかく都会を離れて千葉の山奥に行き、
しかも梅雨が明けて空は快晴、となれば、
7月中毎日夜空を見上げながら
「あぁ、今日も彗星は見えず」
と落胆していた借りを返すべく、
夜空にレンズを向けてみました。

月が明るい夜でしたが、
東京ではとても拝めないような満天の星空で、
これならば、と期待に胸が膨らみます。

しかし、天体アプリを頼りに、あの辺りに彗星がいるはず、
という方向を見上げてもそれらしい星を見つける事ができず。
おかしいなぁ、と思いつつも、
目で見えなくても写真には写る、という話しもありましたので、
何はともあれ何枚か撮って液晶でチェック。
どこかに写ってるはずなんだけどなぁ、とジロジロ見ていると…

Img4347_raw
PENTAX K-50
SMC PENTAX-M 35mm F2
10秒 F2.8 (ISO800)
2020年8月1日

あれ?あの緑色の、少しボヤーッとしたような星は…
(※下の方、真ん中よりちょっと左)

実は徳島でかろうじて彗星を撮影できた、
という兄にプレビューを見せると、「間違いない」。

別カットを拡大してみます。

Img4348_raw
PENTAX K-50
SMC PENTAX-M 35mm F2
6秒 F2.8 (ISO1600)
2020年8月1日

ホウキは、ほとんど見えません(泣)

彗星が見られるのは7月中でしょう、
って話しでしたが、実際こんなに小さくなっていたとは…。

かろうじて撮影できたものの、
もっと立派な彗星写真を撮りたかったなぁ、
とあの連日の雨模様だった7月を呪うばかりでした。

※その昔、「百武彗星」と「ヘール・ボップ彗星」
を撮影した時の写真を、過去のエントリーにアップしております。

またあんな立派な大彗星を撮影したいなぁ。

| | コメント (0)

2020年8月 8日 (土)

いすみ鉄道、夏2020 ~(4)新田野の田園にて・その2

我ながら変わり映えのない写真を載せまくってるなー、
と思いながら写真をアップしてますが、
この時期にいすみ鉄道を撮れる事は例年ないので、
これが最初で最後かも、くらいのつもりで、
ひたすら田園風景ばかり撮りまくっていた証しです。

大口径の望遠を生かそう、と思って撮った一枚。

Img4319_retouch
PENTAX K-50
Tokina SD 80-200mm F2.8 AT-X828 (135mm)
1/1600秒 F2.8 (ISO100)
いすみ鉄道 新田野-国吉間
2020年8月1日

実は、この車両に被るように撮り鉄さんがいたんですが、
Photoshopの力を借りて退場(笑)して頂きました。
先日も書きましたが、今はフィルムの時代じゃなくなりましたので、
使えるテクノロジーは駆使して画像を作ったり直したりするのも、
21世紀の写真趣味としてはアリな事だと思っています。
警察の証拠写真じゃありませんので…。
そうすれば、無駄なトラブルが発生する事もありませんし。
あ、でも声を掛け合って「そこで撮っていいですか?」
とコミュニケーションを取るのは大事だと思います。
その点、いすみ鉄道で撮っていると、
撮影者同士の関係はいつも良好だな、と感心します。

さて、2往復の急行を撮影し終わり、主な撮影は終了。
後は、宿にチェックインするまで、軽くロケハンを。
今春、見事な菜の花を撮影できたあの場所へ行き、
夕暮れの西陽がもう沈もうとしている刹那、
大原へ向かうキハ20を撮って、初日の撮影を終えました。
あ、でも次回はこの日の番外篇を…。

Img4334_retouch
PENTAX K-50
SMC PENTAX-F Zoom 28-80mm F3.5-4.5 (70mm)
1/160秒 F5.6 (ISO400)
いすみ鉄道 久我原-総元間
2020年8月1日

| | コメント (0)

2020年8月 7日 (金)

いすみ鉄道、夏2020 ~(3)新田野の田園にて・その1

Img4290
PENTAX K-50
SMC PENTAX-M 35mm F2
1/500秒 F5.6 (ISO100)
いすみ鉄道 新田野-国吉間
2020年8月1日

西大原でキハ52+28の往復を撮影した後は、
こちらもすっかり定番となった、
新田野駅と国吉駅間の直線区間に。
当然ながら、こちらも田園区間です。
今夏は稲穂ばかりです。どうぞご容赦ください。

Img4295
PENTAX K-50
SMC PENTAX-M 35mm F2
1/500秒 F5.6 (ISO100)
いすみ鉄道 新田野-国吉間
2020年8月1日

にしても、この美しいグラデーションの青空!
こんな空、もう何百年と見てなかった気がします(笑)
そんな冗談も言いたくなるくらい、
7月はまるっきり空を見られませんでした。

蛇足ながら、SMC PENTAX-Mの35mm F2、
数年前にヤフオクで見つけたジャンク品ですが、
そもそも業務目的で使われていたのか、
絞りリングはネジで固定され、
後群に補助レンズが追加され、
前玉は砂か何かの汚れや傷がたくさん、
というヒドイ状態でしたが、
丁寧にメンテナンスしたら、見た目は悪いものの、
開放からバッチリと写る鉄板単玉として重宝しています。
今回も、K-50のファインダー越しに、またLV越しに、
その実力をまざまざと見せつけられたのでした。

| | コメント (2)

2020年8月 6日 (木)

いすみ鉄道、夏2020 ~(2)西大原の田園にて・その2

Img4254_raw
PENTAX K-50
SMC PENTAX-F Zoom 28-80mm F3.5-4.5 (80mm)
1/800秒 F4.5 (ISO200)
いすみ鉄道 上総東-西大原間
2020年8月1日

前回に続いて、いすみ鉄道の西大原で撮影した国鉄キハ。
大原から上総中野へ向かう下り列車です。
上り列車より、更に稲穂を強調する撮り方で狙って見ました。
(あまりに黄色と緑の割合が強い構図だったせいか、
色温度がこけぎみだったので、珍しくLightroomでRAWから処理。
普段は、PENTAXのJPEGの画に全幅の信頼を置いてるんですが。)

Img4244_raw
PENTAX K-50
SMC PENTAX-F Zoom 28-80mm F3.5-4.5 (80mm)
1/800秒 F4.5 (ISO200)
いすみ鉄道 上総東-西大原間
2020年8月1日

普通、撮ろうとする構図に人が入ってくると
「来ないで!」って思うものでしょうが
(それが高じて「どけ!」と怒鳴るような撮り鉄にはなりたくないものです)、
それも日常風景、と思って取り入れてしまうのが粋ってもんです。
最近はむしろ、人とか動物とか船とか車とか、
Photoshopの力を借りて足したくなるくらいです。

| | コメント (0)

2020年8月 5日 (水)

いすみ鉄道、夏2020 ~(1)西大原の田園にて・その1

5年間乗った愛車のスズキ・セルボを兄に譲ることになり、
実家からはるばる兄が引き取りに来ました。
で、せっかく上京するなら「いつもの所」へ行きたい、との事なので、
感染対策をばっちり施した上で
(って、行き先が田んぼの真ん中じゃ、染りようがなさそうですが)、
今年3度目のいすみ鉄道撮りとなりました。

なにせ、いつも真冬に来てばかりのいすみ鉄道、
真夏の田園風景での撮影は初めてで、
新鮮な気持ちで撮影に臨みました。

Img4221
PENTAX K-50
SMC PENTAX-F Zoom 28-80mm F3.5-4.5 (80mm)
1/500秒 F5.6 (ISO200)
いすみ鉄道 上総東-西大原間
2020年8月1日

春に撮影に来た時には、
キハ52が検査入場中のため国鉄キハは運休でしたが、
今回は元気に「ガラガラ」とディーゼルエンジンを噴かせて走って来ました。

ご承知の通り、7月はずっと雨か曇りで、
お天道様を拝める日はほとんどありませんでした
(おかげで、ネオワイズ彗星は全く撮影できず…実に無念)。
それがまさか、兄が上京してきていざ撮影、
という8月1日からカラッ!と晴れる等とは夢にも思わない事でした。
何とも悪運の強い事で(笑)

Img4230
PENTAX K-50
SMC PENTAX-F Zoom 28-80mm F3.5-4.5 (80mm)
1/500秒 F5.6 (ISO200)
いすみ鉄道 上総東-西大原間
2020年8月1日

田んぼの様子は、まだ青々としているところもあれば、
うっすら黄色く色づいて稲穂が頭を垂れ始めているところもあり、
久しぶりに「田園風景」の撮影を楽しむ事ができました。

第2回以降も、基本的には変化の少ない田園写真となりますが、
その辺りはどうかご容赦のほどを…

Img4210
PENTAX K-50
Tokina SD 80-200mm F2.8 AT-X828 (200mm)
1/1600秒 F2.8 (ISO100)
いすみ鉄道 上総東-西大原間
2020年8月1日

| | コメント (4)

« 2020年6月 | トップページ | 2020年9月 »