X-S10の4Kで北鉄浅野川線の旧京王3000系と旧営団03系を撮る
Fujifilm X-S10
SIGMA 12-24mm F4.5-5.6 EX DG ASPHERICAL
北陸鉄道浅野川線 粟ヶ崎駅
2021年6月12日
仕事で年に3度金沢に行くのが恒例になっていましたが、
昨年はコロナの影響で全ての予定が中止に。
なので、先日の金沢出張は実に1年半振りの事でした。
仕事に合間があれば撮影に行くのも恒例となっておりますが、
今年も北鉄の浅野川線に足を伸ばしました。
旧京王井の頭線の3000系が、8000系と名を変え、
2両編成でえっちらおっちら走っておりますが、
今年から東京メトロ(旧営団)の03系が「新車」として入線。
いよいよ3000系も幕引きが近づいてきたようです。
という事で、浅野川線唯一?の撮影ポイントである、
粟ヶ崎駅すぐ横の大野川橋梁にて撮影を敢行。
前回訪問した時、あまりに低くて川面スレスレのガーター橋に、
すっかり魅了されてしまった場所であります。
最初は写真を撮るつもりでしたが、
この橋を渡る度、電車が最徐行して進入し、
「ダダン、ダダン…」と実に重々しい、
今にも壊れてしまいそうな(?)音をたてるのが印象的で、
それなら、と動画での撮影を試みてみました。
ついでに、まだX-S10の4K動画の試写も出来ておらず、
またボディ内手ブレ補正+電子式補正の組み合わせで、
手持ち撮影をするとどんな感じになるだろう、
というテストも兼ねての撮影となりました。
(4K MOV、100mbps、フィルムシミュレーションはスタンダード、
といった撮影環境です。)
今回は12mm~24mmの広角という事もあり、
手ブレ補正が見事に効いて、
手持ち撮影しているという感じはあまりないように思います。
4Kだとフレームレートが30Pなので、
これだけゆっくり走る電車であっても、
ややフレームがカクカクするのを感じます。
編集ソフトはSONYの「Vegas」でしたが、
EDIUSならフレーム補間(オプティカルフロー)で60Pに、
という事もできるのになぁ、と思ってしまいます。
実験でなければ、無理に4Kにせず、HDの60Pで撮る方が、
少なくとも電車撮りには良いだろうと思います。
とはいえ、大野川橋梁を重々しく走るステンレスの電車、
いい感じで記録できたように思います。
次回行く時までには、魚眼レンズを仕入れていきたいものです(笑)
※2023/7/19追記:
同じ動画を、EDIUS Xの「補間設定」「オプティカルフロー」で4K/60P(59.94P)化した動画をアップしてみました。
やや不自然さはありますが、カクカクした感じは減って見やすくなったように思います。
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