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2022年2月11日 (金)

いすみ鉄道、キハ28・ヒゲ付き「いよ」~(3)大多喜城下の夷隅川沿いから

ヒゲ付き+「いよ」ヘッドマーク付きキハ28の撮影、
最後は上総中野→大多喜の各停運用です。
各停だからヘッドマークないだろうから正面から撮らなくても…、
と当日は思っていたんですが、
考えてみたら、わざわざ上総中野でヘッドマーク外す、
なんて面倒な事しないだろうなぁ、と書きながら気付いてしまいました。

まぁ、でも最後はいつものように風景を織り交ぜての撮影を、
と思いましたので、
一度行ってみようと思っていた「第四夷隅川橋梁」を北側から撮る構図で
狙って見る事にしました。

どれくらい山登りするのかなぁ、と不安を覚えつつ、
テクテクと歩いて行きましたが、
大多喜駅南の踏切を渡って、大多喜高校の正面を通り過ぎ、
少し行ったところに小さな展望台があり、
そこからいい眺望で見る事ができました。

Img_20220205_140613001
Motorola edge20

夷隅川が大きく蛇行しているのがよく分かります。
木が流されてあちこちに引っかかっている様子からも、
この川が暴れ川である事がよく分かります。

展望台には小さなベンチもありましたので、
時間がくるまで座ってスマホをいじりながら時間待ち。
こんなに楽な撮影ポイントは珍しいです(笑)

で、間もなく終点大多喜駅到着、なキハ28をサイド狙いで。

Dsf2280
Fujifilm X-S10
New FD28-85mm F4 (85mm)
1/640秒 F8.0 (ISO400)
いすみ鉄道 大多喜-小谷松間
2022年2月5日
(フィルムシミュレーション「PRO Neg. Hi」/グレインエフェクト「弱・荒」)

撮影前に雲がかかってどんよりしていたんですが、
撮影直前から少し雲に切れ間が出来て、
うまく車両のあたりだけいい陽があたってくれました。
影の落ちた川面との対比がいい感じ。

無事撮影終了し、大多喜駅方面に向かうと、
丁度、運用終えて車庫入りしたキハを、
何人ものファンが撮影しておりました。
今回はまったく撮る機会のなかったキハ52、
せっかくなので記念の一枚。

Img_20220205_143520704
Motorola edge20

ヒゲ付きキハ28、たった3カットではありましたが、
充実感のある一日となりました。

ところで、最後に使ったレンズはNew FDの標準ズーム。
動画撮るのに便利かな、と思って買ったレンズの試写も兼ねて、
と思って持ってきましたが、
どうにもズームがカタカタしてすぐにピントがずれるなど、
使い勝手に問題がありました。

FDやNew FDのズームレンズを分解修理した方ならご存じだと思いますが、
当時のキヤノンのレンズは、
ズームを稼働させるカムのガイドとなるネジを覆うゴムが、
劣化してボロボロになって朽ち果てている事がよくあります。
というか、そういうレンズしか見た事がありません。
この28-85mmもそんな状態のレンズでしたので、
帰宅後改めて分解して整備しました。

以前は、ネジの回りにエポキシパテを持って、
固まったところでヤスリで削って成形し、
カムの溝の大きさに合わせる、という面倒な事をしていましたが、
今回は、代替品候補として以前に買っていた、
プラモデル用のアクセサリパーツ、
コトブキヤの「モビルパイプ(P112)」の4mmがピッタリでした。
これは本来、宇宙世紀0080年頃に活躍した、
緑色をした量産型モビルスーツのパイプを再現するのに使うパーツ、
という事のようです(笑)

Img_20220206_025737243

ゴムほど柔らかくはありませんが、
金属ほど硬いわけでもないので、
カムの溝に沿って稼働するには丁度よい材料なのでは、と思います。

ネットで修理の記録を検索してみると、
ストローを使う方法など皆さまいろいろご苦労されているようですが、
一つの解決策としての提案でした。

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