PEN EES-2散歩(1) 生麦駅
5月9日にテレビ東京で放送された「YOUは何しに日本へ?」にて、
日本の雑貨やカメラが大好きなアメリカ人が紹介されていたのを、
ご覧になった方もいらっしゃるのではないかと思います。
「127判のカメラ用のフィルムを作っている、
かわうそ商店さんのところに行きたい」という希望で、
遠路北海道は知床まで足を運び、
店主の毛利さんと一緒に撮影に行く、という内容でした。
毛利さんとはもう10年近く前に知り合い、
何度か一緒の写真展に出展した事もあります。
最近はすっかりご無沙汰してしまい、
その間にフィルム写真もすっかり下火になっておりましたが、
番組を見てから「またフィルムで撮らなきゃ!」
という気持ちがふつふつと湧いてきました。
そんな時、ハードオフで美品でジャンクな「Olympus PEN EES-2」
を見つけて購入してきました。
最近はすっかりフィルム価格も高騰して、
1000円以下のものはほとんど見かけなくなった他、
コダックのEktachrome(E100)は何と3~4000円!、
なんて高額な商品になってしまいました。
フィルムが高くなれば、「同じフィルムで倍撮れます」
が売りの一つだったハーフ判カメラの価値に再び陽が当たるな、
と思っていた時だったので、
久しぶりのジャンクカメラとして購入し、
粘っていたシャッターを整備するなどして撮影可能な状態になりました。
こんなにカメラをバラしたのは久しぶりです。
「ダメだ、もう元に戻らない」と断念しそうになりましたが、
何とか元通りに組み上げる事ができました。
試写を兼ねて、横浜~川崎方面をブラブラしながら試写してきました。
その模様を「PEN EES-2散歩」シリーズ?として紹介していこうと思います。
(ようはネタがないわけですが笑)
※試写なのでまたすぐバラせるようにと思い、
100円ショップのSeriaで買ってきた「リメイクシート」
を切り出したものを革の代わりに貼り付け。
簡単に加工できるシールですし、質も意外と悪く無いので、
革が剥がれたカメラでの代用として有用だと思います。
まず、京急で生麦駅に降り立ちました。
Olympus PEN EES-2
Agfaphoto APX-100
2022年6月22日
※デュープ機材
Fujifilm X-T10
Canon New FD50mm F3.5 Macro
試写が重要な目的なので、
露出があうか、ピント(無限)は出ているか、
気にしながら撮影をしていくわけですが、
まずホームを降り立ち、とった1枚。
Lomography「DigitaLIZA+」でのデュープなので、
折角なのでパーフォレーションまで入れてみました。
縦長で上下にパーフォレーションがあると、
ハーフ判で撮った、という感じがよく出てきますね。
先に結果を言うと、ピントも露出も全く問題無く、
この後の撮影カットは全て問題無しでしたので、
それらの写真を少しずつご紹介していきたいと思っております。
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