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2023年1月16日 (月)

雪のしなの鉄道と長野電鉄(3) 雪の湯田中で元営団3000系(中編)

湯田中駅から夜間瀬川橋梁方面に歩きつつ、
撮影ポイントを開拓しようという作戦でしたが、
人が出入りしない細い道は除雪をしていないため、
ただの防水シューズで突撃するのはさすがに無理。
という事で、自然と「車が通るような道」を歩いて、
踏切付近から撮らざるを得ない事を悟り、
地図をみて、夜間瀬駅から少し南のカーブへと向かいます。

幸い、山に掛かった雲が晴れ始めた事もあり、
背後に山並みをたたえる写真を撮ることが出来るようになりました。
りんごの木の合間を走るところを写真と動画で狙います。

まずは、湯田中から折り返してきた「ゆけむり」の1000系(元・小田急10000形「HiSE」)
を後追いで。縦に構えて圧縮効果を狙います。

Dsf3998
Fujifilm X-S10
Canon EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS (85mm)
(Fringer FR-FX20 [EF-FX II]使用)
1/640秒 F5.6 (ISO400)
長野電鉄 夜間瀬-上条駅 間
2022年12月30日
(フィルムシミュレーション「PROVIA」/グレインエフェクト「弱・小」)

次いで、信州中野から折り返してきた3500系(元・営団3000系)は、
ズームを引いてりんごの木を手前に大きく配して。

Dsf4008
Fujifilm X-S10
Canon EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS (24mm)
(Fringer FR-FX20 [EF-FX II]使用)
1/800秒 F5.6 (ISO400)
長野電鉄 夜間瀬-上条駅 間
2022年12月30日
(フィルムシミュレーション「PROVIA」/グレインエフェクト「弱・小」)

雪道をヒーヒー歩きながらの撮影で既にヘトヘトでしたが、
素敵な雪景色での撮影に気持ちもアガってきます。
ここから更に徒歩で夜間瀬川橋梁へ。今回の撮影のハイライトです。

橋の上に到着する頃には山に掛かる雲もほぼクリアになり、
背後の太陽もダイレクトな光線を落とすようになってきました。
これはこれで、露出をあわせるのが大変ではありますが。

いい景色を広々とるか、それとも被写体に寄るか、
以前ならウーンウーンと悩むところでしたが、
X-S10の高画素で撮れるようになってからは、
「とりあえず広めに撮って後からトリミングする」か
「周辺の景色を抑えておいて後から合成するか」
を計算に入れて撮る習慣がつきました。
まぁズルと言えばズルですが、どうせPhotoshopでレタッチするんですから、
テクノロジーの恩恵はしっかり受けたいところです。
(Adobeに毎月1000円少々払っている事ですし。笑)

そんなわけで、寄りの1枚と、引きの1枚。
同じカットから2枚の画を作りました。

Dsf4037
Fujifilm X-S10
Canon EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS (50mm) ※大きくトリミング
(Fringer FR-FX20 [EF-FX II]使用)
1/1250秒 F5.6 (ISO400)
長野電鉄 信濃竹原-夜間瀬駅 間
2022年12月30日
(フィルムシミュレーション「PRO Neg.Hi」/グレインエフェクト「弱・小」)

Dsf4037404346
Fujifilm X-S10
Canon EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS (50mm) ※複数カットを合成
(Fringer FR-FX20 [EF-FX II]使用)
1/1250秒 F5.6 (ISO400)
長野電鉄 信濃竹原-夜間瀬駅 間
2022年12月30日
(フィルムシミュレーション「PRO Neg.Hi」/グレインエフェクト「弱・小」)

はるばる長野まで来て良かったなぁ、と満足の1枚でした。

あの山の方から、橋の方を俯瞰で撮ることも出来そうなので、
また長野電鉄に来る機会があれば(あるのかな)、
そちらもチャレンジしてみたいと思います。
(あそこはさすがに歩いて行けそうにないので、
車で来られる時に限られますが。)

後1本、3500系を撮れますので、
夜間瀬川橋梁のたもとへ向かいます。(以下、後編へ)

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