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2023年4月

2023年4月 8日 (土)

京王線 地上線の記録 (1)2023年春 代田橋(YouTube)

京王線の笹塚-仙川間の高架工事が本格化してきまして、
もう随分と空き地が増えてきて、
気の早い?ところでは高架の一部が姿を現し始めました。
工事は2030年まで掛かる予定との事なので、
それまでに地上線の様子を記録しておこう、と考えております。

でも、ただ写真や動画を撮るだけじゃ面白くないな、と思ったので、
それなら、今流行り?らしい「平成レトロ」の波に載って、
あえて「Hi8」で沿線の様子を撮ってみよう、と思いつきました。

わたくし事ながら、Hi8は学生時代から使い慣れたビデオフォーマットで、
今も段ボールに2箱ほどのテープが残っております。
ただ、これらは全て据え置き型のデッキでテレビを録画したもの。
ビデオカメラはなかなか高価で手を出せず、
ついに一度も所有する事がありませんでした。
初めてビデオカメラを購入したのは、
子供が生まれる時の記録用に、と考えて
SDカードでハイビジョン録画が出来る、
キヤノンの「iVis HF100」を導入した時の事で、
それまで映像の方は全く縁がありませんでした。

今回の企画のため、わざわざヤフオクで購入したのが、
ソニーの「Handycam CCD-TR3000」というカメラです。

20230331_140502

20230331_140515

本体サイドの情報表示画面が壊れていますが、
各種設定はファインダーにも表示されるので、
不便ですが使用上は特に問題ありません。

Hi8のテープは、ハードオフのジャンクコーナーに行けば
未開封のものがゴロゴロ転がっているので、
HGやMEなどの高級品を安く購入する事ができます
(ただ、未開封で何十年も経っているので、
テープがくっついているものもあります。
実際、1本、途中でテープが切れてしまいました。)
今回はSONYの「Hi8 HG」を使いました。
当時は安いMPテープばかり使っていたので、
意外にも今回が初使用です。
(一応、蒸着テープのME型が最高級品、とされていますが、
ドロップアウトが多くてあまり好きではありません。)

3/31に、代田橋から桜上水まで歩いて撮影しましたが、
今回は代田橋付近(玉川上水~和田堀給水所)までを抜粋した第1弾です。

CCD-TR3000は「ハンディカム10周年」として発売された高級品だそうで、
かなり効き目の強い手ぶれ補正機構が内蔵されています。
なのでレンズが大型ですが、おかげで手持ち撮影も全く問題なし。
デッキ部分も調子良く、久しぶりのビデオテープにウキウキしています。
平成レトロの悪くないですね(笑)

録画したテープは、Digital 8のデッキ「GV-D200」で再生し、
FireWire(IEEE1394)で映像を出力し、
会社から借りっぱなし(汗)のCFレコーダー「HVR-MRC1K」で録画、
という手順でデータ化しております。
撮影した映像はチープですが、デジタル化は最良の手順で行えているのでは、
と自負しております。

高架工事真っ直中の地上線を走る京王線ですが、
くしくも7000系淘汰の話しも出始めており、
その意味でもいい記録になるのでは、と思っております。

平成レトロのブームに乗って、
いずれソニーのフロッピーデジカメ「Mavica」の写真もアップしていこう、
と考えております(笑)

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2023年4月 5日 (水)

雪のしなの鉄道と長野電鉄(6) 長野電鉄YouTube篇


Nikon 1 J5
Fujinon-TV.Z C6x18 18-108mm F2.5

写真は全てご紹介しましたが、
長野電鉄で撮影した動画をYouTubeに公開しましたので、
そちらのご紹介で、ようやく年末信州撮影行の締めとなります。

手軽な動画撮影用として購入した「Nikon 1 J5」。
CマウントやFDマウントのアダプタを介して色々なレンズで撮影しましたが、
今回持ち出した「Fujinon-TV.Z C6x18 18-108mm F2.5」が、
一番いい相性かな、と感じております。

20221230_100445

レンズ名の「C6x18」の意味は、
「C」が「1型センサー用のイメージサークル」を持つレンズ
(ちなみに「A」は2/3型用、「S」は1/3型用、など)、
「6」はズーム倍率、「18」はワイド端の焦点距離、です。

ヤフオクで「Fujinon-TV C6x17.5 17.5-105mm F1.8」との2本セットで格安落札したもの。
「C6x17.5」の方が高級品という事になると思いますが、
「C6x18」の方が小型で取り回しがよい事、
また絞り開放から安定した画が得られるので、より実用的と感じます。

Nikon 1はマウントアダプタでマニュアルレンズを装着した場合、
液晶で露出を確認する事ができない仕様ですが、
「J5」の動画モードだと、絞りやシャッター速度を変えると、
ちゃんと液晶で明暗が確認できるので、動画を撮るにはもってこいです。

20221230_110251

動画の41秒以降のカットは、ハンディレコーダーである
「Zoom Handy Recorder H1」で同録した音声を使用しています。
フカレ対策でウインドスクリーンを被せてあります。
「XY方式」のステレオマイクは近距離集音には向いていますが、
電車を録るにはちょっと不向きかと思いつつも、
Nikon 1 J5の内蔵マイクよりは全然マシだろうと思います。
何より、小型なので荷物を増やさずに済むのが良いです。

今後も、写真撮影の傍らで動画を回してYouTubeに公開してまいります。

20221230_100432

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2023年4月 2日 (日)

雪のしなの鉄道と長野電鉄(5) 平原で湘南色115系と浅間山

2022年末のしなの鉄道・長野電鉄の撮影記録、
うかうかしていたら2ヶ月以上も投稿を放置しておりました。
最終回を投稿しないと次の投稿が出来ませんので、
取り急ぎ取りまとめてしまおうと思います。

12/30の午前中は長野鉄道で3500系(旧・営団3000系)の撮り納めをし、
その後は3500系の長野行き仕業に乗って撮影地を後にしました。
長野からは新幹線、しなの鉄道と乗り継いで平原駅へ向かいます。

この日の湘南色115系の運用は軽井沢-小諸間の往復だった事、
また、以前車で撮影に行ったとき、平原駅付近の景色が気に入り、
いずれ再訪したいと思っていたからでした。
運が良ければ、浅間山バックで撮れるはずだな、と思いましたので。

少々道に迷い、危うく撮り逃がすところでしたが、
いい光が回っている時に115系+浅間山を撮る事が出来ました。

Dsf4099
Fujifilm X-S10
Canon EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS (50mm)
(Fringer FR-FX20 [EF-FX II]使用)
1/640秒 F5.6 (ISO200)
しなの鉄道 平原駅付近
2022年12月30日
(フィルムシミュレーション「Velvia」/グレインエフェクト「弱・小」)

この後、付近をウロウロしてよい場所を探しましたが、
結局、このカットを上回るものを撮る事はできず。
朝から湯田中を歩き回って既に体力も底をつき、
気力も尽きかけておりました。

そんなわけで撮り納めは、以前にも撮った場所と同じ、
平原駅真上をまたがる国道141号線からの俯瞰。
西日が辺りを染め始めて、115系の側面を照らしております。

Dsf4140
Fujifilm X-S10
Canon EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS (85mm)
(Fringer FR-FX20 [EF-FX II]使用)
1/800秒 F5.6 (ISO400)
しなの鉄道 平原駅付近
2022年12月30日
(フィルムシミュレーション「PROVIA」/グレインエフェクト「弱・小」)

Dsf4150
Fujifilm X-S10
Canon EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS (135mm)
(Fringer FR-FX20 [EF-FX II]使用)
1/800秒 F5.6 (ISO400)
しなの鉄道 平原駅付近
2022年12月30日
(フィルムシミュレーション「Velvia」/グレインエフェクト「弱・小」)

久しぶりの電車+徒歩の撮影で疲労困憊でしたが、
雪の北しなの線と長野電鉄、浅間山をバックに115系、
と色々撮影できて満足な2022年末でした。

最後は、写真撮影時に一緒に回していた動画を。
Nikon 1 J5に、富士フイルムのCマウントズームをつけて撮影。
「C」がレンズ名につくFujinonは1型センター用なので、
Nikon 1との相性もバッチリでした。


Nikon 1 J5
Fujinon-TV.Z C6x18 18-108mm F2.5

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