音楽

2016年2月11日 (木)

JVCのヘッドホン「HA-S500」を入手

鉄道ネタもカメラネタもあまりないので、
たまにはヘッドホンの話しでも書いてみるとします。

ビックやヨドバシのポイントが割と溜まってきてて、
かといってカメラやレンズを入手できる程でもないし、
と考えていたら、じゃあヘッドホンでも、と思って物色を開始しました。

そもそも、ビクター(JVC)やクリプシュ(Klipsch)のカナル型イヤフォンを使っていて
(その事も、ちゃんと書こうとは思ってるんですが、またの機会に)、
音質的な不満は全く無かったんですが、機能的な面で困った事がいろいろありました。

カナル型は俗に「耳栓型」と言われるように、耳穴に差し込むわけですが、
歩いていると、少しずつ緩んでくるようで、
何分かに一度は、指でグイッと押し込んでやる必要がありました。
それだけの事のようでも、意外とストレスを感じるもので。

ゴム栓でしっかり蓋をされているせいか、
歩いていると「グッ、グッ、」と頭の中?で音がするのも気になるところ。
あるいは、ケーブルが服に擦れる「ズリズリ」って音もダイレクトに耳に入ります。
音の良さより、音楽を阻害する音の方が気になる感じで。

やっぱ、ごく一般的な、頭から被るヘッドホン(オーバーヘッド型)の方がいいのかな、
と思って探してみる事にしました。
とはいえ、いくらポイントがあるからって、そう高い物は手にできないので、それなりに手軽なもの。

外歩き用のヘッドホンを選ぶ際には「手軽さ」「高く無いもの」を求めるようにしています。
屋外で使う以上は壊れたり盗まれたりするリスクが無いわけでは無いので、
精神衛生的にも?、高価な物は避けたい、というのが理由の一つです。
また、いかにも高価で立派なものを頭から被って電車に乗っててジロジロ見られるのは、
ちょっと恥ずかしいと言うか、むしろ遠慮願いたいところでもあります。
加えて、高級でハイフィデリティなヘッドホンだとしても、
ワイワイガヤガヤとウルサイ場所ではS/N比も下がって鑑賞どころじゃなかろう、
屋外用には屋外用の「求める」ものがあるはず、という持論もあります。

という事で、価格コムなど見ながら、まずはスペックと値段でいくつか目星をつけ、
ヨドバシに展示されているものを片っ端から試聴。
最終的に購入(と言うか、全額ヨドバシのポイントなので、交換って方がいい?)したのは、
JVCの「HA-S500」というものでした。ヨド価格で2,670円。
価格コムでは「この値段で、この音質、コストパフォーマンス高い」
とクチコミが多く投稿されていた物です。

Dscf4434

実は、最初これを聞いた時の印象は「まぁいいけど、もひとつかな」って感じで、
早々に候補から外して他のヘッドホンを試聴して回ってました。

でも、あれこれと聞いて回っても「比較的安くて満足行くもの」に巡り会わず、素直に諦めようか、と思ってから、
改めてS500を聞いたら、これが一番良かったじゃないか、と気づいて、
結局、これを手にレジに並ぶことになった次第。

分解能は充分に高く、低音はちょっと出過ぎかな?と思うくらいですが、まぁ許容量。
高音のクリアさがもう一息かな、と思いますが解像度のおかげもあってあまり気になりません。
そもそも、屋外のヘッドホンに求められるものは、
外部の環境音・ノイズが耳に入ってきたとしても、
ユニットが鳴らしている音がちゃんと聞こえる「存在感」であって、
また、もし「ちゃんと耳に届く」音じゃ無いと、
ボリュームをどんどん上げる事になるので騒音をまき散らす事にもなります。
ある程度音量下げてもちゃんと聞こえる音、というのは割と重要な事だと思います。

携帯性で重要なのは、小型のオーバーヘッド型としては案外珍しく?なってきてる気がしますが、
パタンパタンと折りたたんで小さくできる事。
屋外で使う事を考えると、カバンに放り込めるサイズである事は、
当然必須条件だと思うんですが、昨今の小型ヘッドホンは、
あまりその辺りを考慮してないものが多いようです。

Dscf4440

日頃きく音楽が、クラシックや吹奏楽から、ジャズにロックに「Perfume」ちゃんにと、
ジャンルに幅があるため、どうしても「バランスの良い」鳴りのものを求めたがります。
一番耳に馴染んでいるのはソニーの「MDR-CD900ST」ですが、
あぁいう「味付け一切無し、ソースの音をありのままに耳に伝える」タイプの方が、
個人的には好みなんだな、と感じます。
そういう意味で、JVCのヘッドホンは真面目なものが多く、
バランスのよいものが多くて選びやすいのはとても嬉しい事です。
(その点最近のソニーは、ちょっと音作りが極端になってきてる印象あります)

3千円以下で買えて、コンパクトに折りたためて持ち運びに便利でありつつ、
密閉型のダイナミック型ヘッドホンとして手抜きのない音作り、
分解能も高くてバランスよくどの音域も再生してくれるユニット搭載と、
かなりオールラウンダーで使えるヘッドホンに仕上がっている印象でした。

オーバーヘッドなヘッドホンを買ったのは久しぶりでしたが、
カナル型とは違う安定したサウンドを屋外でも聴けるか、じっくり試してみたいと思います。


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2010年2月 2日 (火)

フィリップ・ジョーンズ旧譜、復刻!

PJBEレジェンズ ~伝説のフィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル

金管楽器を吹奏楽部でたしなんだ経験がある方なら、
フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル(以下、PJBE)の演奏をCDで聞いたり、
またそこに収録されている曲の楽譜を演奏されたりして、
何らかのお世話になった方も多い事でしょう。

ごっさんも、しかり。

既に、DECCAから「PJBE大全集」という12枚組みのボックスが発売されていて
(限定盤だったから、今からは買えないかも?ごっさんは持っている)、
その分売もされていたので、その中の1枚や2枚を持っている、
という方が多いのでは?

ただ、このシリーズは、いろんな年代の録音の寄せ集めで、
アナログ録音とデジタル録音が混在していたり、
特にアナログ録音時代のものがあまり収録されていなくて、
まだCD化されていないものがいろいろありそうだな、
という事が分かっていたので、そういう音源も聞きたいもんだなぁ、
と随分前から思っておりました。

そしたら、ついにそれらが復刻され、CD化されたのです!!

PJBEレジェンズ (Amazon.co.jp)

特に嬉しいのは、
エヴァルドとアーノルドのクインテットが、それぞれ収録された
「ジャスト・ブラス」も、LP発売当時のままで再発されている事。

この2曲は、既に、輸入盤では収録されているものがあったので、
既にそれを持っていたりはするのですが、
こうして国内盤として発売されるというのは、それはそれで嬉しいもの。

全10枚購入予定で、まずは最初の3枚を買いました。
後は、数ヶ月かけて全部買いそろえる予定です。

フィリップ・ジョーンズの輝かしいラッパの音。

「テューバの神様」ジョン・フレッチャーの妙技。

ルネサンス時代の舞曲などが、
まるで最初から金管楽器のために書かれたかのように、
心躍るアレンジを残したエルガー・ハワース。

PJBEの演奏を聞いていると、
それぞれのメンバーの個性や才能の「奇跡的な融合」が、
この素晴らしいアンサンブルを生み出していたんだな、
という事に気づかされます。

最近は、ここ数年以内に、
邦人作曲家が書いた新作ばかりがよく演奏されるようになりました。
それはそれで全然良いのですが(良い曲も多いですし)、
かつて、金管アンサンブルの定番として光り輝いていた、
PJBEの演奏は、是非たくさんの金管吹きの方に聴いてもらいたいものだと思います。

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2009年2月25日 (水)

NHKにアンジェラさん出てました

今、NHKの「SONGS」という番組に
アンジェラさんが出ていました。

再放送もあるそうですので、
見逃した方は(自分含む)こちらをどうぞ。

「SONGS」アンジェラ・アキ
NHK総合 2/28(土) 03:40-04:09 ※2/27深夜
NHK総合 3/3(火) 15:15-15:44
BS2 3/4(水) 08:30-08:59

※総合放送はHD放送です。BS2はSD。

合唱付きの「手紙~拝啓 十五の君へ~卒業」、
グッと来ました。目頭が熱くなりました。

相変わらず阿波弁丸出しのナレーションも必聴?ですよ。

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2009年1月29日 (木)

チャットモンチー新譜「告白」、3/4発売!

徳島のみなさーん。

チャットの3rdアルバム「告白」、
3/4に発売するんじょー。

買うて聴かなあかんのんじょー。

ツ●ヤで借りてエンコしたらあかんのんじょー。

※●には「タ」か「キ」か、都合のいい文字を入れてください(笑)

武道館ライブはブルーレイになるんじょー。

どっかにごっさんが映っとーかもしれんじょー。

※「~なんじょー」なんて語尾の延ばし方をする人、
僕の回りには、あんまおらんかったような・・・。

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2008年5月12日 (月)

三木稔×瀬戸内寂聴「愛怨」

「愛を怨む」と書いて、「あいえん」。
何とも怖いタイトルです。

徳島が誇る大作曲家、三木稔氏の作曲、
そしてまた、徳島が誇る大作家、瀬戸内寂聴さんの脚本による、
全3幕のグランドオペラ「愛怨」、2006年に新国立劇場で初演されたものが、
いよいよDVDとして発売される事になりました。

今回が8作目のオペラ作品となる三木先生は、
我が母校の高校の大先輩。
一度は、三木先生のオペラを鑑賞したいものだ、
とかねがね思っていましたが、
運良く、初演の公演のチケットを入手でき、
実際に上演を目の当たりにする幸運を得ました。
終演後、三木先生にご挨拶する事もでき、感無量でした。

作品詳細は、三木稔先生のサイトをご覧ください。

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2008年4月23日 (水)

Perfumeの懐かしいサウンド

「パフュームの新しいアルバムを入れておいておくれ」

会社のオンラインCDショップ担当者にそう言ったら、
周りの社員の目線が一斉に僕の方を向いた。

「・・・へ??」

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フランス人形のようなカワイイ女の子3人が、
テクノのサウンドをバックに歌い、不思議な振り付けで踊る、
今話題の「Perfume」。

そもそも、兄の影響で、
幼稚園の時から「Yellow Magic Orchestra」(YMO)を聞いていた僕にとって、
テクノサウンドは、言うなれば「子守唄」
(えらい子守唄もあったもんやなぁ)。
Perfumeのサウンドが、気にならないはずがありません。

にしても、近頃の「テクノブーム」はどうしたことでしょう。
木村カエラの「Jasper」では石野卓球をプロデューサに迎え、
やはり、変な振り付けを伴うテクノの王道を披露。
その石野卓球が属する「電気グルーヴ」の楽曲「モノノケダンス」は、
「墓場鬼太郎」の主題歌に採用、
違和感を超越して、強烈な印象を脳裏に叩きつけられました。
NHKで見かけた「琉球ディスコ」は、
沖縄のサウンドをベースにしたテクノ。
こんなに、あらゆるテクノを耳にすることなんて、
ここ数年、そんなに無かった気がします。

YMOの凄かったところは、
単に電気楽器・電子楽器を採用した、というだけのことではなく、
それらの楽器を用いた音楽の可能性の極限を示した事です。
60年代から70年代、既にシンセサイザーというものは存在しましたが、
どうもこう、しっくりくる使い方をあまりされてなかったというか、
あくまで「これまでの楽器の使い方の常識」の範疇だった気がします。

それが、YMOによって、「電子の楽器だからできること」が世に示されたのです。
エッジの効いたドラムの上でピコピコ・ギンギンなサウンドがはじける「Rydeen」、
世界初のサンプリング使用アルバムである「TECHNODELIC」の強烈なサウンド、
一転、高橋幸弘のなでるようなヴォーカルでポップに歌った「君に胸キュン。」。
ホソノ・ユキヒロ・サカモトという超天才の融合による核融合により、
もはや誰もついていけないスピードで進化していくYMOは、
武道館コンサートを最後にあっという間に姿を消してしまいました。

今回、Perfumeの「GAME」を買って気づいたことは、
基本、YMOの時代から「テクノの基本」は変わってないんだなぁ、
というか、世間が受け入れられるテクノの姿は、
YMO自体で既に完成していたんだなぁ、という事。

多くの曲は、曲調で言えば、YMOの初期のアルバム「Solid State Survivor」を思わせます。
アナログシンセ風のサウンドや、
実はリズムを作っているのがドラムだったりとか、
という理由なのかもしれません。
あるいは、エフェクトのかかった声が、
ボーコーダーを連想させるからかもしれません。

30年近い時を経て、
原点に戻ってきたテクノサウンドが、
やはり、世間で一番受け入れられるものである、
というのは、なかなか興味深い事です。

一方、メロディラインは非常に分かりやすく、歌詞も分かりやすい。
その辺は、アイドル路線の王道に忠実です。

サウンドやメロが、なんとなく「悲しさ」を漂わせているところも、
ひきつけられる理由かもしれません。
坂本教授が、「UC YMO」のライナーノーツの中で
「なぜこんなに悲しく聞こえるのか」といった事を何度も述べています。
日本人は、やはり、どこか演歌に通じる悲しさを、
音楽に求める傾向にあるのかもしれません。

21世紀のテクノ、Perfumeの今後の活動、
興味深く見守っていくことにしましょう。



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2008年4月 3日 (木)

チャットモンチーin武道館!

※本日は、都合により阿波弁にてお届けいたします。

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あんだけパッと満開になってしもうた東京の桜は、
その後、意外と肌寒い日が続いたもんやけん、
意外に長持ちをして、今も都内各所に「浮かれ」をもたらしとります。

そんな2008年の春、
都内桜開花情報の測定値である靖国神社のはすむかい、
武道の聖地にしてアーティストの聖地でもある武道館で、
わいらのチャットモンチーがライブを行いました。
なんや、満開の桜が、あの子らの門出を祝っとうような感じで。

Dsc00098

僕が行ったんは、2日間公演の2日目である4/1。
ほなって、チケット買おう思ったら、
初日は売り切れてて2日目しか取れんかったんやけん、しゃあない。

思うたら、2006年の末頃、
なにげにラジオから流れてきた
「徳島発の3人組みロックバンド、チャットモンチーです!」
というDJの声を耳にして
「え、徳島?バンド?なに、もんきー?ちゃうっちゅうねん」
などと首をかしげながら、
耳を傾けてみると、
YUKIちゃんを思わせるような独特のボーカルと、
全然早弾きでもないのに耳に残るギター、
エッジの効いた骨太のベース、
そして、飾り気は無いが力強いドラム。
以上。
うん、これぞロックのサウンド、
徳島らしい、「他はなんも無し!」というシンプルさがステキ!
その場でファンになってしもうたわけです。

そして、ついに実現した武道館公演。
これを聴きにいかんでどないするん!
きっと、同じ思いを胸にした徳島出身者が、
九段下に集結していたに違いない、なんて思てたんですけど、
さて、どないでっしゃろ?
回りキョロキョロしたら、なんとなく、徳島顔やなぁ、
って人を何人かみかけましたが。偏見か?(汗

そのライブは、多分30曲ほど?を大熱唱、
あまりのアツサに、脚は痛うなったし、耳はおかしいなるし
(まだ耳鳴りしとんやけど。もう丸1日たっとーでよ!)、
結構オジサンにはしんどかったんやけどな、
君らのアツイ思いは2階席後方でも、よー届いとったけんな。

サポートメンバーを入れるような事はせんと、
最後の最後まで3人だけで、
しかも同じ楽器だけで熱唱しきった、君らはホンマに偉い!
まぁ、同じこの武道館で、ピアノだけでライブをやった、
安藝さんちのアンジェラさんも大したもんやけどな(笑)

ちょっと無骨な、というか、
ホンマに「歌います!聴いて下さい!」
に徹したライブは、共感は持ててえぇんやけど、
これからまだ、長い事活動せなあかんのんやけん、
いろいろ工夫はしていかなあかんのんちゃうんかいななー、
なんて事も、チラリと思いました。

陽水のライブとか、機会あったら聴いてみて欲しいんよな。
アコギ1本で弾き語りもあり、
シンセのサウンドに浸るような歌もあり、
アンコールではギンギンのロック・観客総立ち!で「氷の世界」やったり。
そのパフォーマンスの際たるや、ホンマ、圧巻やけん。

ところで、チャットが2月に、
徳島の城東高校予選会にてシークレットライブを行い、
その模様がNHK徳島放送局で放送された、
というのを、当ブログのコメンテーター(?)、しんすけ様より教えていただき、
おかげで、実家に頼んで録画してもらう事ができ、
その模様をこちらでも鑑賞する事が出来たのですが(多謝!)、

いやホンマ、君らはえらい、僕に近いところにおったんやな、と改めて思いました。

ベースのあっこは、市内の楽器屋(ギターショップ)でバイトしてた、と。
そこ、僕がギターを買った店なんやけど。
しかも、弦を何回も買いにいっとーし。
ひょっとして、「すいません、これください」ってレジに持っていった時に、
お会計してくれとったりするんちゃうんかいな?ドキドキ。

えっちゃんとあっこが城東高校に通っとった時、
僕はちょい隣の徳島大学におったし
(多分、学部4年~M2の期間が被っとるはず)、
クミコンとあっこが通った鳴教は、
図書館やらなんやらと、なにげによく行ったところだったりもするし。

いやはや、こんな子らが武道館やてなー、
なんて感心してたら、それだけやなかったんですよ。

極めつけは、中学時代の後輩で、
城東・鳴教出身の、とある後輩に「チャットと繋がりは?」って聴いてみたら、

・えっちゃんとは一緒に演奏した事がある(城東のオケで)
・クミコンは、(後輩の)嫁と同級である
・あっちゃんの父ちゃんと(後輩本人が)知り合いである

って、どこまで接点あんねん!
ちょっとそれ、凄すぎやぞ。羨ましすぎるぞ!!
たまには感心したぞ!(笑)

近頃チャットに首っ丈なごっさんでした。

けど、君らのアツイ演奏は、あまり聴きすぎると体力を失うので、
それなりで聴いとります。堪忍してな。
僕には、えっちゃんの声が涙声に聞こえてしゃーないのだ。

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2008年3月25日 (火)

「Audigy 2 NX」を修理

Creativeの「USB Sound Blaster Audigy 2 NX」という、
オーディオインターフェースを持っています。

USB2.0接続、デジタルIO付き、24bit/96KHz対応など、
スペック的に満足のいくものだったので、
半分仕事用、半分私用(いや、割合的には95:5くらいかも?)
として、4年程前に購入して愛用しておりましたが。

しかし、2年ほど前、突然電源が入らなくなり、
その後、捨てるでもなく直すでもなく、
手元で眠っていました。

※壊れる直前、会社用には「USB Sound Blaster Digital Music SX」を購入。
こちらも気に入っておりますが、
ヘッドホンアンプの性能は、NXの方が良かったような印象があります。

さて、「電源が入らない」と言えば、
先だって、ゴミ捨て場で拾ってきた「FMV L21D」を直した、
というエントリー
をアップしましたが、
あの時は、電源ユニット内のコンデンサを交換する事で使えるようになる、
というネット上の情報を元に、アキバでコンデンサを調達し、
半田ごてを使って修理し、見事復活したわけですが。

ひょっとして、このIOも電源がいかれているのでは?、
と思い、ネットで調べてみると、

コンデンサを交換すると動くようになった、という報告を発見。

フフフフフ(不敵な笑み)

早速、アキバにコンデンサを買いに行きました。

今回、交換したコンデンサは、本体ACジャック回りにある、
「100μF・25V」のもの4つ、
正確には、同じ定格の、小さいの2つと、大きいのを2つ。

で、同じように、小さいのと大きいのを買ったつもりでしたが。

元のが「小盛と並み」だとしたら、買ってきたのは「並みと大盛り」(笑)
まぁ、大きくて余裕のある方が良いんでしょうが、
おかげで、ちょっと狭苦しくなってしまいました(以下写真)

Audigy2nx_condenser

細かい事は抜きにして、
さて、交換作業完了し、ACアダプタ繋いで電源オン!

・・・つかない(泣)

普通なら、ここで「オペ失敗、さやうなら」
となりそうなもんですが、ちと奇妙です。

というのも、最初は付かなかったんですが、
10分ほど放置すると、LEDが「チカ・・・・・・、チカ・・・・・・」
と、7秒おきくらいのスパンで点滅を始めました。
で、何かのボタンを押しっぱなしにしてみると、
今度はLEDが点灯、でも、違うボタンを押すとまた消える、
といった、超不安定な状態。

実はこれ、コンデンサ交換前と同じ症状です。

て事は、オペは成功していて、
原因はコンデンサ以外にあった・・・?

で、更にwebに潜ってみると、

ACアダプタがもろい。

フッフッフッ、もろいものよのぉ(総統)

何だよぉ、ACアダプタだったのかよぉ。

このIOのACアダプタは「5V・1.5A」という定格。
手元に同じのがあればすぐに試せるんだけどなぁ、
なんて思いながら、まずはググってみますと、

何やら「Fujifilm FinePix」というのが引っかかります。

ふぁいんぴっくす・・・?

先日、カミサンの実家からもらってきた「FinePix 4800Z」のACアダプタ、
定格を見てみると・・・

5V・1.5A

ジャストフィット!(ジュリーじゃなくて、井上陽水でお願いします)

これを繋いで電源をオン・・・

チカッ(LED点灯)

生き返った~(感涙

ちょいと遠回りしてしまいましたが、Audity 2 NX、無事復活!

またまた、コンデンサ交換で機械を直してしまいました
(ホントにコンデンサが原因だったのかどうか、
今となっては謎ですが・・・)

今回、頑張ってAudigy 2 NXを直そうか、と思ったのにはワケがありまして。

先日、PioneerのDAT「D-05」を修理に出し、
大枚をはたいて直してもらったのですが、
僕が過去に録りためた録音のほとんどはソースがFMで、
高価なテープ代をケチるため、LPモード(32KHz)で録音してました。

しかし、メインPCの音源ボード「E-MU 0404」は、
32KHzのデジタルインに非対応なのですよ(泣)
なまじっか、いいのを使っていると、こういうところがアダになる・・・

で、DATの音を取り込むIOとして復活させる事ができればな、
と思ったわけです。

Audigy 2 NXは、セカンドマシンの「VAIO LX-30」に繋いで使う予定です。
(USB1.1で、しかもWindows2000なので、本領を発揮できないですが・・・)

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2008年2月 5日 (火)

チャットモンチー

チャットモンチーのアルバム「耳鳴り」と「生命線」を買いました。

初武道館2daysの、4/1の公演のチケットも取りました。

なんて話しをすると、僕の音楽的趣味を知っている人は
「え~、ちゃっともんち~!?」と一様に驚きます。

まぁ確かに、日ごろ聞いているのは、
クラシックに吹奏楽、70年代フォークやニューミュージック(?)など。
いわゆるJ-POPの類とは、縁遠いものばかり。

※チャットの事をJ-POPなんて言ったら、怒られそうですね。
「ポップちゃう、ロックじゃ!」、と。

なんでまたチャットか。

このブログ読んでいれば、簡単に分かることかも、ですね。
我が徳島が誇るロックバンドだからですよ。

初めて、チャットを耳にしたのは06年末のこと。
車でラジオを聴いていると、
「徳島が世に送る、3人組みロックバンド!」
的な紹介をしている。お、徳島のバンド?、と気になり、
早速家に帰っていろいろ調べてみる。で、興味を持つ。

その年の年末から、テレビにもちょくちょく出演するようになり、
見つけたものは、手当たりしだいにHDDに録画しました。

先日は、NHK「トップランナー」のアンコール放送を見ました。
相変わらずの阿波弁丸出しでしたが、
それぞれのチャットに寄せる思いがよく伝わってきて、
ますます共感を覚えております。
で、CDを買い、チケットを買い。
今、「耳鳴り」をBGMにブログ執筆中。

「トップランナー」では、クミコンの話しを、
我がことのように聞いておりました。
僕も、中学生ころから、先生になる事だけを夢み、
そっち方面の大学に進み、教免を取り、
それだけじゃ物足りないからと上に進み、
更に上級の免許を取ったわけですが、

M2の時、突然、「上京して就職する」、と。

何年も何年も、夢見た、というより、自分はこうなる、と思っていた道をはずれ、
違う夢を追い求めるようになるなんて思わなかったな、と。

僕の場合は、あまり褒められた理由じゃなく決めた上京だったので、
クミコンと同列に語るべきではないんですが、
それから6年を経て、いろんな方と出会い、仕事し、
この地で出会った人と結婚もして現在に至るわけです。
人生、どう転ぶか分からないし、
その、転んだ方に幸せがあるかもしれない。
不思議なものです。

チャットのメンバーのうち、えっちゃんとあっこの2人は、
徳島県立城東高等学校の出身。
1/31には、なんと、その城東高校の予餞会に飛び入りし、
シークレットライブを行った、との事。羨ましすぎる!!

ちなみに、2人が城東に通っていたのは、
1999年4月から2002年3月までのことらしい。
僕は、その時、その高校から徒歩5分ほどの大学で、
大学4年&院1・2年の3年間を過ごしておりました。
て事は、僕は、えっちゃんやあっこと(ほぼ)同じ空気を吸い、
同じ空を見、同じ雨に打たれてたわけで、感慨もひとしおです。

チャットの曲を聴いていると、不思議な懐かしさを覚えます。
それが、チャットが好きな理由かもしれません。
こんなことを言うと怒られそうですが、FM徳島が似合う音、と言うか(笑)
地元のバンドコンテストに出場して一生懸命歌ってグランプリ取りました!、
って音がするんですよ(なんじゃそりゃ)
あながち間違いでもない!?

メジャーの一線に上っても、徳島の人間の臭いをプンプンさせているチャットの3人
(って、クミコンは愛媛の人間でした。失礼!)には、
これからも、新町川とウチノ海の香りを失わないで欲しいものです!

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2008年1月15日 (火)

デンオンのAVアンプを買う

「そういや、Xmasプレゼント、まだ買ってないね」
何も決まっていない三連休をどう過ごすか、
カミサンと話しをしていて、そういや、
何かと慌ただしかった年末、まだプレゼントを買ってなかった、
という事を、今更ながらに思い出しました。

カミサンには財布を買ってあげる事は前々から約束してました。
しかし、じゃあ僕は何を買ってもらうか、という話しになると、
実は何も考えておりませんでした。
PS3は、自力で買っちゃったし、それ以外に欲しい物なんて、
なんかあったかなぁ。

一応、なんとなく、そのPS3を買った事もあり、
ちゃんとSACDを再生できる環境を作りたいな、
という事も、多少考えてましたが
(先頃生産中止になった20GBモデルなので、SACDの再生もできます)、
そもそも、HDMI端子が用意されているAVアンプはミドルクラス以上、
10万円以上するのは当たり前です。

なので、プレゼント候補からは、最初から除外していました。

悩んでいても埒があかないので、
とりあえず、アキバのヨドバシを覗きに行く事にしました。

除外していた、とはいいつつ、一応気にはなるので、
AVアンプ売り場にも顔を出しました。

すると、いくつも段ボールの山ができていて、
在庫処分で特価販売、と書いてあります。
さて、どれくらい安くなっているものなのか・・・

たとえば、DENONの「AVC-2920」というAVアンプの場合、
定価が「\141,750」のところ、

\59,800

・・・ご、ごーきゅっぱ~!?

じゅうよんまん、が、ろくまん弱、ですよアナタ、なんと約6割引!

こんなの目の当たりにして、買うな、と言われるのは辛いものがあります。
横にいたカミサンからも「買っちまえ」という悪魔の?ささやき。
すいません、これください。

買っちゃいました~。

今日、ペリカンさんが届けてくれたので、早速接続を試みました。

PS3からは、HDMIで接続。
とはいえ、家のテレビはブラウン管なので、D4端子しかありません。
なので、PS3からテレビへはAVマルチOUTからD4端子で直結。
HDMIは、AVアンプへの音声出力機能として機能させる事にしました。

でも、ホントは、PS3からは、HDMIとコンポーネントは排他のようで、
両方を出す事はできないようです。あちゃ~、そりゃまいった、
と思いながら、いろいろ設定をいじっていると、
何かの拍子で、両方から出力されるようになってしまった(笑)
でも、それはかなり不安定な状態のようで、
GAME OSの設定のあたりでカーソルを動かしていると、なんとフリーズ!
しかも2回もやらかしてしまいました。くわばらくわばら。
今後は、だましだまし使っていこうと思います。

音質は、まだアンプのエージングが済んでいない事もあり、
まだボヤーっとした眠い音しか鳴らないので、評価はできないのですが、
それにしても、PS3から入ってくるSACDの音
(正確には、超ハイサンプリングなPCMですが。じゃないと、
本来、このアンプはDSD信号には非対応。危ない、危ない!)、
今までのCDとは異質な音が鳴るもんだな、という事はすぐわかりました。
オケや吹奏楽を鳴らしてみると、個々の楽器の音色を、
非常に明瞭に聞き分ける事ができます。
また、えらく奥行きも深いです。かなりの潜在能力を感じさせる音です。

個人的に不満を感じる部分もありましたが
(映像出力がやけに少ないとか、コンポーネント→Sへのダウンコンバートが、
モニターOUTだけ効いて、普通のS出力では効かないとか)、
基本的にはいい買い物ができた、いや、していただけたのではないか、
と思っております。

3ヶ月ほどしたら、音の事も書いていきたいと思います。
それまでは、しばらく暖機運転で電源もつけっぱなし、
って事になるかな。でも、それだと電気代が・・・orz

※DENONは、今は「デノン」と読みますが、
どうも、昔からのオーディオ好きなので「デンオン」を読んでしまいます。

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