110円のリコー「オートハーフSE」の優秀さに驚く (※そしてブログ再開のあいさつ)
わたくし事ですが、
8月末で、12年間勤務した会社を退職しました。
社長が替わったり長年一緒に仕事をした同僚がやめたり、
みたいな事が続き、様々な環境の変化に体も頭もついてこず、
不整脈の症状も出たりとストレスが溜まりまくっていたので、
ここで区切りをつけないとこれから大変な事になりそう、と思っての判段でした。
本当は、すぐにも転職先を探さないといけないんですが、
どうにも再起動が掛からないので、
この際、あちこち撮影にでも行こうかと思っております…、
なんですが、こうも暑いと、屋外活動は体に応えるのであまり出歩けません。
まったく困ってしまいます。
こんな感じだったので、ここ1、2年ほどの間に撮影した写真、
あまりアップ出来ていなかったので、
ボチボチと公開していこうと思っております。
古い方から紹介すべきなんですが、
先に一番新しいところから。
先日、捜し物で(毎度おなじみの)ハードオフに行きましたら、
なかなか綺麗な個体の「リコー オートハーフ」を見つけました。
貴重なキャップ付きで、なんと110円!
これなら飾りでもいいや、と思ってお持ち帰り。

まぁでもせっかくなので、と動作チェックしてみると、
ゼンマイ式の巻き上げ機構は問題なさそうだし、
セレン光式の露出計も一応反応している。
これなら問題なく撮影できんじゃない?と思って、
早速、横浜方面に用があるついでに試写してきました。
Fujicolor100で撮影したネガを、X-S10でデュープしてみたわけですが、
正直、こんなにちゃんと写るの!?、と驚くカットがいくつもありました。
オートハーフは焦点固定カメラなので、
そこまでシャープにきっちりとは写らないだろう、と高を括っておりました。
こんな事だと、ゾーンフォーカス式のPEN EES-2の存在意義が問われる事になってしまいます。
実は、最初の10数枚くらい、
フィルム感度の設定を間違えて「400」にしちゃっていたので、
露光量が足りなかったはずなんですが、
それらのカットの方がいいネガの具合のような印象でした。
セレンが弱って本来の能力を発揮していないからかな?、
という予想が出来ます。
次回は、あえて感度を間違えて、
本来よりも1段か2段、上で設定してみようと思います。
ゼンマイを巻く以外は、シャッターボタンを押すだけ、
という超簡易な操作性のカメラですが、
こんなにしっかり写るとは思わず驚いてしまいました。
こうなると、PENTAX17を買う理由が無くなってしまいそう…。
(どのみち、その予算はないんですが)

※写真は全て、
Ricoh Auto Half SE
Fujicolor 100
2025年9月6日
横浜(高島貨物線近辺)
※デュープ機材
Fujifilm X-S10
Canon New FD50mm F3.5 Macro












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