鉄道(徳島)

2022年5月 5日 (木)

【ご案内】「鉄道伝説SP 2022春」で写真が放映されます

※当番組の放送は終了しました。

5月3,4日と1泊2日で信州・上越方面に行ってきました。
しなの鉄道では115系を、
トキ鉄では413系・455系を撮影してきました。
今回、事前にかなり綿密に計画を立てて、
効率よく撮影できたので、
かなりいいショットを撮る事ができました。
整理が進み次第、こちらで紹介してまいります。

と、その前に告知です。

5月15日にBSフジで放送される
「鉄道伝説SP 時代を走る鉄道たち2022春」で、
このブログに掲載された写真が使用される事になりました。

鉄道伝説(BSフジ)公式サイト

今回、阿佐海岸鉄道のDMVが取り上げられるとの事で、
同線が開業した当時の写真として、
2020年12月5日のエントリー「阿佐海岸鉄道、開通のあの日」
で使用した写真が使用されます。

当初、ブログに掲載の画像をそのまま使いたい、
というお話しでしたが、
全国放送されるとなると生半可なものではいけないので、
改めてX-S10でネガからデュープし直したものを提供しました。
当該エントリーの写真も、そちらに更新しております。
(しかし、ネガがだいぶ退色していたので、
完全な画像に出来なかったのが悔やまれます…)

なんだかんだ、DMVは注目を集めているみたいですね。
是非ご覧いただきたいと思います。

920326_35_20220411003601
Canon EOS630QD
EF35-70mm F3.5-4.5
1/125秒 F6.7
Fuji superHG400
JR牟岐線/阿佐海岸鉄道 海部駅
1992年3月26日
※デュープ機材
FUJIFILM X-S10
Canon New FD50mm F3.5 Macro

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2020年12月 5日 (土)

阿佐海岸鉄道、開通のあの日

11月末で阿佐海岸鉄道の「鉄道車両」での運用が終了し、
来春の「DMV」運行開始に向けての準備がはじまった、と聞きました。

「最後の日」と聞いた時、ふと、
「最初の日」の事を思い出しました。

1992年3月26日、阿佐海岸鉄道阿佐東線開通の日、
牟岐線に揺られて撮影に行った日のことです。

国鉄時代末期、工事中だった「阿佐線」は工事が中断され、
ほぼ路盤が出来ていた海部-甲浦間を含めて建設が断念されました。
その時の事は、国鉄→JR移行の際、
各種テレビ番組で放送されていた「さよなら国鉄」特番で、
ずさんな経営の赤字国鉄の象徴的な扱いで紹介されていたのでよく覚えています。

とはいえ、せっかく路盤が出来てるのに勿体ないなぁ、
と思っていたら、第三セクターとして工事が再開され、
そしてこの日、ついに開通の日を迎えたわけです。

※阿佐海岸鉄道に導入された2両の新車の「お披露目会」の写真は、
10年近く前のこのブログで紹介しております。

【懐古】阿佐海岸鉄道、新車お披露目会

徳島県内で新路線が開通するなんてこれが最後だろう、
と思いましたので、丁度春休みだった事もあり、
牟岐線に乗って撮影に向かったわけですが、
当時はまだインターネットなんてない時代ですから、
事前に撮影ポイントをGoogleマップでロケハン、
なんて出来るわけがありません
(それを考えると、今はいい時代になったものです)。

しかし、開通を前に、試運転の様子を撮影した写真が徳島新聞に掲載され、
それがとてもよい写真だったので「よし、ここで撮ろう」と決めました。
(と記憶してるんですが、正直うろ覚えです)

海部駅まで、相棒のキハ58-301に揺られ
キハ58-301の思い出も、過去のエントリーで書きました)、
開通式典後の華やかな雰囲気の中、阿佐線に初乗車して南下。
移動中も、外を注視して目的の撮影ポイントを探します。
「あ、あそこから撮ったんだな」と目星をつけたので、
早速お隣の宍喰駅で下車(なので、宍喰-甲浦は、実は未乗車)。
海部方面への道をてくてく逆戻りし、
少し小高い山肌から海を見下ろすポイントに辿り着きました。

そこで撮ったのが、この写真。

920326_18_20220411003601
Canon EOS630QD
EF35-70mm F3.5-4.5
1/125秒 F9.5
Fuji superHG400
阿佐海岸鉄道 海部-宍喰間
1992年3月26日
※デュープ機材
FUJIFILM X-S10
Canon New FD50mm F3.5 Macro

そう、開通の日は「曇り時々雨」な天気でした。
晴れてたら、実に気持ちの良い爽快な写真になった事でしょう。

ASA-101とASA-201が手を組んで走ることって、
あまりなかったんじゃないでしょうか?
なお、ASA-201は脱線事故のため既に廃車になっています。

我ながら「いい写真が撮れた」と満足な1枚でしたが、
実は後日談があります。

当時購読していた『鉄道ダイヤ情報』誌に、
写真家の広田尚敬さんが全国の第三セクターを撮って回る連載を持っていました。
そして、確か連載の最終回だったかな?と思うんですが、
阿佐海岸鉄道が取り上げられる事が次号予告にて告知されました。

そもそも、徳島の鉄道を撮った写真は、
『鉄道ダイヤ情報』や『鉄道ファン』といった雑誌に載る事はほぼ皆無でした。
自分がいつも撮っている徳島の鉄道風景を、
第三者がどういう風に撮るのか、比べる術がなかったんです
(なにせインターネットなんて以下略)。
なので、大尊敬する広田さんが、自分も撮影に行った阿佐海岸鉄道で、
果たしてどんな写真を撮ったんだろう?ととても興味をもちました。

そして、阿佐海岸鉄道が掲載された『鉄道ダイヤ情報』が発売されたので購入。
早速ページを開き、広田さんが撮った写真をみて愕然としました。
いや、オーバーでも何でも無く、本当に愕然としたんです。

撮影した場所は、恐らく上記写真とほぼ同じだろうと思われました。
しかし、広田さんは、ここから「望遠で」撮影されていたんです。
確か、車両が一両収まらないくらい望遠で、思いっきり寄って、
背後に海が大きく見える、圧縮率の高い写真だったと記憶しています。

あの景色を前にすれば、当然広角レンズで広く撮るだろう、と思いました。
せっかくいい景色が広がっているんだから、
全てをくまなく撮りたくなるものでしょう。
しかし、広田さんはそんな常識を軽く飛び越えていきました。
「これがプロの眼というものか。」
まだ鉄道撮影を始めたばかりの中学2年生には、
あまりに大きすぎる衝撃でした。

それからです。車両がフレームアウトするほど顔をアップで撮ったり、
あえて斜めにカメラを構えたり、と様々工夫をするようになったのは。
そしてそれらを『鉄道ダイヤ情報』誌の「添削教室」コーナーに送り、
それが何度か掲載される名誉にも預かりました。

今でも「中学生の時が、一番鉄道撮影に熱中していた」
という実感がありますが、そのきっかけの一つとなったのが、
この阿佐海岸鉄道開通初日の撮影だったわけです。

「阿佐海岸鉄道、鉄道車両運行終了」のニュースを読んで、
昔を振り返った時、ずっと忘れていたこんな事を思い出して懐かしくなりました。
もう、30年近く前の話しになりました。

920326_35_20220411003601
Canon EOS630QD
EF35-70mm F3.5-4.5
1/125秒 F6.7
Fuji superHG400
JR牟岐線/阿佐海岸鉄道 海部駅
1992年3月26日
※デュープ機材
FUJIFILM X-S10
Canon New FD50mm F3.5 Macro

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2020年4月27日 (月)

【懐かし写真】JR四国181系、定期運用最終日

930317_18
EOS630QD
EF70-210mm F4.5-5.6 USM
1/250秒 F4.0
Konica XG400
JR予讃線 国分駅
1993年3月17日

国鉄時代、四国初の特急専用車両として導入された181系。
JR化直前にニューフェイス185系が登場したものの、
これでは来るべきモータリゼーションに太刀打ちできない、
という事で振り子式気動車2000系が大量導入されました。
そして、181系はJR化6年目の1993年に引退となります
(能力的には185系をも上回るものでしたが、
騒音が瀬戸大橋運用に適さないとか、
フレキシブルな短編成に向かない、といった理由もあったんでしょう。)

この181系は、定期運用の最終日に、予讃線の国分駅で撮影したものです。

ちなみにこの写真、なんだかボヤけてる感じがしますが、
それもそのはずで、実際は下のような縦構図で撮影していたものです。

930317_182

まだ鉄道撮り始めて4年目、
この場所ではどう撮るのが一番いいか、
充分な判段がつかなかった時代の産物です。

多分、後ろの山も入れたいな、とか、
手前のカーブした線路も入れたいな、
と色々考えた末に、この構図で撮影したんだろうな、
と思いますが、181系の走行写真を収める、という事を考えたら、
やはり、上のトリミング写真のように撮るのがベターだったろうな、
と思われます。

本当の意味で構図の事を考えるようになったのって、
デジタルで撮り始めてからな気がします。
まず撮って、その場でチェックして、また撮って。
縦にしたり横にしたり、押したり引いたり、
その場でトライ&エラーが出来るようになってから、
ようやく構図というものを理解できるようになりました。

当時としては「失敗だったなぁ」と思った写真も、
Photoshopのおかげで修復が可能になって、
ようやく表に出せるものになりました。

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2020年4月26日 (日)

【懐かし写真】1993年、急行「よしの川」と試験色1000系

コロナウイルスの蔓延に伴い、
「ステイホーム」が求められる時代になっております。
鉄道写真は外で撮る物だし、
車で乗り付ければ人と会うこともないし…、
と思ってますが、途中で店に寄る事もありますし、
また行く先々にウイルスを持ち込む事になるかもしれないので
(自分がウイルスを持ってないとは断定できないので)、
当然のごとく撮影は自粛となります。
185系「踊り子」が走っている間に正常化してくれたらいいんだけど、
と願いつつ…。

そんなわけで、せっかく家に居る時間が長くなっているので、
久しぶりに昔の写真でも引っ張り出してみようかな、
と思ってライブラリをチェックしてみました
(一応、過去に撮ったネガのサムネイル画像は、
全てスキャンしていつでも見られるようにしてあるので)。

ふと、急行「よしの川」を撮った写真が目に付きました。
かなり大胆に前頭部を切り抜いた一枚です。

930100_16
Canon EOS630QD
EF70-210mm F4.5-5.6 USM
Konica XG400
1993年1月頃

撮影したのは中学3年生の時です。
当時、「鉄道ファン」「鉄道ダイヤ情報」を愛読し、
確か、広田尚敬さんが撮られた写真に感銘を受け、
「自分でもあんなのを撮ってみよう」
と思った挑戦したものだったのでは、と記憶しております。

この挑戦を更に推し進めて、
構図を斜めにした一枚を「鉄道ダイヤ情報」の添削教室に応募し、
見事本誌に掲載された事がありました。
ちなみに、同コーナーには3回写真が取り上げられましたが、
その後、いわゆるフォトコンの類に応募して、
入選した試しは一度もありません。
コンテストに入選する事が目標ではありませんが、
30年も鉄道写真撮ってるのにこの体たらくじゃなぁ、
と情けなくもなってきます。

それで、いまだに中高生時代の写真を見返すと
「荒削りだけど、あの大胆さが懐かしい」と思う事もしばしばです。

930100_07_20200426140701
Canon EOS630QD
EF70-210mm F4.5-5.6 USM
Konica XG400
1993年1月頃

同じネガに、赤い帯の1000系の写真もありました。
当時、踏切事故防止のために視認性を高めようと、
何両かの車両に赤やオレンジの塗装がなされました。
(確か、山形新幹線で踏切事故があり、
「新幹線で踏切とはなにごと」みたいな風潮があった時代です。
その区間は200km/hで走り抜けるわけじゃないのに、
世の中の人は表層のイメージでしか物事を捉えないんだな、
と気づかされた一件でした。閑話休題)
Wikipediaの1000系の項目にも載っていない、
ややレアな一枚なのでは、と思います。

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2019年5月 6日 (月)

徳島駅俯瞰と、2600系「うずしお」

令和元年の初投稿は、久しぶりの徳島帰省の写真です。
世間は10連休と浮かれていた2019年のGW、
愛車セルボを走らせて徳島へと帰省しました。
(途中、奈良と掛川で停泊しました。)

今回宿泊したのは、徳島駅ビルの「クレメント徳島」。
このホテル、結婚式等で中に入る事はあったものの、
宿泊者として停留したのは実は初めて。
ホテル開業から実に26年目の出来事です。

1050886
最近、徳島駅(徳島運転所)を俯瞰できる絶景の宿、
として知られているらしいクレメント、
なるほど、確かにこの眺めは「お~~」と声を上げてしまいます。
非電化なので架線が無いのも、こういう眺めにはうってつけです。

1050888
幼少から存在を知っていると、特に物珍しさを感じない転車台。
SLはおろか、DE10が入線する事もない今となっては、
観光目的以外に用途がなさそうですが、その存在価値は貴重です。

1050891
2013年の帰省時、徳島駅から牟岐線方面の最初の跨線橋が工事で入れませんでしたが、
今回は上ることができました。この眺め、撮影できたのは何年ぶりやら。
奥に赤いキハ40が見えるのも嬉しい!

今回の帰省では、実家の引っ越しが近い事もあり、
私物の片付けにほぼ全ての時間を使った感じでしたが、
合間、荷物を新居に運ぶ道すがらに、
兄貴に案内されて、特急「うずしお」の新鋭、2600系の初撮影に行きました。

1050906_raw
Panasonic Lumix DMC-GX7
Lumix G Vario HD 14-140mm F4.0-5.8 ASPH. H-VSO14140 (14mm)
1/400秒 F6.3 (ISO125)
JR高徳線 勝瑞-吉成間

朝、妻子を高松に送り出す「うずしお」が3連だったので、
今から狙う「うずしお」も3連かも、と思って広めに構えたら、
2連でやってきた2600系。
そういえば、そもそも2600系は2連×2編成しか無かったのでした。

1050913_raw
Panasonic Lumix DMC-GX7
Lumix G Vario HD 14-140mm F4.0-5.8 ASPH. H-VSO14140 (108mm)
1/500秒 F7.1 (ISO125)
JR高徳線 吉成-佐古間

徳島駅に向かった2600系を、今度は鮎喰川橋梁でサイド狙い。
現地についた途端に「カンカン…」と踏切の音。
構図を考える間もなく、目の前を通り過ぎていきました。
ちなみに、手前にいたシラサギと絡めるつもりでしたが、
あまり存在感がなくて残念。

まもなく引っ越しする実家は、このポイントのすぐ近く。
次回以降の帰省でも、足繁く通う事になりそうです。

※この橋で、こんな写真を撮ったのは、もう20年も前の話し。
そして、今は「こんにゃく橋」は撤去されて存在しません。

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2014年9月27日 (土)

池谷、蓮根の葉に囲まれて

1000167_raw
Panasonic LUMIX DMC-G5
SMC PENTAX M ZOOM 35-70mm F2.8-3.5 (テレ端)
1/1000秒 F3.5 (ISO160)
JR高徳線 池谷-勝瑞間
2014年9月22日

1000160_raw
Panasonic LUMIX DMC-G5
Olympus BCL-1580 (15mm F8.0)
1/1600秒 F8.0 (ISO400)
JR高徳線 池谷-勝瑞間
2014年9月22日

唐突に「家族で帰省するか」という事になり、徳島に帰ってました。
気づけば、家族全員で帰るのは、実に3年振りの事のようでした。

急な事だったので、マイカー(スイフト)での帰省でした。
片道600Km、行きは途中、岡崎で停泊しましたが、
帰りは朝に徳島を出発し、東京は夜の着。
帰省と事故の渋滞もあって、12時間超の長旅で、家族はヘトヘト。
もうさすがに、最初で最後のマイカー帰省になるかもしれません。

カメラは、先日購入した、LUMIX G5でした。
「初めての松下(パナソニック)」、そして、「初めてのMFT(マイクロフォーサーズ)」。

仕事で映像を撮ってると、映像に強いカメラが欲しくなり、
NEXからの「乗り換え」も視野に導入してみました。

しかし、さすがにG5に「NEX-6の代わり」は少々荷が重そうです。
ここは一発踏ん張って、NEX-6とG5を束にして、更にもう少々追加して、
も一つ上位の「GX7」にせにゃいかんな、という感じですが、先立つものが・・・。

カバンからベルボンの折り畳み三脚「UT-43Q」を撮りだし、動画を撮っていたら、
兄からカメラをプレゼントされたうちのチビに「お父さん、ずるい!」と文句を言われました。
動画撮るなら三脚立てないと、見れたもんじゃありませんのでねー。

仕事ですっかり使い慣れた「EDIUS」の、最廉価版をPCに入れて簡易編集。
これからは、鉄道も動画で頑張って撮っていきたいと思います。

にしても、これぞまさしくとんぼ返りの帰省でした。さて、次はいつになりますやら。

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2013年1月30日 (水)

徳島駅ぐるりと一周(2)

数年振り?十数年振り?に徳島駅周辺を散策しながらの撮影。

駅前から西回りに、花畑踏切、運転所裏のハチロクまでは前回アップしました通り。

そこから、文化センター方面の跨線橋まで向かいます。

で、途中、ふと目に付いたこんな光景。
「へぇ、こんな構図で撮れるところがあったのね」と、
今更ながらの新発見。
この日は望遠を105mmまでしか持ってなかったですが、
もっと超望遠を使うと、おもしろい画になりそうな感じです。

130119_20

そして、このカットにも写っている跨線橋に昇ろうかな…、
と思ったら、なんと、工事中で立ち入り禁止!

130119_30

高架化工事に伴い早々に撤去されてしまうのか、
それとも、高架化まで時間が掛かりそうなので、
急場の補修工事なのか…。
一番「また行ってみたい」と思っていた場所に入れなくてガックリでした。
(3年半前帰省時の写真はこのエントリに。)
(生まれる前に親が撮ってた写真もあります。)

仕方ないので、もう1本先の、文化センター横の跨線橋に昇ってみました。

でも、「仕方なく」という気持ちも吹っ飛ぶようないい景色。
「そうか、ここは、こんな良い写真を撮れる場所だったんだ」、
という再発見をしました。

130119_23

東京に出てくると、こういう俯瞰の撮影が大変難しいですね。
理由は簡単で、架線が張られているからです。
また、非電化区間であっても、線路に沿って通信線などが張られている、
というケースもあり、こういうスッキリした画は、意外となかなか撮れません。

まして、徳島らしい立派なヤシの木も並んでいるわけで、
これはまさに「徳島の風景」だな、と再認識したのでした。

このカットを待っている間に、引き込み線には1000系青帯が入ってきました。

130119_22

更に足を伸ばして新町川方面に。
東警察署の隣にある公園の方から、
中洲市場へ抜ける小道を発見。
え、こんな所に道が…、と、またまたの新発見。

130119_26

ど逆行をもろともしない現代のレンズのおかげで、
こんなショットを撮る事が出来ました。

久しぶりの徳島駅周辺散策は、しかし、懐古と言うよりは、
新しい発見の方が多く、まだまだ知らない徳島もあるなぁ、と感じました。
今の眼で、もっと徳島の鉄道沿線を歩いてみたら、
さぞ違う視点で撮影する事が出来るだろうなぁ、と思います。
今後、そんな時間をたっぷり取ることは出来なさそうですが、
いつかまた、牟岐線や高徳線の沿線を歩き直してみたいと思います。

※機材は全て、
Leica M2
Nikon Nikkor-P.C 10.5cm F2.5 ※1枚目のみ
COSINA Voigtlander Nokton 35mm F1.2 Aspherical VM II
1/250~1/500秒 F4.0~5.6
Kodak ProFoto XL 100
JR徳島駅
2013年1月19日
※デュープ機材
Nikon D7000
Super-Multi-Coated Macro Takumar 50mm F4
(「muk camera service」製マウントアダプタ使用)

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2013年1月28日 (月)

徳島駅ぐるりと一周(1)

カメラを買ってもらった頃、と言いますと1990年頃ですが、
汽車を撮る、となると、まず向かう先は徳島駅の構内でした。

そこから徐々に、駅の外に出て跨線橋から俯瞰で撮ったり、
少し足を伸ばして佐古に行ったり、
更には高徳線は吉野川、徳島線は鮎喰川、牟岐線は勝浦川と、
周辺方向に足を向けるようになっていきました。
中高6年間で、市内のJR線沿線は、ほぼ「蹂躙」したんじゃないかな、
と思います。

そうなると自然、核となる徳島駅で撮影する、という事はなくなってきました。
もちろん、移動のついでで何か撮る事はあっても、
あえて撮影のために徳島駅に行く、という事はしなくなりました。

今回、「サンライズ瀬戸」で高松に着き、
当初は琴電でも撮ろうか、と志度で降りたものの、
いまいち調子に乗らなかったので(寝不足のせいもありますが)、
再び高徳線に乗り、鈍行で一眠りの後、昼頃に徳島駅に到着。

「久しぶりに駅をグルッと回るか」と思い立ち、
駅前→花畑踏切→徳島公園→文化センター→中洲市場、
と周辺を回ってみる事にしました。

「徳島運転所移転、高架工事」は既に決定事項、とも聞いてましたので、
こういうチャンスも、もう無いかもしれないし、というのもありました。

130119_04

こういう角度で、徳島駅の旧駅舎を撮った事があると記憶してるんですが、
そのネガが手元にありません。
折角なら並べて比べてみたいと思ったんですが、残念。

高速バスの便数は更に増え、市バスは「循環ルート」がいくつも出来て、
もはや、番号や行き先だけで目的地のバスが分かる、
というわけにはいかなくなってしまいました。一抹の淋しさを覚えます。

駅前から、「ポッポ街」を抜けて花畑踏切方面に出て、
跨線橋に昇ります。ここも、よく撮った場所の一つです。

130119_09

青帯の1000形も、今となっては「懐かしい汽車」の1つになってしまいました。

奥に、首都圏色のキハ47がおります。
四国色と国鉄色が並んでいる図は、それこそ、
カメラを手に撮影し始めるようになった頃によく見た光景で、既視感があります。

そういえば、四国色キハと、50系客車が並んでいる画を載せた事があります。
この光景にも通じるものがありますね。

130119_12

市立体育館や内町小学校の方から、
徳島公園へ向かう途中、運転所の方を覗いてみました。

左の方は、185系が2本とキハ47で、これも懐かしい光景。
右には、やっと見慣れてきた1500形…ですが、どうも違いますね。
どうやら、最近落成された1500形は外観がリニューアルしたようです。
今までは、やや野暮ったい印象を受けてましたが、
今回から精悍さを兼ね備えた姿に変わっている印象です。

旧県立図書館(って、もう何十年前の話しか)付近、
ハチロクが保存されている所までくると、
何匹かニャンコの姿を見かけました。

130119_17

ハチロクの近くにいた白い子は「ニャー」と言いながら近づいてきました。
パチリと撮って、撫でてあげたら、静電気がパチッとなって、
驚いて逃げてしまいました。脅かすつもりはなかったので許してね。

130119_18

こちらは、少々臆病な子。

文化センター、中洲市場方面は、また次回に。

※機材は全て、
Leica M2
COSINA Voigtlander Nokton 35mm F1.2 Aspherical VM II
1/250~1/500秒 F4.0~5.6
Kodak ProFoto XL 100
JR徳島駅
2013年1月19日
※デュープ機材
Nikon D7000
Super-Multi-Coated Macro Takumar 50mm F4
(「muk camera service」製マウントアダプタ使用)

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2013年1月26日 (土)

吉野川橋梁の夕焼け2013

Dsc5140
SONY NEX-5
SIGMA 19mm F2.8 EX DN
1/1000秒 F4.0 (ISO400)
JR高徳線 佐古-吉成間
2013年1月20日

高徳線吉野川橋梁の北岸は、
車をすぐに付けられる場所なので、
前回の帰省の時も、ここで写真を撮りました
あの時は、夕焼け後すっかり暗くなっていて、
相当無理のあるショットになっておりましたが。

今回も、約束の合間にちょっと時間があったので、
少し寄り道して立ち寄ってみました。

本当は、ここに来る途中、「11号バイパス」と吉野川橋梁の間あたりで、
夕陽が川面に反射するいい場面を見かけたんですが、
カメラとレンズはこの組み合わせしか持ってませんでしたし、
車を止められるような場所が見当たらず、結局橋のたもとまでやってきました。

これはこれでいい夕焼けを撮れたと思いますが、
また、あんな天気の時に徳島にいられれば、
あの場所から望遠で撮りたいもんだなぁ、と思ったのでした。

NEX-5の「スイングパノラマ」で、眉山と吉野川橋梁を撮ってみました。
いまいち「繋がり」の悪いNEXのパノラマですが、
縮小したらあまり気にならないでしょうか。
徳島住んでいた当時は、絶対に撮れなかったショットです。

住んでた頃は何とも思わなかった吉野川の橋、
帰省で戻る度に、「随分立派な鉄橋やなぁ」と改めて感心してしまいます。
昭和10年竣工、今年で78年だそうですよ。

Dsc5129
SONY NEX-5
SIGMA 19mm F2.8 EX DN
2013年1月20日
※「スイングパノラマ」で撮影

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2013年1月24日 (木)

東京~「サンライズ瀬戸」~岡山~琴電~徳島

Dsc4943
JR東京駅「サンライズ瀬戸」
2013年1月18日

Dsc4969
JR宇野線(瀬戸大橋線) 茶屋町付近
2013年1月19日

Dsc5050
高松琴平電気鉄道 志度駅
2013年1月19日

Dsc5061
JR徳島駅
2013年1月19日

※特記以外すべて、
SONY NEX-5
SIGMA 19mm F2.8 EX DN

報告が遅くなりましたが、徳島帰省より戻っております。

2013年1月18日夜の「サンライズ瀬戸」に乗り、
19~21日と徳島に滞在し、
22日は大阪へバスで移動し、以前一緒に写真展に出展した仲間と撮影、
その日の晩のうちに東京に戻りました。

主な写真は全てフィルムで撮ったので、
今回は行きすがら、NEXで撮影した画像から4枚。

そうそう、南東風様からコメント頂いていた「カメラのイセキ」ですが、
確かに、1月21日時点の確認で「閉まったまま」でした。
特に、張り紙らしいものも見当たりませんでした。

他にも、いろいろ、あの店が、この店が…、と思う所が多かったですし、
あちこちのサンクスが「一時閉店」「セブンイレブンとして再オープン」、
と告知していたのには驚きました。
再開発が告知されている西新町も、白黒フィルムで収めてきました。

久しぶりに徳島駅周辺を歩いて「こんなところでこんな写真が撮れるとは」
という新しい発見もありました。
また、ボチボチとアップしていこうと思います。

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