鉄道(小田急)

2020年5月27日 (水)

「氷の世界」と「秒速5センチメートル」

180522_11
Canon P (Poupulaire)
LZOS Jupiter-12 35mm F2.8
Fotokemika efke KB25
小田急 参宮橋-代々木八幡間
2018年5月22日

新海誠の初期の名作「秒速5センチメートル」の物語は、
小田急参宮橋駅近くの踏切で始まり、17年後の同じ踏切で終わる。

「秒速」の世界では、この踏切の元に立派な桜の木があって、
「花びらの落ちる速度は秒速5センチメートル」と、
まだ小学生だったアカリがタカキに教える。
17年後、タカキは同じ踏切でアカリ(と思われる女性)とすれ違い、振り返る。
だけど、通り過ぎた電車の向こうに、人影はない。

アニメを観て、そしてノベライズも読み通した後、
ひょっとして「秒速5センチメートル」という表題には、
「サクラ、チル」の意味にも掛けられていたんだろうか、と想像された。
だとしたら、物語の始まりから結末は暗示されていたのかもしれない。

ところで、踏切と通り過ぎる電車、そして恋人、というシチュエーションから、
自然と、井上陽水のアルバム「氷の世界」の事が思い出された。

1曲目「あかずの踏切」では恋人に会いたいのに踏切があかず、
じらされ、早く早くと前のめりな気持ちが溢れ出ているようなのに、
6曲目の「白い一日」(作詞は小椋桂)では対照的に、
遮断機があがって振り向いた君はもうオトナの顔をしている、
と悲しげで悲壮感を漂わせて歌う。
まるで、第1話(中1)のタカキと、第3話(オトナ)のタカキを見比べるかのようだ。

そして、3曲目の「帰れない二人」(忌野清志郎との合作)では、
街は眠りにつき、星も帰ろうとしているのに、
手と手のぬくもりで互いの気持ちを感じる二人が歌われている。
これも、雪で帰れなくなったタカキとアカリが、
雪明かりに浮かぶサクラの木の下で口づけを交わし、
互いのぬくもりで一晩を共にするシーンが不思議とオーバーラップする。

作られた時代もストーリー性も全く異なる「秒速」と「氷の世界」。
きっと、新海監督は「氷の世界」から微塵もインスピレーションを受けてないだろう、
と想像されるけど、おかしなもので、
「氷の世界」の歌詞カードを読みながら「秒速」の事を考えると、
いろいろな場面が脳内で勝手にシンクロし、思いがけず世界が広がっていくのが面白い。

アニメを観てノベライズを読んだら、
居ても立っても居られなくなり、カメラを持ってあの踏切に行ってみた。
とても新海誠の色彩感を再現する事は出来ないだろうからと思い、
白黒フィルムをカメラに詰めた。失われた色彩は脳内で蘇らせる事にして。

目の前の電車が通り過ぎた時、
遮断機の向こうにあの人が立っているんじゃなかろうか…、
そんなセンチメンタルな感情を抱くことを少なからず期待していたけれど、
いざ現場に立ってみるとそんな事を考える隙もなく、
ただ「ちゃんと頭がフレームに入るように」と、
レリーズを切る瞬間の指先にしか神経を集中する事が出来なかった。

得てして、写真を撮るとはそういう事だったりする。

※2年前、facebookに投稿していた記事を加筆修正し、転載しました。

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2018年7月11日 (水)

LSE、任務満了~撮了

P1010509
Panasonic LUMIX DMC-TZ60
1/30秒 F5.8 (ISO3200)
小田急 高座渋谷駅
2018年7月10日

定期運用最終日のLSE。
最後の運用は、らしからぬ?江ノ島線のホームライナー。
おかげで、会社帰りに撮る事が出来ました。

どこで撮るか、誰もが撮りそうな場所にはしたくないし…、
と色々考え、イチかバチかで高座渋谷駅横の踏切に。
コンデジの望遠に頼り切ろう、という作戦です。

藤沢に着いた最終ホームライナーは、
すぐに折り返してくる…、と知っていたので、
急いで現着して待ち構えるも、
待てど暮らせどLSEは現れず。
おかしい?と思ってtwitter実況を調べると、
この日に限って片瀬江ノ島まで延長運転し、
回送は定時ダイヤの合間にムリクリ押し込んだので、
お隣長後の駅で長時間の停車…、という予想外の展開。

おかげで、じっくり構図やタイミングを練習できたので、
結果的には良かったのですが。

想定より1時間半ほど遅れてやってきたLSE、
残念ながらハイビームの照射をもろに受けてしまいましたので、
この有様でした。
先日は雨に降られるし、なんとも「やれやれ」な結末となりましたが、
不思議と後悔はありません。

定期運用は終了しましたが、
まだ年度内に臨時で走る事もあるとか、ないとか…。

ひとまず、10年以上撮り続けたLSE、
沿線で見られなくなるなんて、今でも信じられない気持ちです。
過去の写真を掘り出して、「写真館」ページにいろいろ貼り付けていこうと思います。

なにはともあれ、撮了。

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2018年7月10日 (火)

涙雨 ~LSEラストラン(2)

松田山の南側、チェックメイトCC横からLSEを俯瞰した後は、
北側の斜面に移って、
箱根から戻ってくるLSEを後追いで狙う事にします。

当初は、先日の試写と同じ場所から、と思ってましたが、
この日、山について登っている時、車が停車している箇所を目撃し、
ひょっとして撮れる場所か?とマークしていた場所で一旦停車。
すると、先日撮影した場所と同じ角度で、
より標高が高いポイントとなっておりました。

標高が高いメリットとしては、

Img2750_raw
PENTAX K-50
Super-Multi-Coated Takumar 500mm F4.5
1/250秒 F8.0 (ISO400)
小田急 渋沢-新松田間
2018年7月7日

この位置で撮る時、編成が木に隠される面積が最低限で済む。
先日の場所だと、ほぼスッポリと木に隠れてしまったのです。
(とはいえ、上り列車は割と隠れちゃうんですけども…)

そんなわけで、レンズは大砲の500mmを装着し、
三脚に取り付け、小一時間待つばかり。

…と、さっきチェックメイトCC横から離れるとき、
その場所へ移動していったはずの車が、
すぐ後ろをビュンビュン飛ばして下山していきます。

「さては、雨が降り始めたか…」

当初心配していた通り、先ほどの俯瞰アングルは、
雨で撮影が無理になったようです。
後追い覚悟で下りLSEを撮っておいて良かった、と一安心。

で、こちら北側斜面も、パラパラと雨が降り始めました
(撮影箇所は大木の下なので、ほとんど濡れませんでしたが)

そうこうしているうちに同業者さんもやってきて、
後はLSEが戻ってくるのを待つばかり、
と思っているうちに、どんどん天候は悪くなる。

そして、

Img2772_raw
PENTAX K-50
Super-Multi-Coated Takumar 500mm F4.5
1/500秒 F8.0 (ISO800)
小田急 渋沢-新松田間
2018年7月7日

いよいよ雨脚が強くなってくる。
とはいえ、もはや場所を移す時間は無し。

そして、山あいにこだまする「タタン、タタン、タタン、」の、
連接車特有のジョイント音。

Img2774_raw
PENTAX K-50
Super-Multi-Coated Takumar 500mm F4.5
1/400秒 F8.0 (ISO800)
小田急 渋沢-新松田間
2018年7月7日

奇しくも、この時、一番雨脚が強まりました。
もはや、雨のカーテン越しに撮っているような印象。

普段なら、「ちくしょう、なんでこのタイミングで!」
と悔しくて仕方ないところでしたが、
この時ばかりは違いました。

「あぁ、これは涙雨なのかな…」

不思議と、心穏やかに、静かな気持ちでレリーズを切る事が出来ました。

Img2778_raw
PENTAX K-50
Super-Multi-Coated Takumar 500mm F4.5
1/500秒 F8.0 (ISO800)
小田急 渋沢-新松田間
2018年7月7日

LSE、今日は最終仕業日です。

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2018年7月 8日 (日)

涙雨 ~LSEラストラン(1)

Img2730
PENTAX K-50
SMC PENTAX 400mm F5.6
1/400秒 F8.0 (ISO400)
小田急 新松田-開成間
2018年7月7日

全国的に荒天で大変な時に、
なぜか関東だけはポツポツ降るだけで専ら曇り空、
だからって撮影に行く気分には…、
でも、こうして関東だけが持ちこたえているのは、
ひょっとしたら神様が「もうすぐLSE引退なんだから、撮りに行きなさい」
とでもいってるんじゃないか、とありがたく解釈させて頂き、
申し訳ないと思いつつ松田へ向かいました。

6月末、たまたま見つけたタクマー500mmの試写も兼ね、
小田急を見下ろす山の上からの俯瞰を…、と思ったら、
その時は雲がかかって眼下なにも見えず。

あと数日で引退のLSE、撮るなら間近から勇姿を、と思いつつも、
この土日はきっと阿鼻叫喚の沿線だろうし、
それに、あの雲が晴れた景色からはどんな小田急が撮れるだろう、
と思い始めると、いてもたってもいられなくなります。

そして、改めて「チェックメイトCC」すぐ横に来てみると、

Dsc_1131

見事な眺望!
足柄の山が見事に見渡せます。

この場所からは、先日買った500mmではなく、
久しぶりの出番でSMC PENTAX 400mm F5.6の登場
(K-50との組み合わせは多分初めて?)

実は、この時点でLSEを撮ろうと思うと「後追い」になる事は分かってましたが、
箱根から折り返してくる時に天候が持ちこたえている確証もなく、
あえてここに陣地を構えてみました。
(実際、折り返しのLSEを撮る頃には雨模様に…。
その辺りの詳細は次回の話し。)

なので、他に同業者の姿も無く。
ゆったりじっくりと撮影が出来ました。
(案の定、撮り終わってから、次々と「折り返し狙い」
の方達がやってきたのでした。)

ちなみに、なにげに下を覗いてみると、

Img2720_raw

御殿場線が走ってますし、

遠くに目をやると、

Img2722_raw

伊豆箱根鉄道大雄山線が…、見えますか?(笑)

後から撮った写真を整理していて気づいたのは、
実は、遥か左舷遠方に小田原城も見えた事。
いろいろな景色を楽しめるところで、
また是非再訪して、ノンビリ景色を楽しみながら撮影したいな、
と思ったのでした。

箱根方面に去りゆくLSEをしっかり写して、
次の場所へと移動しましたが、それはまた次回の話し。

Img2732
PENTAX K-50
SMC PENTAX 400mm F5.6
1/400秒 F8.0 (ISO400)
小田急 新松田-開成間
2018年7月7日

Img2741_raw
PENTAX K-50
SMC PENTAX 400mm F5.6
1/320秒 F8.0 (ISO200)
小田急 栢山-富永間
2018年7月7日

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2018年6月30日 (土)

闇を切り裂くLSE

Img2679_raw
PENTAX K-50
SMC PENTAX-FA 100-300mm F4.7-5.8 (300mm)
1/30秒 F5.6 (ISO3200)
小田急 和泉多摩川駅
2018年6月30日

「狙った被写体を、狙ったように撮る」

30年近くもそんな流儀で電車を(写真を)撮っていると、
狙ったタイミングでしかシャッターを押さなくなっている。
偶然、たまたま、思いも寄らない1枚、
そういうカットを撮ろう、撮りたい、撮れたらいいな、
そんな意識がまったく無くなっている。

そうは言っても、LSEの引退は近い。
レンズ越しにLSEを狙えるのは、
ひょっとすると、今日が最後のチャンスかもしれない。
そう思うと、目の前を通り過ぎようと近づいてくるLSEを、
無我夢中で「えいや!」と撮らないわけにはいかない。
もはや、信条も、宗派も、派閥も、へったくれもない。

当たるも八卦、当たらぬも八卦。
後悔先に立たず。
思い立ったが吉日。

ちょっと違うか。

どんなタイミングでレリーズを切ったか、自分でもよく分からないまま、
通過後のモーター音、ジョイント音がまだ背後で響いている時点で、
カメラの液晶を目を落とす。
ブレたシルエットにLSEの姿が浮かび上がっているのを見て、思わず

「おー、撮れてる。意外と。」

たまには、そんな偶然があっても良いか。

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2018年6月29日 (金)

LSE、夜の町田でVSEとすれ違い

P1010413
Panasonic LUMIX DMC-TZ60
小田急 町田駅
2018年6月29日

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2018年6月21日 (木)

Takumar 500mm F4.5で、松田俯瞰

数年前までは、ハードオフやフジヤカメラでジャンクのレンズを次々と買って、
バラして掃除しては試写をして「イヒヒヒ」と笑っている、
というおかしな趣味を堪能しておりましたが、
さすがに最近はそんな病気?もなりをひそめて、
今年に入ってからも、1本くらい買ったっけか?という程度。
ハードオフにはたまに行きますが、
カメラのジャンクは横目でチラッと見て、
そのままレコードのジャンクコーナーに足を踏み入れ、
ガサガサと108円レコードを漁っては、
面白いものを1枚2枚と購入して、
家に帰ってゴシゴシ掃除しながら「イヒヒヒ」と笑っている、
という何ともネクラでボンビーな遊びを楽しんでおります(笑)

先日も、108円のレコードを目当てにハードオフに足を踏み入れると、
レジの横に、何やら巨大な物体が鎮座しています。
いくらレンズ遊びはなりをひそめていても、
その物体の形状がタクマーの500mmである事くらい、
瞬時に判段がつく位の判断力は持ち合わせております。
(自慢にならんか)

3kgはあろうか、という巨体を持ち上げ、中を覗くと、
ところどころにカビはありますが、写りには影響なさそう。
筐体は多少の汚れがあれど、目立つ傷や打撲もなし。
純正のケース、キャップも全て揃っている。
これで2万円(税抜)。さて、これはありかなしか、
と脳が冷静に判断しようとした時点で、
すでに手はカバンから「魔法のカード」を取りだし、
店員さんに「すみません、これ下さい。」(笑)

と、あまりに唐突に病気が再発してしまいましたが、
かねてから「機会があれば」と思っていたレンズなので、
これも巡り合わせ、と喜び持ち帰った次第です。

にしても、

Dsc_1114

デカイ(笑)

なんせ重すぎて手持ちは不可能なので、
三脚とあわせて車に乗せて、
松田へと足を運びました。
ここから、小田急を俯瞰で撮ってみよう、という寸法です。

↓この辺り

残念ながら、今日はLSEは運用に入ってなかったので、
試写およびロケハン、と割り切っての撮影となりました。

本当は、ゴルフ場「チェックメイトCC」のすぐ南、
川音川の鉄橋などを俯瞰できるらしい、
という方へ車を走らせてみましたが、

Dsc_1112

小田急どころか、数m先も見えやしない(泣)

一方、同じ山の北側はふもとまでしっかり見渡せましたので、
今日のところはこちらサイドでの試写、と相成りました。

Img2652
PENTAX K-50
Super-Multi-Coated Takumar 500mm F4.5
1/640秒 F5.6 (ISO400)
小田急 渋沢-新松田間
2018年6月21日

Img2654
PENTAX K-50
Super-Multi-Coated Takumar 500mm F4.5
1/640秒 F5.6 (ISO400)
小田急 渋沢-新松田間
2018年6月21日

このレンズ、ネットで調べみるとあまり良い評判が目に入りませんが、
実際撮ってみた感じは、まぁ確かに、
同じタクマーの135mmや200mmに比べると、
解像感もシャープネスももう一つかな、と思わなくもないですが、
かといって不十分という程の写りでも無いように思われました。

何より、大艦巨砲主義者(笑)の欲望を満たすには充分過ぎるレンズです。

とはいえ、この場所から500mm(35mm判換算だと720~750mmくらい)
だとちょっと長すぎるかな、というのが正直なところ。
LSE引退前に再訪できそうなら、300mmか400mmを持ち込む必要がありそうです。
ちなみに、300mmはタクマー、400mmはSMC PENTAXが配備済み。
ホント、ペンタックス(旭光学)のレンズが大好きでして。

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2018年6月 8日 (金)

終焉~LSE、藤沢・向ヶ丘遊園

P1010361_bwr
小田急江ノ島線 藤沢駅

P1010375_bwr
小田急 登戸-向ヶ丘遊園駅

Panasonic LUMIX DMC-TZ60
2018年6月7日
※Photoshopにて加工

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2017年11月27日 (月)

松田で小田急、LSEと川と富士山と

久しぶりのOFF、外を見ると雲一つ無い快晴。

「今日は、綺麗な夕焼けが出るかも。」

起き抜けから夕焼けの事を考えるとは滑稽ですが、
東京の日の入りは既に16時半にまで早まってますから、
移動やロケハンを考えると、あながち性急でもありません。

それに、LSEのラストランの日も刻々と迫っております。
そんな事情もあり、先日は小田急で新松田駅へ。
(機材準備中に腰がグキッとなって、
ギックリの3歩くらい手前の状態ではありましたが…汗)

新松田駅を挟んで両サイドに川があります。
富士山が綺麗に見えてますから、まずは川音川へ向かいました。

まるで知ったような書き方ですが、今回初訪問です。
以前は、誰も知らないポイントを見つけて、
誰も撮った事のない写真を撮るんだ!、と意気込んでいましたが、
そんな熱意もどこへやら、時間と体力の都合もあるので、
サクッとググった場所で撮影しようという魂胆です。

いや、しかし「お立ち台」と言われるだけの場所です。
素晴らしいロケーションで富士山も目の前に迫ります。
数人の方が既に撮影されてましたが、
河川敷で場所も広く、撮りたい放題。

さてさて、スチルにあわせて動画も…、
と買いたてホヤホヤのGX7を準備し始めたら、
早速LSEが走って来た!アワアワしながら1枚。

Img2063
PENTAX K-50
SMC PENTAX-F 70-210mm F4-5.6 (170mm)
1/500秒 F5.6 (ISO100)
小田急 渋沢-新松田間
2017年11月25日

はぁ、ちゃんと撮れて良かった(滝汗)

GX7にFujinonを付けて動画を録りつつ、
すっかり「相棒」になったPentax K-50で数カットを撮影。
こちらは、間もなく70000形にエースの座を譲る?かもしれない、
VSEの後ろ姿。

Img2072
PENTAX K-50
SMC PENTAX-F 70-210mm F4-5.6 (155mm)
1/500秒 F5.6 (ISO100)
小田急 渋沢-新松田間
2017年11月25日

このままここで撮ってても、顔に光が来ない場所なので、
川音川沿いの道を歩いて、さっさと酒匂川へと移動を開始します。

途中、御殿場線の鉄橋をくぐるとガタンゴトンと電車の音。
とっさに撮った1枚。JR東海の電車を撮るのも久しぶり。
日頃、E233やE231しか見てないので、新鮮な事この上ありません(笑)

Img2081
PENTAX K-50
SMC PENTAX-DA 21mm F3.2 AL Limited
1/500秒 F5.6 (ISO200)
JR御殿場線 相模金子-松田間
2017年11月25日

酒匂川の鉄橋でも富士山と絡めつつ撮影。

Img2090_raw
PENTAX K-50
SMC PENTAX-F Zoom 28-80mm F3.5-4.5 (70mm)
1/500秒 F5.6 (ISO200)
小田急 新松田-開成間
2017年11月25日

後は夕焼けが出るのを待つばかり…、と思っていたら、
西から雲が湧いて出てきました。
あー、夕焼けどころか、どんどんと暗くなっていく…。

Img2132
PENTAX K-50
SMC PENTAX-DA 21mm F3.2 AL Limited
1/400秒 F5.0 (ISO800)
小田急 新松田-開成間
2017年11月25日

そんなこんなで、尻切れトンボでの終戦と相成りました。
残念!

さて今回、カムコーダーとして松下のGX7を持ち込みました。

Img2111

G5も綺麗な動画を録れるカメラでしたが、
残念ながら動画ではフルオートでしか撮影できず、
シャッター速、感度、色温度など完全にカメラ任せ。
露出のコントロール一つするのも大変でした。
で、いつの間にかGX7の価格も2万円ちょっとまで下がってましたので、
これを機会に乗り換える事にしました。

「EXテレコン」を入れっぱなしで、2/3型のFujinonを付けての撮影。
なかなかいい感じに撮れます。


Panasonic DMC-GX7
Fujinon A18x8.5BEVM-28

しかし、楽しい撮影でした。
心なしか、かつて、吉野川北岸で高徳線を撮ってた時、
河川敷や堤防から吉野川や眉山を眺めていた時の空を思い出しました。

LSE引退までには、今度こそ綺麗な夕焼けの下を走るLSEを撮りたいものです。
そして、川音川の方では、RB67に360mmを付けて…、と既に作戦を練っております。

Img2075
PENTAX K-50
SMC PENTAX-DA 21mm F3.2 AL Limited
1/1000秒 F8.0 (ISO100)
小田急 渋沢-新松田間
2017年11月25日

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2017年6月 5日 (月)

改めてRB67に惚れる

5月28日、6月4日と、2週続けて撮影に行きました。
ここ数年、撮影は数ヶ月間隔という事が多かったので、
こう立て続け、というのは随分久しぶりな気がします。

しかも、両日ともマミヤのRB67を持ち出しました。
最初の週は360mm「だけ」を持参して小田急と秋葉原を
(秋葉原の写真は、前回のエントリーのもの)、
また2週目はマクロ140mmをメインに、1カットだけ50mmを使用しました。
最初は堤政橋から南武線をサイド狙い、そこから西武多摩川線に移動して、
野川公園あたりをフラフラしながらの撮影でした。

こうも続けてRB67を使いたかった理由は、
GWに「SLばんえつ物語」号をMamiya-6で撮影して、
今更ながらに「やっぱ中判=ブローニーはいいなぁ」と思い返し、
それなら、我が家の最終兵器?であるRB67でガッツリ撮りたい、
という気持ちが強く芽生えてきたからでした。

最初の週は、買ってからまだあまり使ってなかった大砲、
360mmの実力を知るため、と称して「これ一本」で撮影に。
まずは、お気に入りの代々木八幡の踏切に行ったわけですが、

170528_03
Mamiya RB67 Professional S
Sekor 360mm F6.3
1/400秒 F6.3
Fujicolor Superia X-TRA 400
小田急 代々木八幡駅付近
2017年5月28日

いやぁ、さすがに360mm(換算170mmくらい)だと、
ウェストレベルファインダー=左右逆像なので構図を決めるのも一苦労。
決めた、と思っても、カメラをお腹の上で支えているので、
息を吸うだけで構図が盛大に動いてしまうわけです。
悪戦苦闘しながら数カット撮りましたが、まともなのはこれくらいなもので。

様子はだいたい分かりましたが、なかなか「電車撮るために振り回す」
には難易度の高いレンズだなぁ、と最後まで調子が出ない1日でした。
(でも、アキバの写真のように、中判の望遠じゃなきゃ撮れないカットも撮れたので、
撮りに行った価値はありましたが。)

続いて6月4日は、やはりあまり使ってなかった140mmマクロをメインに。

そういえば、南武線の多摩川橋梁、
サイドから中判で狙いたいな、と何年も前に思った事を思い出して、
久しぶりに堤政橋に足を伸ばしてみましたが、
やっぱここはいいロケーションですね。
205系がいるうちに来ておくべきだった・・・、と今更ながらに後悔。

丁度、釣りをしている太公望がちらほらと川の中に・・・、って、
仮にも大河多摩川なのに、そんな歩いて川の真ん中で釣りができるの?、
という率直な驚きを覚えつつ、の撮影でした。

170604_02
Mamiya RB67 Professional S
Sekor C Macro 140mm F4.5
1/400秒 F11
Fujicolor Superia X-TRA 400
南武線 府中本町-南多摩間
2017年6月4日

170604_03
Mamiya RB67 Professional S
Sekor C Macro 140mm F4.5
1/400秒 F11
Fujicolor Superia X-TRA 400
南武線 府中本町-南多摩間
2017年6月4日

現地に着いた直後は「しまった、140mmだと少し長いかな。90mmを持ってきておくべきだったか」
と思いましたが、構えてみると丁度いい具合。
すぐに広角や準広角を使いたい衝動に駆られる場所ですが、
中望遠で適度に被写体に寄りつつ景色を撮るという、
実は個人的にはちょっと苦手なシチュエーションを無事に克服できた・・・かな?、
という撮影になりました。

ブローニーの67判で撮影したフィルムを、
EPSONのF-3200でスキャンするわけですが、
解像度設定を2400dpiにすると、おおよそ5300×6400ピクセルくらいになり、
今風な言い方だと3400万画素くらいの解像度になります。
そんな高解像度でスキャンしても、Sekorがフィルムに結びつけた焦点に一切の狂いは無く、
目の前に広がる光景を120%フィルム上に描き出してくれます。

いろんなフィルムカメラ、デジタルカメラで写真を撮ってきましたが、
RB67(と、最高の品質で磨き上げられたSekorレンズ)で撮影した写真は、
どのワンカットにも隙が無く、狙った通りの、狙った以上の成果を焼き付けてくれます。

フィルムで撮る機会もすっかり減ってしまいましたが、
もう、これからはずっとRB67だけで撮り続けていけばいいのかな?
そう感じ、決心させてくれる撮影となりました。

次回は、西武多摩川線で撮った写真をアップしようと思います。

続きを読む "改めてRB67に惚れる"

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