鉄道

2023年11月29日 (水)

8111Fはいなかったけど、野田線でロケハン

ここ最近、あまりそそられる鉄道ネタがなかった関東圏ですが、
思いも寄らぬビッグニュースに激震が走りました。
東武博物館所有の動態保存車、8000系(8111F)が現役復帰し、
野田線の運用に入る、というではないですか!
例えるなら、中央線に101系が復帰するような大事件です。

早速撮りに行かねばと思い、
さいたま市立漫画会館へ「魔夜峰央原画展」を観に行くついでに(笑)
野田線へと足を運びました。
野田線は、一度だけ江戸川橋梁で撮影した事がありますが、
ほぼ未開の地です。

この日は生憎8111Fは運用に入っていなかったので、
むしろ気楽にロケハンの日と決め込んで、
適当に歩き回って撮影する事ができました。

野田線沿線は、ほぼ全て住宅街という路線で、
線路に沿った道もあまりないようで、
撮影に向いた開けた場所はあまりない印象です。
すると必然的に橋梁で狙おう、という事になります。

春日部駅の東隣、藤の牛島駅は古利根川と中川に挟まれていて、
都合が良さそうです。
到着後、まずは西を流れる古利根川橋梁を狙うため、
線路に平行する歩行者用の橋を渡って西岸に。

Dsf3335
Fujifilm X-S10
Canon EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS (18mm)
(Fringer FR-FX20 [EF-FX II]使用)
1/800秒 F5.6 (ISO200)
(フィルムシミュレーション「PROVIA」/グレインエフェクト「弱・小」)

もう、これで充分じゃないでしょうか(笑)
雲が印象的だったので最広角で撮りましたが、
車両だけ狙うならもう少し標準寄りで良さそうです。

先客の同業者さんは堤防の上から撮影されていましたが、
個人的には河川敷から広角であおって撮るのがベストと判段しました。

古利根川は早々に制覇?したので、
いったん駅に戻って駅前の広島お好み焼き屋で昼食(美味!)
その後、今度は東側を流れる中川橋梁の方に向かいます。

Dsf3364
Fujifilm X-S10
Canon EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS (18mm)
(Fringer FR-FX20 [EF-FX II]使用)
1/1000秒 F5.6 (ISO200)
(フィルムシミュレーション「PRO Neg. Hi」/グレインエフェクト「弱・小」)

橋梁に平行する橋を渡って東岸へ。
すると当然、午後なのでド逆光になるわけですが、
こういう印象的な光の回り方も好きです。
「逆光は勝利!」とは、鳥坂センパイから教わった極意です。

とはいえ、やはり順光で撮りたいので、来た道を戻り、
グルッと遠回りして橋梁西岸の方に。
こちらも、土手から少し河川敷の方に降りてあおりぎみに。

Dsf3398
Fujifilm X-S10
Canon EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS (18mm)
(Fringer FR-FX20 [EF-FX II]使用)
1/1250秒 F5.6 (ISO200)
(フィルムシミュレーション「PROVIA」/グレインエフェクト「弱・小」)

古利根川のカットと、よく似てますね(笑)
トラス橋の存在感のおかげで変化がありますが。

最近、EF-S18-135mmを付けたまま撮影する事が多いですが、
ここに来るときはSIGMA 12-24mmか何かを持参したいと思います。

グルグル歩き回ったおかげで、この近辺の事はよく分かりました。
次は、8111Fが動いている時に再訪します!

Dsf3373
Fujifilm X-S10
Canon EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS (135mm)
(Fringer FR-FX20 [EF-FX II]使用)
1/1000秒 F5.6 (ISO200)
(フィルムシミュレーション「PRO Neg. Hi」/グレインエフェクト「弱・小」)

Dsf3348
※アオサギを見ると、あのオジサンの事しか思い出せなくなりました(笑)

東武野田線 春日部-藤の牛島-南桜井駅
2023年11月25日

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2023年11月23日 (木)

32年振りの秦野カーブで、小田急VSE終撮

定期運用離脱後もイベント列車・団臨等で活躍の続いていた小田急50000形(VSE)が、
いよいよこの12月に完全引退、との告知がありました。

11月23,25,26日にさよなら運転が実施されるとの事で、
夕方に秦野で折り返すとの事でしたから、
その近辺で往復撮れる良い場所は…と地図を見ていたら、
「ん?この場所って…」というところがありました。
記憶が突然甦りました。32年前、初めて小田急を撮影した場所です。

910503_03

910503_20
(2枚とも)
Canon EOS630QD
EF35-70mm F3.5-4.5
Fujicolor Reala
小田急 秦野-東海大学前 間
1991年5月3日

まだ、NSEも5000系(2600系かも?)も現役だった時代。

VSEの撮り収めもここにしよう、と決めました。

現地に到着して「あれ?」と思ったのは、
まだ16時前だというのに、線路に影が落ちそうになっている事。
これは、VSEまでもってくれるかどうか、かなり微妙です。

ひとまず、既に影になっている路盤は思い切ってカットし、
印象的な雲を大きく入れる構図を考えました。
これなら何とかなりそうです。

Dsf3215
Fujifilm X-S10
Canon EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS (50mm)
(Fringer FR-FX20 [EF-FX II]使用)
1/1000秒 F5.6 (ISO400)
(フィルムシミュレーション「PROVIA」/グレインエフェクト「弱・小」)

しかし、雲はみるみると形を変え、どこかへ流れていってしまいます。
立ち位置を変えて再度構図を調整…

Dsf3249
Fujifilm X-S10
Canon EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS (24mm)
(Fringer FR-FX20 [EF-FX II]使用)
1/1000秒 F5.6 (ISO400)
(フィルムシミュレーション「Velvia」/グレインエフェクト「弱・小」)

しかし、無情にも雲は更に流れてしまうし、
山の影は更に路盤を暗く覆っていきます。
南無三!と思ったタイミングで下りVSEがやってきました。

Dsf3264
Fujifilm X-S10
Canon EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS (50mm)
(Fringer FR-FX20 [EF-FX II]使用)
1/800秒 F5.6 (ISO400)
(フィルムシミュレーション「Velvia」/グレインエフェクト「弱・小」)

振り向きざまに、上り普通列車とのすれ違いを撮ろうと思ったら、
連結しているようなタイミングで撮れてしまいました(笑)

Dsf3269
Fujifilm X-S10
Canon EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS (100mm)
(Fringer FR-FX20 [EF-FX II]使用)
1/800秒 F5.6 (ISO400)
(フィルムシミュレーション「PROVIA」/グレインエフェクト「弱・小」)

後20分で折り返し上りVSEがやってきますが、
もうすっかり陽が回らなくなり、
周りに何十人もいた撮り鉄さんはみるみる散開していきます。
影っててもいいから何か印象的な画が撮れないかな…、
と思って歩いていたらキャベツ畑がありました。
これを前景にして撮ってみたのがこんな感じ。

Dsf3315
Fujifilm X-S10
Canon EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS (35mm)
(Fringer FR-FX20 [EF-FX II]使用)
1/500秒 F4.0 (ISO800)
(フィルムシミュレーション「Velvia」/グレインエフェクト「弱・小」)

サイドギラリ、って程じゃないですが、
白いボディが明るく美しく輝き、
のどかな秦野の景色の中を走り去る所を撮り収める事が出来ました。

後で編集していて気付きましたが、
32年前は線路の向こうの建物(多分、秦野市中野健康センター)
がよく見えますが、今はすっかり木々に隠れてしまっています。
今の方が、撮影ポイントとして撮りやすい場所になっていたんだな、
と久しぶりの再訪で気付きました。
もうちょっと早く気付くべきだったなぁ。

20231123_161437
小田急 秦野-東海大学前 間
2023年11月23日

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2023年8月23日 (水)

COSMICAR TV 6.5mm F1.8は、Nikon 1 J5の良い相棒

毎度のごとくハードオフのカメラジャンク棚を覗いてましたら、
手のひらに乗るような小さなレンズが目に入りました。
銘板には「COSMICAR TV LENS 6.5mm F1.8」とあります。
当然Cマウントのねじ込み式で、
絞りリングはありますが、フォーカスのヘリコイドは無く、
パンフォーカス仕様のようです。
「使い道なさそうだなぁ」と思い、一度はリリースしましたが、
やはり気になり、お持ち帰りする事にしました。

Cosmicar_6_5mm

まずは、マウントアダプターを介して、
MFT(マイクロフォーサーズ)のLumix GX7に装着。
あえて4/3型のイメージサークルで撮影して様子を見ます。
当然、四隅は大きくケラレて円形に写りますが、
思ったよりは広いエリアをカバーしているよう。
という事は?と、今度はNikon 1 J5に装着。
こちらは1型のセンサーサイズですが、
四隅ケラレる事無く全域をカバーしています!

※後から色々調べてみると、
このレンズの正式な型番は「B618CX-2(C20612)」)のよう。
COSMICAR(ペンタックスの業務用・産業用レンズの過去のブランド)
でBから始まるレンズは1型イメージサークルを持つもののようで、納得。

パンフォーカスでピントの調整が出来ないレンズなので、
J5に取り付けるだけで無限遠が出るように紙を使ってスペーサーを用意し
(コピー用紙では厚すぎ、ペラペラのレシートでジャスト。微妙な差異!)、
外出のついでに北品川~品川を歩いて試写してみました。
この近辺、京急の線路付け替え工事が始まっており、
いずれは見られなくなる景色です。

※以下写真はすべて、
Nikon 1 J5
COSMICAR TV LENS 6.5mm F1.8
京急 品川-北品川駅近辺
2023年8月19日

北品川駅で降りて撮影を始めようとしたら、
品女の生徒さんがワラワラとホームに集まってきました。
隠し撮りしていると思われたくないので、
早々に離脱し(笑)、品川駅方面へ。
こちらは、北品川駅ホームからすぐ品川駅寄りの踏切にて。
(シャドーを、Photoshopで少々持ち上げ。)

Dsc0417

Nikon 1 J5は、1型ながら2000万画素のセンサーを持ち、
画素ピッチはかなり細かいレンズですが、
中心部はかなりビシッとしたピントが来て驚きます。
周辺部はさすがに甘いですが、
ブログ用に縮小する分には、あまり気にならないのではないでしょうか。

Dsc0426

東海道線を渡る橋の上から。
1型センサーのカメラの「35mm判換算の焦点距離」を算出するには、
取り付けたレンズの焦点距離を2.8倍すれば良い、とされています。
6.5mmという事は、6.5×2.8=18.2mm相当で、かなりの広角です。
ちなみに、Nikon 1の純正レンズでこれだけの広角を撮るためには、
広角ズームの6.7-13mmを使うしかありませんでした。
わずか0.2mmですが、それよりも広く撮る事ができるわけです。

Dsc0446_2

このトラス橋がいずれ無くなってしまうのは、とても淋しい事です。
ちなみに、この橋の部分は「高架」になるそうですが、
品川駅は、現在の「高架」から「地上」に降りるそうで、
どれだけの急勾配になるのか、想像がつきません。

このレンズ、ちゃんとテストはしていませんが、かなり歪曲収差があるようです。
いずれ、ちゃんとPhotoshopで補正できるように、
歪み具合を調べておく方が良さそうです。

Dsc0433

久しぶりに品川に来て気付いたんですが、
羽田空港へ降りる陸側からの空路は、
丁度この真上くらいになるわけですね。
超広角なので豆粒のように小さいですが、
青い空に飛行機の姿が見えます。

Dsc0414

パンフォーカスのレンズなので、
無限遠がきっちり出る用に調整しましたが、
もし近いものを撮りたければ、
Cマウントを少し緩めてやれば、
無理くり合わせられなくもありません。
ただ、ボケは決してキレイだとは言えませんが。

Nikon 1 J5を購入した時、
なるべく広角のCマウントのレンズはないかなぁ、
と調べた事がありますが、
わざわざ何万も出して買う程の事でもなさそうなので、
購入を見送ってきた、という経緯があります。
今回、たまたま見つけたCOSMICARのレンズ、
サイズ的にも丁度よく、
パンフォーカスなのでピント合わせも不要で
(フォーカス位置を拡大して合わせる、
という技を使えないNikon 1では大きなメリット!)、
純正よりも(ごくごくわずかですが)広角で撮れるという事で、
なかなか重宝しそうなレンズを見つける事が出来て満足です。

なにせ、1,100円(税込)(笑)

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2023年8月18日 (金)

キハ82「南紀」の連写写真と生録音声を足して動画に

紀勢本線の特急「南紀」からキハ85が引退、
という知らせを聞いて、
あぁ、キハ82を引退に追いやった新入りがもう引退なのか、
と遠くを見つめてしまいました。
そして、キハ82「南紀」引退直前、
紀勢本線まで撮影に行った時の事を思い出しました。
時に1991年の暮れも押し迫った12月31日の話しです。

「鉄道ダイヤ情報」の撮影地情報を頼りに訪れた紀伊長島、
いわゆる「荷坂峠越え」の名所である「小名倉川橋梁」で、
引退間近のキハ82を狙いました。

あの時の事でよく覚えているのは、
三脚を杖代わりに山登りをした事です。
当時、中学2年生、今と違ってエネルギーは満ちていたようです。
一駅歩いて熱中症になりそうなアラフィフとはえらい違いです。

今からネガを見返すと若気の至りなカットが並んでいますが、
気合いだけは充分で、EOS630のモードラを全開にして、
ひたすら連写しまくりました。
更に、この時は兄貴のポータブルDATも持ち込んでいて、
キハ82のDMH17ディーゼルエンジンが峠越えで唸るところを、
デジタル録音で収録していました。

あれから30年。
今なら、EOSで連写したたくさんのカットと、
DATで生録した音声を足して動画に出来るのでは、
と思いつき、作ってみたのが上記のYouTube動画です。
録音データの中にEOSの音が入っていた事も幸いで、
「シャキーン、シャキーン」という撮影音に、
そのカットの写真をあてはめてみたものです。
なお、解像度は4K品質(4:3なので2880*2160)なので、
なるべく高解像度でお楽しみにいただきたいと思います。

無駄に連写しまくった(写真としてはあまり価値のない)カットと、
たまたま録音していたDATの音声のおかげで、
当時の空気感が少しは蘇ってきたのでは、と思います。

911231_16

911231_33

※写真は全て、
Canon EOS630QD
Canon EF70-210mm F4
紀勢本線 紀伊長島-梅ヶ谷間
Fujicolor REALA
1991年12月31日
※デュープ機材
Fujifilm X-T10
Canon New FD 50mm F3.5 Macro
「Lomography DigitaLIZA+」でデュープ
「Negative Lab Pro」で処理

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2023年8月13日 (日)

Nikon Fで南武線浜川崎支線205系を撮る

BS松竹東急で放送されているドラマ「カメラ、はじめてもいいですか?」を観てましたら、
第6話でミトちゃん(田牧そらちゃん)がNikon Fを使う場面があって、
久しぶりにFを持ち出したくなりました(安直)
4,5年振りくらいのつもりでしたが、
前回は2014年、実に9年振りでした。
月日の流れがどんどん早くなっていきます。

20230812_nikon_f

まずは尻手から浜川崎まで移動し、駅ナカでの撮影からスタート。

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折り返し尻手方面に発車してからは、
沿線を歩きながら撮影を…と歩き始めましたが、
隣の小田栄駅近辺に到着する頃には、
早々に熱中症寸前で、近隣のコーナンに緊急避難(滝汗)

コーヒーフロートで強制冷却し、
気を取り直して川崎新町駅まで到着して1枚。

230812_25

尻手駅まで戻ってホームをウロウロしていたら、
どこからともなく「ご~~~」という低い音が近づいてきます。
姿は見えずとも貨物である事は察しがついたので、
落ち着いて追い越すところを1枚。

230812_28

そして、浜川崎駅方面に発車するタイミングで、
川崎駅を出た本線の快速列車とすれ違い。
これ以上ないベストなタイミングでのツーショット。

230812_34

E127系のデビューが近づき、関東の205系は風前の灯火?
実は1編成残るのでは、という噂もありますが…。

230812_27

※写真はすべて、
Nikon F
Nikkor-S.C Auto 50mm F1.4
Kodak Pro Image 100
2023年8月12日
※デュープ機材
Fujifilm X-T10
Canon New FD 50mm F3.5 Macro
「Lomography DigitaLIZA+」でデュープ
「Negative Lab Pro」で処理

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2023年6月15日 (木)

伯備線で国鉄色381系「やくも」撮り/(5)動画篇・平成レトロなHi8とX-S10のHD動画の合わせ技で


(動画)
SONY CCD-TR3000 (Tape : TDK Hi8 ME)
Fujifilm X-S10 + EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS
(写真)
Fujifilm X-S10 + EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS

伯備線撮影紀行、最後の締めは動画篇です。

「国鉄色の電車を撮るなら、昔ながらのビデオテープで」
と思い、先日購入した「平成レトロ」なHi8のビデオカメラ、
SONY CCD-TR3000を持参しました。
前半の動画はこちらで撮影したものです。

後半の高梁川河川敷では、
崖を降りるのにたくさん機材を持っていくのは怖いかな、
と思ってX-S10だけしか持ち合わせてなかったので、
213系や115系などは、そのX-S10の手持ちでHD動画撮影。

合間合間にX-S10で撮影した写真も織り交ぜて、
時代感覚まったく無視(笑)な映像に仕上がりました。
是非ご覧になってみてください。

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2023年6月14日 (水)

伯備線で国鉄色381系「やくも」撮り/(4)余録・帰り道に水島臨海鉄道のキハ37+キハ38

伯備線で国鉄色381系を撮影した帰路は、
倉敷に立ち寄り、水島臨海鉄道を撮影してきました。
丁度、ゴールデンウィークに国鉄型の特別運行が行われる、
とネットニュースで見ていたので、
それを撮れればなぁ、という事で。
ちなみに、水島臨海鉄道に足を運ぶのは2008年以来、
実に15年振りの事となります。

その時と同じ球場前駅付近に車を停めて軽くロケハン。
以前よりも少し海の方に足を運んでみましたら、
ちょっとした公園があって、あおって撮る事ができました。
青空に、朱色や八高線色が、いい具合に映えます。

Dsf5108
Fujifilm X-S10
Canon EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS (18mm)
(Fringer FR-FX20 [EF-FX II]使用)
1/800秒 F6.3 (ISO200)
水島臨海鉄道 球場前-西富井 間
2023年5月4日
(フィルムシミュレーション「PROVIA」/グレインエフェクト「弱・小」)

Dsf5115
Fujifilm X-S10
Canon EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS (18mm)
(Fringer FR-FX20 [EF-FX II]使用)
1/800秒 F6.3 (ISO200)
水島臨海鉄道 球場前-西富井 間
2023年5月4日
(フィルムシミュレーション「Velvia」/グレインエフェクト「弱・小」)

Dsf5138
Fujifilm X-S10
Canon EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS (18mm)
(Fringer FR-FX20 [EF-FX II]使用)
1/800秒 F6.3 (ISO200)
水島臨海鉄道 球場前-西富井 間
2023年5月4日
(フィルムシミュレーション「Provia」/グレインエフェクト「弱・小」)

ちなみに、朱色のキハ37 103、国鉄・JR時代の車番はキハ37 2ですが、
2012年に久留里線を撮影したデータの中にバッチリ写っておりました!
11年振りのご無沙汰でございました。

Dsc7801
Nikon D7000
Nikkor-S.C Auto 55mm F1.2
1/3200秒 F2.0 (ISO100)
久留里線 横田駅
2012年8月4日

ここで撮影をしている時に、
近所にお住まいと思われるご老人から声をかけられました。
その昔、この公園の辺りに駅があった事
(恐らく、移転前の球場前駅の事かと)、
臨海鉄道に乗って三菱自動車の工場まで通勤していた事、
でもその頃はまだ「自工前」の駅は無かった事、
その当時はまだSLも走っていた事、
キハ300形という車両が好きで、
引退後に保存されているところまで見に行った事
(岡山市内で保存されているらしいです)、
映画「麦笛」のロケ地になった事、などを教えていただきました。
思いがけず、貴重なお話しをたくさん伺う事が出来ました。

最近、いすみ鉄道はキハ52だけになってしまい、
国鉄型を撮影するにはちょっと寂しくなってしまいましたが、
水島臨海鉄道はキハ205を整備保存するクラウドファンディングを実施するなど、
いろいろと頑張ってくれているので、
またキハ30など撮影に来られれば、と思っております。

Dsf5145
Fujifilm X-S10
Canon EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS (18mm)
(Fringer FR-FX20 [EF-FX II]使用)
1/800秒 F6.3 (ISO200)
水島臨海鉄道 球場前-西富井 間
2023年5月4日
(フィルムシミュレーション「Velvia」/グレインエフェクト「弱・小」)

Dsf5152

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2023年6月 1日 (木)

伯備線で国鉄色381系「やくも」撮り/(3)方谷駅近くの川原から国鉄特急色381系撮り

仕事が忙しくてまた間が空いてしまいました。
GWの「国鉄色やくも」撮影行、今回は「本編」の最終回です。

木野山駅近くの俯瞰で撮影した後、
兄に連れられてやってきたのは方谷駅付近。
ここの河川敷から撮ろう、という事です。
しかし、河川敷に降りられるようなところはなさそうな?、
と思ったら、崖崩れの跡から降りられるところがある、と。
なかなかのスリルです。

高梁川は、大きさこそそれほど大きくはなさそうですが、
流量が多いのか、なかなかの勢いで流れていきます。
実は結構暴れ川なんだろうな…、と思っていたら、
この撮影の数日後、大雨で橋が壊れるような被害が出たようです。
あと数日荒天が早ければ、こんな撮影どころではありませんでした。

とまれ、河川敷の端っこギリギリに居を構えて、
途中、115系や213系は動画を撮影しつつ(それはまた改めて)、
いよいよ国鉄色381系の、本日ラストショット!

Dsf5068
Fujifilm X-S10
Canon EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS (35mm)
(Fringer FR-FX20 [EF-FX II]使用)
1/640秒 F5.6 (ISO200)
伯備線 方谷-備中川面 間
2023年5月4日
(フィルムシミュレーション「PROVIA」/グレインエフェクト「弱・小」)

「山、川、国鉄色」。
他に何か必要でしょうか?いや、無い。反語。
(懐かしい「デーモン小暮のオールナイトニッポン」の鉄板ネタw)

せっかくなので、振り向きざま、
木々の間を抜けていく381系のサイドショットを。

Dsf5073
Fujifilm X-S10
Canon EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS (135mm)
(Fringer FR-FX20 [EF-FX II]使用)
1/640秒 F5.6 (ISO200)
伯備線 方谷-備中川面 間
2023年5月4日
(フィルムシミュレーション「PRO Neg. Hi」/グレインエフェクト「弱・小」)

本当は、ヘッドマークが見えるタイミングで
(つまり、先頭ではなく最後部を狙いたかった)、
と思ってましたがタイミング合わず。
でも、「JNR」が映えて見えるのでこれはこれでよいかな?と。
もっと言えば、左下に藤の花が写っていますが、
あまり勢いがなくて気付きづらいという話しも。
ちょっと狙いすぎなカットでした。

早朝起床で伯備線までやってきての381系国鉄色撮り、
これにて終結。
帰路は倉敷方面に立ち寄り、水島臨海鉄道を少々撮影していきました。
それはまた次回のエピローグ篇にて。

Dsf5092
Fujifilm X-S10
Canon EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS (18mm)
(Fringer FR-FX20 [EF-FX II]使用)
1/800秒 F5.6 (ISO200)
伯備線 方谷-備中川面 間
2023年5月4日
(フィルムシミュレーション「PRO Neg. Hi」/グレインエフェクト「弱・小」)

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2023年5月13日 (土)

伯備線で国鉄色381系「やくも」撮り/(2)木野山の俯瞰で待望の国鉄色撮り

第四高梁川橋梁で幸先良く撮影をスタートした後は、
兄に連れられて木野山駅近くの山の上へ。

事前にロケハンを重ねてくれた兄からリクエストを求められまして、
「人がいなくて心静かに撮影できる場所」と回答(笑)
GWの伯備線、381系を撮るためにワンサカと人が集まる事は簡単に予想できました。
せっかく風光明媚な山あいでの撮影、
川のせせらぎや鳥の歌声を聞きつつ、
ノンビリと時の流れを過ごしたいなぁ、という希望なわけですが、
なかなかな無理難題なのは想像に難くありません。

で、こんな場所があったけどどう?という事で見つけてくれたのが、
この場所でした。
木野山駅からでもその気になれば歩いて行けそうなところです。
ウグイスの「ホーホケキョ!」の声を聴いて癒されつつ、
たまに近所の飼い犬に「ガウガウ!」と吠えられつつ(汗)、
夏のような日差しに肌を焼きつつ、撮影を進めました。

Dsf4998
Fujifilm X-S10
Canon EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS (85mm)
(Fringer FR-FX20 [EF-FX II]使用)
1/640秒 F6.3 (ISO200)
伯備線 木野山-備中高梁間
2023年5月4日
(フィルムシミュレーション「Velvia」/グレインエフェクト「弱・小」)

真っ黄色の115系、意外とと山あいの景色によく馴染んでいるように思います。
というか、結局「ペンキ塗りたくり」な電車が好きなんだなぁ、と。

Dsf5006
Fujifilm X-S10
Canon EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS (85mm)
(Fringer FR-FX20 [EF-FX II]使用)
1/640秒 F6.3 (ISO200)
伯備線 木野山-備中高梁間
2023年5月4日
(フィルムシミュレーション「PRO Neg.Hi」/グレインエフェクト「弱・小」)

斜面に立っている古い家の屋根を織り交ぜて撮りつつ。

さて、いよいよやってきます国鉄色381系!
後から好きなようにトリミングするつもりで、
広角で撮りましたが、
広々した自然をたっぷり満喫できるよう、
撮ったままで公開する事にしました。

Dsf5020
Fujifilm X-S10
Canon EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS (24mm)
(Fringer FR-FX20 [EF-FX II]使用)
1/500秒 F7.1 (ISO200)
伯備線 木野山-備中高梁間
2023年5月4日
(フィルムシミュレーション「Velvia」/グレインエフェクト「弱・小」)

国鉄特急色も、自然の景色によく映えます。
目立っているけど邪魔にならず、
絶妙なカラーリングをしてたんだなぁ、と感じます。

国鉄特急色の電車を撮るのはいつ以来でしょう?
JR東日本最後の189系を撮りに行った時だったかな。
今やあの485系も引退してしまい、
颯爽と本線を翔る国鉄特急電車を撮影できるのも、
伯備線が最後となってしまいました。
早起きして撮影に来て良かったです。

次のポイントへ移動し、折り返してくる国鉄色を狙います。

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2023年5月10日 (水)

伯備線で国鉄色381系「やくも」撮り/(1)第四高梁川橋梁で「サンライズ」と「スーパーやくも」

ゴールデンウィークは約1年半振りに実家に帰省。
その合間に…というか、ほぼこちらがメインのようになりましたが、
兄の車で岡山に遠征し、伯備線と水島臨海鉄道を撮影に行って参りました。

撮影に行ったのは5月4日、やや雲がありつつも良い天候に恵まれた1日でした。
ところが、その3日後には災害級の大雨が降り、
高梁川が大暴れして橋が壊れるなど大きな被害が出たようです。
平時でも流れの急な川だなぁ、と思いましたので、
かなりの濁流になったんだろうと推察いたします。
数日ずれていたら、撮影どころじゃなくなるところでした。

国鉄色の381系を撮るなら午前中だから、
という事で4時半起き(!)で徳島を発ち、
高速を飛ばしてはるばる高梁市にやってきました。
最初に連れてこられたのは「第四高梁川橋梁」。
そして、もう間もなく「サンライズ出雲」がやってくるはず、との事。

車を降りると「カンカン…」と遠くから踏切の音。
サッとX-S10をカバンから取り出し、
撮れそうな場所まで走り、露出とピントをあわせ
(こんなカメラを使っているのにフルマニュアル。笑)、
ざっくりと構図を決めた頃に真横を285系が通過!

Dsf4943
Fujifilm X-S10
Canon EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS (18mm)
(Fringer FR-FX20 [EF-FX II]使用)
1/500秒 F6.3 (ISO400)
伯備線 備中川面-方谷間
2023年5月4日
(フィルムシミュレーション「PROVIA」/グレインエフェクト「弱・小」)

慌てず騒がず落ち着いて、で何とか形になるショットを収め、
幸先の良いスタートを切れました。

次の狙いは「スーパーやくも」色の381系。
平成レトロなHi8のカメラを三脚にセッティングし
(その動画はまたいずれ公開)、
写真も同じ場所から撮るつもりでしたが、
真下からあおるような構図で撮ると面白いかな、
と思って橋の袂に移動。
ワイド端で狙ったのがこの1枚。

Dsf4956
Fujifilm X-S10
Canon EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS (18mm) ※トリミング
(Fringer FR-FX20 [EF-FX II]使用)
1/640秒 F6.3 (ISO400)
伯備線 備中川面-方谷間
2023年5月4日
(フィルムシミュレーション「Velvia」/グレインエフェクト「弱・小」)

本当は、このショットと「この次のショット」の間くらいに顔があるくらいが、
丁度良いタイミングだったかな。惜しい!
「フィルムブラケット」で撮影している都合、
モードラでの撮影ができない…というか、
最近はすっかりモードラを使わず単写で撮るのが習慣づいています。

素直に、最初に撮る予定だった場所(↓)から撮った方が良かったかな。

Dsf4947
Fujifilm X-S10
Canon EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS (24mm)
(Fringer FR-FX20 [EF-FX II]使用)
1/640秒 F6.3 (ISO400)
伯備線 備中川面-方谷間
2023年5月4日
(フィルムシミュレーション「Velvia」/グレインエフェクト「弱・小」)

とはいえ、随分久しぶりに381系を撮影し、
東日本では絶滅危惧種?な115系も撮影でき、
気持ちはアゲアゲで、次のポイントへ移動。
今度は「国鉄色」本番!

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